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◆世間一般では、1月4日が仕事始めだったようですが、我が社は昨日が年明け初日の稼働日でした。12月27日~1月5日までの長期休暇だったのですけども、「あッ!」っちゅう間に過ぎてしまいました。お休み最終日となった5日の朝、上司から携帯に連絡があり、完全に休みボケしてたアタシは、「うわっ!出勤日間違えた???」なんて本気でビビっちまいまして、慌ててコールバックしながらカレンダーを確認。やっぱりその日は5日で始動日ではない。ハテー、何の用かしらん。。。と思っていたら、上司が出て深刻そうな声でノタマッタ。「鯱(とら)ちゃん、予定通りカタールからの入金無いよ。」カタールからの入金と言うのは、年末に入るハズのダヴィ資金のこと。「予定通り」の言葉を聞いて、「あ、入金されたんだ~、よかったよかった」と思っていたのだけど、最後の「無いよ」でびっくり。言葉の使い方違うでしょっ。「予定通り、、、無かったんですね、、、」っと復唱したところ、上司はひとしきり大笑いして電話を切った。なんだぁ?ただそんな言葉遊びのためだけに電話してきたんかぃっ!出勤日を間違えたなどとプチビビった自分が勿体無い。あ~ぁ。
◆明けて6日、ようよう仕事始めの日。お偉いさんの年始の挨拶を終えて早々に、休みボケも吹っ飛ぶくらいの多忙さは、一体ナンなのよ(涙)。鳴りっぱなしの電話、途切れることのない来客。どれもこれも、年末に挨拶をかわした取引先さんとの、今度は年始の挨拶の応酬。ったく、こっちはそれどころじゃない!カタールの入金(約1億5千万)が無いノンだから早速資金難に陥ってしまって、慌てて資金不足となりそうな金額を算出して銀行へ連絡。「す、すみません、、、ゆ、融資をお願いします、、、。」少々殊勝な雰囲気を醸し出して担当者に告げたところ、「え゛~え゛~え゛~っ!!ほ、本当ですかッ!!ありがとうございますぅっ!!」って、こっちが笑いそうになるくらい、素っ頓狂な声が返ってきました。その後は使途目的について、定番の質疑応答があったのですが、これがまたこの業界ではベタな質問、、、っと言うか探りなのか(笑)。「誰を獲るんですか?結構な金額なんですか?使用目的は移籍金支払いってことでいいんですかっ!?」電話口から唾が飛んできそうな勢い。どうどう、ほーら、どうどうどう。この手の質問はテキトーにかわし、融資を取り付ける。ふー、何処までが銀行としての必要情報で、何処からが個人的な興味なのかわからない。のらーりくらーりと受け答えをして電話を切る段になって、「天皇杯、残念でしたねぇ~。」なんて言われてぐっさり刺された気分。軽く「おのれ、アラブ人めっ!!」と根幹に敵意を抱いた後、10分くらいまた呆けた(涙)。
◆12月25日付の鯱の親分会社絡みの支払を2件失敗してしまい、2件とも1日遅れたことで、その支払い先の1件について、関連会社の担当者(A)からたっぷり1時間の事情聴取を受けた。まったく馬鹿馬鹿しい。わずか数万円の支払いが25日以前でも以後でも許され無いんだってさ。そんなこと、この会社に入ってまる6年経ったけど全く知らなかったYO!相手は、わずか数万円の遅れで資金繰りに支障をきたすような相手ではないというのに、関連会社間のことだというのに。。。原因と今後の対策について、業務請負会社の担当者からたっぷり1時間である。日常の業務フローを素人に時間をかけて説明し、「要するに、請求書がアタシんとこで埋もれていたんだよ」的な人為的業務ではありがちなミスを認めたら「これでようやく全容が明らかになりましたね」なんて言われて、アッタマにきた。「ここからは、今後の対策について、、、」なんて切り出され、ムカッ腹立てながら「では、決してミスが有り得ることのないモデルケースの会社があるのですか?是非教えてください。」と問うたところ「残念ながらありません。」との答え。業務請負会社だったら、そのためのマニュアルくらい作れつーの。大体、なんで支払い側が叱責を受けなくっちゃいけないんだ?そこには大企業も零細企業も、本来なら関係無いハズ。田舎の商店街のような繋がりは、この田舎の大企業には通じ無いんだなぁ、、、と忌々しく思っていたら、今度は支払いが遅れたもう一つの案件で関連会社の担当者(B)から電話を受け「原因と対策を~」っとキタもんだ。Aと同じ会社の人物である。。。つまらん。もー、面倒くさくなっちゃって「別案件で御社のAさんに事情は説明しましたので、Aさんに聞いてください。」と突き放すように言うと、「はーい、わかりましたぁ~」と、妙に軽い答え。脱力して顔を上げると、事業部の連中が、「あ~、これ、間違えちゃったよ、ははは」なんて外部に提出した資料やリリース記事について誰からも責められること無く、罪悪感無く笑ってる。。。更に脱力。また呆けそうになった時に、飲み仲間から「新年会やるよ~、みんな集まれ~」なんて一報(メール)が入り、アタシは背筋がピンっと伸びる(笑)。救われる思いで涙が出るほど笑っちゃう。よーし、明日はとこっとん飲むぞ~!
Queen - Soul Brother
飲み会と休出で、放ったらかしにしていたら、コメントがこんなにっ!
遅くなってすみません。
いただいたコメントを読ませていただきながら、2回にわたって挙げたエントリーが、言葉足らずで誤解を与えてしまったかもしれませんのでこの場を借りて補足します。
問題になっている市長の発言ですが、
医者を大量生産してしまえば問題は解決する。全ての医者に最高度の技術を求める必要はない。できてもいない。例えば昔、出産は産婆の仕事。高度医療のおかげで以前は自然に淘汰された機能障害を持ったのを生き残らせている。結果 擁護施設に行く子供が増えてしまった。
「生まれる事は喜びで、死は忌むべき事」というのは間違いだ。個人的な欲でデタラメをするのはもっての外だが、センチメンタリズムで社会を作る責任を果たすことはできない。
社会は志を掲げ、意志を持って悲しみを引き受けなければならない。未来を作るために。
これを読んだ時は、「高度医療」「自然淘汰」の言葉に、自分のようなケースのみが想起され、
つまり、自発呼吸も意思疎通も出来ない、社会から隔絶されてしまう子供と捉えました。
ですから、比較的軽度の障害者の方々がネットで大騒ぎするのには違和感があったし、マスコミが障害者団体へ押しかけて声を拾う態度には怒りを覚えました。
米屋の息子様がおっしゃった
>障害者施設の関係者は「障害者」という旗を立てています。
>今回の場合、マスコミが話を聞きに行くのは当然でしょう。
この言葉で納得しました。
私は、生命維持装置に繋がれている重度障害児のことを考えていたので、本当に当事者の意見を求めたいなら、「病院か自宅へ行け!」と思いました。
勿論、それはそれで失礼な話ですが。
こういう施設関係者にコメントを求めるのは、さも市長が、障害者全体を差別しているかのような、マスコミによる「印象操作」だと思ったのです。
「×擁護施設」「○養護施設」でしたね。
市長の文章をそのままコピー&ペーストしましたので、そのままにしました。
その後の誤字、施設と団体名の間違いについてもお詫びいたします。
私の出発点がこんなところでしたので、donjara様の下肢障害の女の子の話も、おらだぁ様の自閉症の伯父様の話も、今回の市長の発言とは結びつきませんでした。
けれど、これほど騒ぎになったということは、全ての障害者の方々への差別と感じた人が多かったのでしょう。
なるほど、想像力を膨らませることは大切ですね。
話題の竹原市長。。。
私はやっぱり、今読んでも、この言葉が間違っているとは思わない。
高度医療は、「生きたい」という根源的な欲求がある人類が滅びない限り到達点に達することは無いでしょう。
けれど、発展し続ける医療は何をもたらすんでしょう。
難病撲滅、障害撲滅、生命維持、、、まさか不老不死???
そこにパラダイスが広がっているとは思えない。
しかし、この市長がとんでもないレイシストで、何もかも間違った形でこの言葉の意味するところを行使していったらとんでもないことになることはわかる。
ネットでも紙面でもお騒がせのようなので、目にする機会が増えましたが、あまり評判はよろしくないようで。
でも、阿久根市の市長のことを他市民が言うと、「名古屋はどうなのよ?え?」なんて、冷たい空っ風が吹きそうなので言いたくありません。
けっして擁護ではありませんので、念のため(笑)。
Sting - Gabriel's Message
◆12月10日、オスロにてオバマ米大統領のノーベル平和賞受賞スピーチが行われました。翌日に、全文を読んで猛烈な怒りがこみ上げてくる。まったくこの気分の悪さは今尚続いてる。「平和維持のための戦争」「正しい戦争」、こんなにも非現実的で虚無的で、いかにもアメリカが使いたがる造語を、恥じらいもなく堂々と使い、戦争を正当化し、自分たちが犯した過去の戦争の言い訳をし、ダラダラと長いだけのスピーチには、なんの意味も無い。イライラさせられただけだった。最も怒りを感じたのが次の文章。
And yet, a decade into a new century, this old architecture is buckling under the weight of new threats. The world may no longer shudder at the prospect of war between two nuclear superpowers, but proliferation may increase the risk of catastrophe. Terrorism has long been a tactic, but modern technology allows a few small men with outsized rage to murder innocents on a horrific scale.
Moreover, wars between nations have increasingly given way to wars within nations. The resurgence of ethnic or sectarian conflicts; the growth of secessionist movements, insurgencies, and failed states -- all these things have increasingly trapped civilians in unending chaos. In today's wars, many more civilians are killed than soldiers; the seeds of future conflict are sown, economies are wrecked, civil societies torn asunder, refugees amassed, children scarred.
【訳】
21世紀に入り10年、古い構造は、新しい脅威により崩れつつある。世界はもはや二大核超大国間の戦争の脅威におびえることはないだろうが、核拡散は破滅への危険を増しているだろう。テロは古くから存在する戦術だが、現代のテクノロジーによって、激しい憎悪を抱く少数の人間が罪のない人々を大量に殺すことが可能になった。
さらに、国家間の戦争は、次第に国内での戦争に取って代わられつつある。民族間や宗派間の衝突の激化、分離運動の増加、反政府勢力、破綻(はたん)国家は市民を終わりの見えない混沌(こんとん)に陥れている。現代の戦争では、兵士よりも市民により多くの犠牲が出ている。将来の衝突の種がつくられ、経済は破壊され、市民生活はずたずたにされ、難民は増え、子供に傷あとを残す。
メリケンさんが言うところのテロとは何ぞや?
資源の豊富な国を、アメリカの傀儡政権によって収奪のシステムを樹立させ、それに反対する地域住民による自治組織を勝手に「テロリスト」と呼んでいるだけじゃないのか。いつもいつもそうではないか。
but modern technology allows a few small men with outsized rage to murder innocents on a horrific scale.
現代のテクノロジーによって、激しい憎悪を抱く少数の人間が罪のない人々を大量に殺すことが可能になった。
これをやっているのはアメリカじゃないか。罪の無い市民を、女も子どもも、容赦なく無差別に殺しているのはアメリカじゃないか。何故かくもしゃあしゃあと、正当化と言い訳と詭弁だけの演説を許すのだろう。靴を投げるくらいの心意気のあるヤツは居なかったのか?これがスマートパワーというのか。
ブッシュ路線と何ら変わらない。何が「CHANGE!」だ。大統領が変わっただけで、何も変わっちゃいない。
平和賞を受賞しながら、コイツは人を殺しにいく準備を着々と進めているんだ。軍事産業を喜ばせるためだけの「正しい戦争」の名のもとに。。。忌々しいのは、コイツが逆境に立たされて辛い立場に立たされてるという印象を聴衆に植え付け、同情を買おうとしているところ。
だから何度も、主張と現状の矛盾について神妙に詫びている。けれどふたたび「しかし!」と主張する。
この論調は人を眩惑させるに十分効果的な演出だろう。けど、騙されるもんかっ。ばーかばーかばーか!
◆12月11日、2009年の世相を表す漢字が決まり揮毫(きごう)されました。今年の漢字として決まった【新】の字には、本来ポジティブなイメージがあるのだけれど、なんだか右肩に「’(ダッシュ)」でも付いている感が無いわけでも無い。アメリカの大統領も、日本政府も新しくなったけれども、「なんだかなぁ、、、」なんて思ってしまう。一体何が新しいというのだろう?私にとって「新ジャンル」というか、画期的なモノは「KIRINのFREE」。アルコール度0%のビールテイスト飲料(笑)。飲兵衛の友人が妊娠して、「これのお陰でストレスが無いよぉ、罪悪感無く飲めるから!」っと絶賛。ははは、そりゃ良かった。良かった。友人とワインは古いほど良いとは言うけれど、ま、新しいってことは良いことだと思いたい。自分自身も、日々気持ちを新たに、古く汚れたものは脱ぎ捨てたいモンである。。。
◆名古屋グランパス天皇杯4強!日曜日の試合でFC岐阜さんに勝ちまして久方ぶりのベスト4進出です。今期途中に加入したケネディのハットトリック。怪我明けから4試合連続の無失点の守護神楢様。いい試合を観ることができました。天皇杯を制することが出来れば、また来期もACLに出場できます。だから祈っちゃいます(笑)。それにしてもケネディ、、、まさに救世主です。風貌もイエス・キリストのようで。。。彼の周りにはいつも人が集まります。とても穏やかで謙虚で、人を惹きつける優しさを湛えているんでしょうね。ハットトリックを決めた後のインタビューでも、自身のハットトリックについて「覚えていません。長いこと決めていなかったので・・・このくらい(胸あたり)の背の時じゃないでしょうか(笑)?」なんてニコニコ笑っておりました。
身長194センチのケネディ。
セレモニーで子どもと手を繋いで入場するとき、彼は子どもの歩幅に合わせてくれるんです。彼と手を繋ぐと、まさにバンザーイって格好になっちゃう小さい子もいるのに、とても気を使ってくれるんですよ。
当たり前のことかもしれませんが、試合前のピリピリしている時に、なかなかこういう気遣いは出来無いものですか、彼は本物のgentlemanですネ。
(清水に移籍しちゃったヨンセンもそうでしたよ)
12月27日からお休みになる予定でしたが、天皇杯ベスト4進出ってことで、29日も仕事となりました。
年末の予定が立てられません。。。嬉しい悲鳴、、、などと言うと殴られそうですガ(笑)。
まずは打倒清水!元旦には今度こそ国立へ!国立へ!国立へ!!
◆とある♀と久々に飲む約束をしたので、定時きっかりに退社して馴染みの飲み屋に直行しようとしたら、その女が「ちょっと買い物したいから付き合ってぇ」と言い出した。実はこのヒト、10年前に事故って廃車にして以来、車が欲しいと言い続けて未だに決断出来ないヒト。8年前からパソコンが欲しいと言い続けて未だに決断出来ないヒト。4年前からi-podが欲しいと言い続けて未だに決断出来ないヒト。20年前から♂を値踏みし続けて交際経験ゼロのヒト。そんなヒトの買い物に付き合わされるなんて、かなり気が重かったのだけど「もう決めてあるから買うだけ。」という言葉を真に受けて付き合ったんだけど、、、案のじょう店に着くなり迷ってる。彼女の嬉々とした口ぶりから、なんとなーく(合コンの予定でもあるんだな・・・)と店に向かう道すがら察することは出来たんだけどさっ、なんで下着ショップなんだ???何をかを想定してる・・・んだろうねぇ。。。けど、セレクトしてあるはずの商品を結局買うこともないまま1時間半。こっちは喉が渇いてイライラしてるってぇのに!その後、ずーっと気に入った商品を買えなかったことが不満だったのか、飲み始めても下着の話ばかり聞かされた。まったく。。。どんだけ~ぇ合コンに力入れとるんじゃ!そんなに大事な合コンなら、そこで何をかを期待するなら、下着なんか着けて行かなきゃいいじゃん。その方が安上がりで、♂もきっと喜ぶだろうに。。。ま、今回も彼女に何をかが起こることは無いだろう。
◆「財源が無い!」ってお家事情のもと、政府により煙草税の増税が取りだたされております。嫌煙ブームの昨今、愛煙家の人々にはさぞかし肩身の狭い思いをされていることでしょう。お察しします。。。わたくしも飲み始めると1本、2本を求めることがありますが、でもまぁ、煙草一箱が千円にも値上がりしちゃったりしたら、もう買うことはないでしょう。わたくしにとって煙草は、嗜好品というより装飾的なアイテムでしか無いような気がしますので。しかし、そんな貧相な喫煙者ではありますが、昨今の嫌煙ムードはちょっと異常な感があるように思えてなりませんので、一言二言。先日、とある連中と食事(ランチ)に行った時のこと、時節の話題はやっぱり【煙草税増税】と【失業問題】。皆で大変なことだよねぇ、、、なんて言い合っていたところ、そこに居合わせた、わたくしの天敵が、「煙草を吸うってことはさ、進んで健康を害するって行為だよね、要するに死んでもいいってヤツらが煙草を吸うんだよ。死ねばいいじゃん。そいつら煙草一箱一万円になっても吸うぜ、どんどん課税すればいいんだよ。」だってさ。そして話題の整形逃亡者の市橋某の話に流れ、「アイツさぁ、逃亡生活をしながら職を選ばずに整形費用を溜めたんだよねぇ、大したもんじゃん!それを思うと、オレは路上生活者なんか甘えてるとしか思え無いからさーぁ、まったく同情なんかしねーよ。」気安いメンバーだからと吐いた言葉なのかもしれないけどさ、血も涙も無い鬼畜の言葉だと思ったよ、まったく。「もう、そーゆーのやめましょうよっ!!」っと間髪入れずに反論し、「喫煙者の副流煙が健康を害すと言うなら、アンタの吐く言葉は副流毒だっ!!一瞬で気分が悪くなったよ、どーしてくれるのよ、えっ?えっ?」っと詰め寄ってやった。コイツに限らず、毎日見せつけられる政治ショーに、汚辱と嘘を嗅ぎ取ってしまうがために毒される我々は、どんどん弱っていくのではないだろうか?政治ショーで否応なしに聞かされる不快極まりない嘘と毒に課税することは出来無いモンだろうか?煙草の煙なんて可愛いもんだと、あたしゃ思うけどね。
★お知らせ
自宅の塗装工事がやっと終りました。しばらく実家にやっかいになっていましたが、昨日より普段の生活に戻りました。工事中は、刺激臭にやられて嘔吐を繰り返し、軽度の脱水症状にもなったりしましたが、今はすこぶる元気です。ご心配をおかけしました。またよろしく。。。なのですが、11月18日、午前1時~7時までは、shinobiのサーバーメンテナンスで繋がらないようです。重ね重ね、スミマセン。。。
1週間前のエントリーに頂戴した弧愁庵人様のレスコメに
>名古屋はお祭り騒ぎが大好きなんですよ。
>江戸時代の名古屋の殿様の強い影響があると思っていますが。
なんてことを書きまして、、、少し思うところがありましたので、雑感として記しておきます。
予め申し上げますが、あくまでも私の雑感ですのでね、念のため。
江戸時代の徳川歴代将軍の名前を家康公から慶喜公まで言える人は多いでしょうが、では地方の歴代藩主の名を言える人は、日本人においてヘブライ語をスラスラと話せる人くらい稀だと思います。
せめて自分が生まれ育った土地の藩主とか有力者くらいは知っておかなきゃねー。
なんて思うのですが、私の場合は三河挙母藩の内藤氏くらいなもん。
現在住んでいる尾張地方は御三家。
調べれば奥深いのだろうけど、アタシが知ってる尾張藩主は、徳川宗春と慶勝だけ。
慶勝は、幕末に薩長土と対抗した、会津の容保公と桑名の定敬公の長兄。
御三家でありながらっ長兄でありながらっ、、、改革派と戦わず(弟達は戦ったのに!)第三者的態度を示した人物。
薩長土に政権が移譲されて味わった会津と桑名の辛酸を思うと、第三者(傍観者)でいることは存外に大切だったのかもしれないけれど、なんかね、御三家としての忠義を果たして欲しかった、、、なんて。
だから、なんだかわかんないけど、会津と桑名には、深々頭を垂れたくなってしまふのだ。。。
そして、今回のエントリーで迫ってみたいのが、徳川宗春。
7代将軍家継が逝去した折、時期将軍は尾張だと誰しも思っていたけれど、就任したのは紀州の吉宗さん(暴れん坊将軍)。
その遺恨なのかナンなのかは知る由もないけれど、宗春さんは吉宗さんの政策に反発しました。
有名なのが、吉宗さんの享保の改革。
幕府の財政赤字を理由に、庶民に重税を課し、質素倹約を強制した政策転換への反発でした。
尾張(名古屋)の殿様は、時の将軍吉宗公に言い放ちました。
「行き過ぎた倹約はかえって庶民を苦しめる結果になる」、「規制を増やしても違反者を増やすのみ」
江戸では将軍吉宗公が質素倹約を慣行するも、宗春さんは聞く耳持たず開放政策を決断し、落語・歌舞伎・芝居小屋・遊郭など、庶民が賑わう娯楽を奨励しました。
不況は江戸のことばかりではなく尾張にも他地方にも波及しており、各地の藩主は質素倹約を命じられているのにもかかわらず、宗春は賑やかな街づくりに勤しみました。
『庶民の楽しみを、「質素倹約」などという令で奪ってはいけない。』
諸藩が緊縮財政に徹底している折、宗春さんは超ユルユル財政。
飲めや歌え、歌えば踊れ、、、ってな感じで、庶民に楽しむ場を与えました。
城主が遊ばせてくれるんだもん、城下町は賑わうし、宗春さんの温厚政策は庶民に大うけである。
そんなこんなで、宗春さんは、名古屋地方では名君なのだけどもね
。
ま、吉宗さんと違った緩和策を用いたまでは良かったのですが、その後の計画がまったくありませんでした。
飲んで歌って踊る緩和策も、時が経てば当然財政破綻となります。
やがて宗春さんは、敵対していた吉宗さんに藩主の地位を剥奪され、蟄居生活を強いられることになりました。
ま、当然といえば当然。
宗春さんは、民から税金を絞りとりその上質素倹約を強いるなど、「すべきでない」と考えていたんですよね。
還元し続けて、し続けて、破綻しちゃった。
宗春さんの藩主在任期間はわずか8年。
吉宗さんに蟄居を命ぜられてからは、名古屋城の離れでひっそりと暮らしていたといいます。
宗春さんが亡くなっても、その墓の周りは外部との接触を阻むような金網が張られていました。
その金網が解かれたのはわずか数十年前のこと。
ずっと罪人扱いだったんですね、、、。
こんな感じで、少し前までは歴史の奥底に埋もれ、遊興にふけったバカ殿扱いをされた殿様だったのですが、現在はなかなか見直されつつあるようです。
吉宗さんの享保の改革が、実はそれほど功を奏してなかったこともわかってきたとかで。
宗春さんが訴追され蟄居せざるを得なかったのは、周囲に有能な人材が居なかったことにあると思う。
政道に楔をうつような有能な人材が側にいれば、公共事業や社会福祉に手をつけられただろうに。
さて、この宗春公とダブってしまうのが、名古屋市長の「河村たかし」氏。
ま、由緒正しい尾張藩主に仕えた侍の末裔ってことで、なんだか妙に会得しちまいました。
今年の8月1日、名古屋で世界的なコスプレサミット(なんだソレ?)が開催された時のワンシーン。
宗春公に扮した河村たかし氏、、、アムロといいさぁ、どう見ても「バカ殿」である。。。市長が悪ノリし過ぎ(笑)。
んだけんどもよ、慎重で堅実なハズの愛知県民が、こういうバカ騒ぎが嫌いではにゃーのだ。
なんかねー、賑やきゃーとこ行くと騒ぎたぁなるでかんわ。
この河村市長の「無駄なダム工事は凍結せにゃかんわ」とか、「公務員は公僕、すなわちボランティアだと思わにゃかんわ」とか、「名古屋を日本一市民税率が低い都市にするでにゃーも」ナドと言う。
その意見には賛成だぎゃー。
最近何かと世間を騒がせておりますが、なーんにもしなかった前松原市長に比べると、何かと戦ってくれております。
ソコは評価するのですガ。。。
でも、この河村氏に関しては、或る一定の評価を得たと判断したとたん、豹変するような気がする。
市民の支援を得たところで、本性を現すと思う。
一番気になるのが、FACTSと改憲。
この人には油断出来無いな。
宗春公を真似て、派手なパフォーマンス(メディアへの露出度とか)で賑せているけど、短命なんじゃないかしらん?
前松原市長が手を付けずにいた部分に切り込む姿勢は「ほぅ」と感嘆するけども(それほど松原がアフォーだったのだ)、この人を手放しで支援は出来ないなぁ。。。
宗春さんの「お金が無いときこそ派手に使え」という政策には、程度もあるけど賛成。
でも、8年間も遊興を奨励するなら、その間に教育にも力をいれて欲しかったけれども。
愛知県民が堅実で倹約家(ケチ)が多いくせに、派手好きでお祭り好きなのは、「お墨付き」のあるものに弱いからだと思う。
・お殿様の宗春さんも楽しんでいるんだから、いいよね。
・ドル&ガバだから、ヴィトンだからいいよね。
・グランパスもアジア準決勝だからいいよね(笑)。名前やタイトルに弱い人は多そうです。
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