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◆3月3日は、言わずと知れた女の子の節句「雛祭り」の日。体調不良で泣き言を言い、しばし養母に来てもらっていたのだけど、先週末、『どうしてもやることがあるから』と言って、実家に戻って行った。気持ちが少し弱くなっていたので、本当はマシンガントークには我慢するからもう少し一緒にいて欲しかったのだけど(笑)。養母が帰らなければならない理由が「雛祭り」にあった。雛祭りの供え物として一般的なのが「ひし餅」とか「白酒」なんだけれども、私が育った三河では「ひし餅」なんぞよりも「おこしもん」である。
愛知県では、この次期和菓子屋さんで目にします。

米粉に熱湯を入れて混ぜてまとめ、耳たぶより少し固めになるまで練ります。
生地を少しとって、緑・黄・赤の食紅を混ぜて色を付け、木型に彩りよく並べて、白い生地をその上から重ねます。
型から外して蒸し器へ。


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借り物の写真だけど、イメージはこんな感じ。
我が家には、梅と扇と宝船の型がありました。


蒸し上がった熱々のものならそのままでもよし。冷めて硬くなったらオーブントースターで焼き色をつけて。
醤油をつけたり、醤油に砂糖を混ぜたりしていただきます。

以前はどの家庭でも作られていましたが、あまり聞かれなくなりました。
養母の作る「おこしもん」は評判が良くて、毎年2升くらい作って親戚や友達に配りまくってる。
それが楽しいんだってさ。

三河地方の雛祭りは、4月が一般的です。
「お雛様は2月の風に当たりたいから、早く出してあげなさい。」
そう言われるのは3月。
なぜかアタシは雛人形が怖くて、雛祭りは嫌いだった。
だからかなぁ、、、養母の懐かしい味の「おこしもん」もあまり好きではなかった。

「アンタは嫌いだから要らないか?」

毎年毎年判を押したように必ず聞く養母に、「要らない」と言うことに後ろめたさを覚えるようになりました。
なんとなく思うのは、あまり好きではなかった行事の、あまり好きではなかった供え物を、喜んでくれる人がいるからと、夜遅くまでせっせと作る姿に、なかなか甘えさせてもらえなかった腹いせめいたものもあったんじゃないかとね(笑)。

検査、終わったよ。お母さん、なんか会いたいよ。。。

◆飲み友達のコジと久しぶりに会って二人でお互いの決算慰労会した日のこと。
何を思ったか、突然コジが

「疲れてるときは、これが一番効くんだからねッ!!」

そう言ってアタシの手を取り、掌を揉みしだき始めました。
その痛いのなんのって!脳天を痛みがキーーーンと走るのだ。

た、確かに気持ちがいいとも言えるけど、なにもそんな「親の敵ッ!」みたいに強く揉むなってーの。
う゛ぎゃ~~~ぁぁぁ゛ッ!!っとのたうち回るのを俯瞰しながら、ヤツは不適に笑う。
ドSめ。

しっかし、これが驚くほど効いたのだ。
掌マッサージのおかげで、翌日は体調も頭ン中もすっきり。
でも、しっかり揉み返しですねん。
お昼ゴハンしに行ったら、お茶を飲む手が震える。。。箸を持つ手が震える。。。笑ってる。。。

その日のお昼の日替わりランチはエビフリャー。それにミニうどんと小鉢がついてんの。
ふと見ると、箸といっしょに和風のティースプーンとコーヒーフレッシュがあったもんだから、

「800円でコーヒーまで付くのかぁ」とお得感たっぷり。けどアタシにはちょっと多過ぎである。
でっかいエビふりゃーをタルタルソースもあったけど、別器のソースで食べようとしたら、手の震えのせいかしらん、全然つかない。ちょこっとつけるつもりだったけど、手元が狂うのでしっかり付けるつもりで、、、もう一度トライ。
そしたら、なんともまぁソースに弾力が感じられるぢゃないの。。。

「んんん???」

っとよぉーく見たら、コーヒーゼリーだった。。。
ティースプーンとフレッシュはこの為か。。。
ってか紛らわしいっつーの!!和食器でコーヒーゼリー作るな!!
 
コーヒーゼリーの表面には、不似合いなフライカスが。
その日のランチ客の内、絶対に間違えたやつ、10人は居るぞ。

手が震えなかったら、もちっと早く気付いたハズ。
おのれ小次郎のツバメ返しぢゃなかった、揉みかえしッ!!

出来すぎた♀友達に恵まれてると♂には目がいかなくなっちゃって、良いのか悪いのか、、、(笑)
 

◆「世の中で一番嫌いな場所は?」と聞かれれば、私の答えは病院である。特に大病院は大嫌い。
病院ほど負のエネルギーに満ちているところは無い。
あの独特な雰囲気を消そうかとするような、事務的な消毒の匂いも嫌い。
それは、大勢の患者さん達から発せられる「病」という負のエネルギーなのだろうか、それとももっと別の「瘴気」とも言われるモノが、存在を誇示しているのだろうか。

生に満ちている場所なのだろうか、それとも死に満ちている場所なのだろうか。
順番を待つ患者さん達は、一体何の順番を待っているのだろう。
無表情な顔が多く並ぶロビーでは、とたんに息苦しくなる。
 
3月24日、遅れていた辺見庸さんの詩集がいよいよ発刊されることになったと知り、帰りに本屋で予約する。
タイトルは「生首」
病院の待合室でぜひ読んでみようと思う。。。


Prince - Sometimes It Snows In April - Covered by Zabeth Dkos

 

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最近、若い書道家の活躍が凄い。
武田早雲(こんな字だったっけ?)とか、紫舟さんとか。。。

我が社のスローガン『前線へその先へ』も、武田早雲さんのもの。
ま、これはここではどうでもいい。

書家として昨今めざましいのは、紫舟さん。
今は誰でも、その作品を目にしているだろう。

今年のNHK大河ドラマ、「龍馬伝」のタイトル筆のその方。
スズキ・アルトのCMにも、出演していらっしゃいます。

武田早雲さんの書より、私は紫舟さんの方が好みです。
もちろん優劣の問題ではなく、私の個人的な嗜好デス。

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画像は横書きだけど、ドラマでのタイトルは縦書き。
これがなんとも躍動感のある、色気のある文字なもんだから大好き。

まず、「龍」の字。
全体のバランスと最後のハネが、龍の雄々しさと猛々しさとだけでなく、架空の生物の実態までをも表している様。
今は書籍からの情報だけで、実際の龍馬さんを知る由はないけれど、この縦長の龍の字は、「のびのび」した印象の中にある確固とした意志を感じます。

次に「馬」の字。
四本足でもある点の一部が、体躯からはみ出ています。
これは龍馬の大胆奔放で型に納まらない、性格を表していて、まさに疾走する馬の如し。

最後は「伝」の字。
たかがドラマのタイトル文字だんだけど、これはこの書家にとっては「龍馬伝」の3文字がそのまま作品なのだ。
漢字にはその一文字に意味があるけれど、彼女はその文字に、人物像やその時の状態、さらには意志まで表現してしまうから凄い。
これはインタビューの中で、紫舟さん自身が語っていたところなんだけど。。。

この「伝」の字には不必要な最後の払いがある。
6画目の止めで終わるはずなのに、その後に払いがある。
けど、その払いも、最後まで払い切らずに、バランスのいいところで「止め」てある。

これが、龍馬さんが北辰一刀流免許皆伝を伝授しても、一度も人を殺めることはなかった「龍馬の剣」を表現しているそうな。
師匠たる千葉先生に「こんなもの(剣)では黒船に勝てない、一体何のための剣術かっ!?」

その問いの答えを、この「伝」の字の不必要な「払い」と「止め」に残した。
龍馬が千葉道場で学んだのは、殺人剣ではなく、活人剣だったと、書で表現するとは、、、凄いなぁ。


昔ながらの書道家からしてみれば彼女は『異端』なのかもしれない。
こんなアタシでも、当時は定番だった書道を習っており、たまたま特待の称号まで頂いたので師匠の好みの「字」を書くことは出来たけれど、それ以上の表現があるとは思ってもみなかった。

アタシは中学で書道を止めてしまったけれど、「手本に頼らない自由な発想」が許されていたら、まだ続けていただろうか。。。。

NO!

凡人には、お手本から逸脱出来ない。
所詮、凡人は凡人。



 

世間からバッシングを受け続けたヒールな二人が話題になっています。

世界タイトルを獲った亀田大毅。
相撲界を引退した朝青龍。

二人ともやんちゃが過ぎるイメージはあったけど、嫌いではなかった。
色々言われたけど、憎めなかった。
二人ともまだ若くて、バッシングを受けていたその時節が、彼らの人格の最終形だとは思ってなかったので。
まぁ、「三つ子の魂百まで」とも言われるし、「日々是丹精」なんてどこぞの地方の菓子屋の文句もあるくらいだし、最終形の概念だって人それぞれ。

人格も品格も無いアタシだけど、この二人は、イエスの弟子のペテロとユダのように思えてしまう。

イエス・キリストを裏切ったのは、ユダだけではない。
一番弟子のペテロだって、最後の晩餐で「私は誓って貴方を裏切らない」と言ったその直後に、イエスを捕縛しに来た警吏に向かい3度も「イエスなど知らない」と嘘を言ったのだ。

過ちの後、深く悔い改めたペテロは布教の指導者となり、ユダは悔いだけに留まり自殺。

キリスト教のような耶蘇教は、植民地支配と洗脳のためのツールでしかないと言われる方もいるかもしれないけど、浅はかなアタシは多大な影響を受けているので、どうも重ねてしまうのだ(笑)。

内藤選手とのマッチ以降、亀田大毅は刃物を見る度に「死」の誘惑にかられたと言いいます。
自業自得と言っちゃそれまでだけど、そこまで追い込んだ者が周りに居ないわけがない中で、バッシングを一人で受け止めて、先日の試合を制し涙した姿は、「甘い」と言われようが感動しました。
それは、艱難を乗り越えた者の強さがあるような気がしてさ。。。

勝利の後のコメントは、かつての彼とはまるで別人のような、感謝と謝罪でした。
この変化は、完膚なきほどの敗北(挫折)を味わった者ならではの言葉ではないかとね。

イエスの死とその蘇生は、艱苦を乗り越えた者の「再生」そのものだと思う。

 
そして朝青龍。
彼をユダと位置づけるのには、いささか無理があるような気がしますが、現時点で大好きな相撲界に残れなかったという現実がある限り、「再生」ではなく「破滅」のような感もあります。
彼の場合は、外国人でありながら、日本のコテコテの伝統的な業界で若い内に頂点に立ってしまったもんだから、苦言を呈する人、、、教育する人が居なかったってことが不幸だったとも言えるんじゃないかな。
親方は大関留まりだったし。。。

別に相撲ファンだったわけじゃないけど、勝負の世界は常に強い者が牽引してるから、彼の引退は寂しい。
とて寂しい。
 
朝青龍のバッシング記事を書いていた、日刊のY氏のブログに反論コメントをしたことがあります。

「外国人を放ったらかしにし過ぎてやしないかって。」

親方の教育は十分だったのか?日本の角界のことは、外国人とはいえ「理解していて当然」なんて指導放棄してやしないか?
そんな思いだったのだけど。。。

体躯はまるで違うけど、なぜか朝青龍の処罰(バッシング)問題を思うと、かつて鯱さんチームに所属していた、韓国人選手、金日友(キム・ジョンウー)くんのことを思い出します。

非常に線の細くて内向的な選手だったのだけど、試合となると人が変わったようにアグレッシヴで、入団した年にもらったイエローカードは17枚だったかしらん。。。

けどこれは、日友(ジョンウー)くんが、日本ルールをきちんと理解していなかったから。
スタッフが懇切丁寧な指導をしたら、2年目のイエローは半減しました。
「それくらいわかっているだろう」って現地人の幻想は、外国人には通用しない。

『郷に入らば郷に従え』

そう言うならば、それ相応の教育が不可欠だろう。

酔って一般ピープルに暴力を振るったなんてことが事実なら、それは罰せられて仕方ないけども、土俵際の睨み合いやら、勝利の後のガッツポーズをダメ出しするなら、何故ダメなのか「こんこん」と説明して納得させるまで。

横審の醜老女がわいわい騒いでいたけど、朝青龍をバッシッグする前に、なぜ親方の教育に「物言い」しないのか不思議。
この業界のことは全く知らないけど、親方にはケチつけない、、、そういうもんなのかな?
だったら何のための親方なんだろ?

相撲道が何たるかなど、アタシだってよくわからない。
若い外国人力士だって、きっとよくわからない。
けど、強いからと言って横綱昇進を許したくせに、後で難癖つけるのは嫌だな。
入門した部屋が違っていたら、もっと全うな評価をされていたんじゃないかと思うと、あの強さが惜しくて切ない。。。

Phil Collins "Against All Odds"

 

 
  結婚する。 まだ多少は愛したりもできる。
  そして働く。 働いて、働いて、
  そのあげく愛することも忘れてしまうのである。


これは初め、フランス人作家のカミュの名言として、私に刻まれた言葉だった。
今よりずっとずっと若い学生(高校生だったか)の頃。

こういうシニカルな、人生を達観したような言葉を、背伸びして「ふんふん」なんて選んで喜んでいた。

けど、何も知らない無知でお馬鹿な小娘だった。

この言葉は、カミュ自身の言葉だとずっと思っていたので、おそらくこの言葉を発したカミュの年齢に近づくにつれ、『そんなところを到達点とするなんて』などと、少々鼻白む気持ちになり、ずっと「実存とは何ぞや」などと思考するのは止めていた。

けれど、とんだ間違いだった。

この名言は『ペスト』の中に登場する人物が発する言葉だった。

ペストの恐怖で閉鎖され、統治され、行き場の無い(やがて訪れる死を受け入れざるを得ない)人物が発した言葉だった。

閉塞感で沈む、貧しいオランの一人の住民の言葉だった。

カミュの想像力が、恐ろしい疫病におののく、ごく普通の住民に言わしめた言葉だった。

働いて働いて、、、愛することを忘れてしまうほど働いた時代は、何時ごろまでだったか。
20年くらいまえなのかな。

今は若者にとっては、結婚さえ難しい時代となってしまった。
初めから愛することを諦めてしまう時代になってしまったと考えるには十分ではないだろうか。

能動は他人に作用せず、自分にばかり向かうペストの町。

この国がまさしくソレだ。

婚姻関係にある者に限ったことではなくて、この国を愛することを止め、食べる以外の働く理由さえも忘れていやしないか、、、(っと自問)

敵が「ペスト」という断定可能な病原菌なら、根絶すればいい。
けれど、敵が「ヒト」の場合どうすればいいんだろ?

誰かを葬ることで、きっとユートピアが実現できるのだと思ってる誰かが居るから、こんなにゴタゴタがあるんだよね。


最高権威保持者って誰?
そいつが望むユートピアって何?

 
  結婚する。 まだ多少は愛したりもできる。
  そして働く。 働いて、働いて、
  そのあげく愛することも忘れてしまうのである。


そいつには市井の人々が抱くこんな気持ち、7回転生しても理解できないだろうなぁ。

kenny g - breathless


◆とんだ週末だった。PCが起動しなくなったもんだから、セットアップからやり直し。
保存データはパア、パァパァパァ。
ま、大したデータではないから、潔く諦められる。
けど、どうしても必要なアプリが消えちゃったので、仕方なく我が社のソフト開発をしてくれた業者さんへ託す。
うちの会社の個々のパソコンには、いかなるソフトも入っていないHDだけ。
サーバー上に必要なアプリがあるので、まずはサーバーにアクセスしてオフィスなどのソフトを使うって寸法でぃ。
こういうシステムって、もう一般的なのかな?

在宅でも仕事が出来るようにって、PCの買い替えをした時に、会社のサーバーにアクセスするためのツール(CITRIX)を入れてもらって、まぁ、快適なこと!
(マイクロソフト)オフィスだって、会社のサーバーに置いてあるから買う必要も無く、とても助かりました。
でもコレが無いと何も出来ないもんだから、往生こいたわぃ。
PCをメンテに出してる時を同じくして、アタシも風邪にやられて寝込んでました。
二日も会社を休んじまったぃ。。。うぅ、、、怠惰熱。。。
最近は一度熱が出るとなかなか下がらないし、間接がぎしぎし痛むようになりました。(酒は飲めるんだけど・笑)

◆そんなこんなで、今日は出社。かくんかくんと違和感のある膝に気をつけながら。
そしたら、流石週明け。(我が社は日月休み)

電話と来客の凄いのなんのって!もう、ひっきりなしだった。
この時期の電話の内容といえば、「ファンクラブ会員の更新」「後援会会員の更新」「シーズンチケット購入」「取材申請」がほっとんど。

自分の仕事が一向に進まず、辟易してたところにまた一本の電話が鳴りました。
少々ゲンナリして応答したところ、「マキと言いますが、今電話をもらいまして。。。」とノタマフ。
名乗られた名前にアテなどないので、「お世話になっておりますぅ~」と常套句を述べマシタ。
男性なんだけど、声色から30代後半かと推察。
なんだか自信たっぷりな感じ。

うちの誰かが電話してきたことにコールバックしてくれたようなのだけど、声の調子から、どういう用件かさっぱり解せない様子。
大体こういう場合って、電話主も、こちらがどういう用件で電話してきたかっていうおぼろげな察しがつくんだけどね。

そういう時は、こちらが「ファンクラブ会員の方ですか?後援会の方ですか?それともシーズンシートをお求め方ですか?」って聞くんだけど、なんとなく今日は聞くのが憚れて聞きませんでした。
そしたら、一連の会話を聞いていたのか、前の席の広報担当K子ちゃんが、「マキ?あ、わたしです、電話しました~。鯱(とら)さん、すみません。ありがとうございます。」だって。。。

電話の主は、巻弟。

ったく、選手かよっ!!

「ファンクラブ会員の方ですかぁ~?」なんて聞かなくて良かった。
「後援会の方ですかぁ~?」なんて聞かなくて良かった。
「シーズンシート購入希望?」なんて、、、もう止めておこう。

自分が発した『お世話になっております~』って形而上の言葉がどうにも軽くって、顔から火が出そうだ。。。

まさか君だとは、、、って、なんでそんな老け声だん?
ったくー、ったくー。

『お世話になっております~』『お世話になっております~』『お世話になっております~』

イカン、悪い夢を見そうだ。。。(恥)
ってか、選手の声くらい聞き分けろってーの!!(っと、一人ツッコミ)

えーん。

◆新聞が購買者数を獲得出来なくなっています。そりゃ、ネットで事足りちゃうもんね。。。
こんな時代に発行部数を増やせるとは思えない。一生懸命隅々まで読んでも、所詮我々に届く情報は、検閲されて選ばれた限られた情報に過ぎないんだ。
大地震が起こって、初めて「ハイチ」という国の存在を知った若者も居るでしょう。
知ってはいても、なぜこのように『ラテンアメリカ一貧しい国』となってしまったかを正しく理解している人は多くはないでしょう。
それは、主要新聞も地方新聞も、書かなかったから。

何故書かなかったか。

それはきっと関心を集めないから。

何故関心を集めないか。

それはきっと購買者が現実味を感じられないからであり、実際そのような文だから。
揺さぶられる、突き動かされる記事が、圧倒的に少なくなっているから。

私の大好きなサイトで、ほぼ毎日お邪魔してる「世に倦む日日」のテサロニケさんがクローズアップ現代「変わる巨大メディア・新聞」 - 日米の新聞危機と、とても興味深いエントリーを挙げていらっしゃいました。
日経・朝日・読売・毎日のような主幹紙は、広げることも無くなって久しい。
地元愛強し、、、ってとこで、アタシは中日新聞が好きです。
社説やコラムなんて、主幹紙に全く劣ってないし、こういう市民目線が大好き。
(スポンサー礼讃だけのつもりでは無いぞよ)

けど、とても残念だったのは、阪神・淡路の震災へのレクイエム記事は「社説」に書かれていたのに、そこではハイチについて全く触れていなかったことが寂しい。とにかく寂しい。
何らかのレイヤーがかかっているのかな。。。
地方紙にももっと頑張ってもらいたいのだけど。。。
うーん、やっぱり難しいのかな。
新聞は所詮消耗品で、読んだとたんに要らないものになっちゃう。
それを一月毎に括ってゴミか古紙回収に出さなくちゃいけない。
この労働が嫌で、アタシは新聞を取っていません、、、って威張るなって?(笑)。

一昨日、「DAYS JAPAN」という刊行誌のバックナンバーが、12ヶ月分ごっそり届きました。

日本の新聞では伝えない、ガザ・ホンジュラス・アフガニスタン・シエラレオネ。。。

治安も生活水準も劣悪な国々を、生々しい写真と文で紹介しています。
コンゴ・北朝鮮・ウクライナ。

多くは写真に短い文を添えて(問題地方の)紹介をしています。
創刊5年を迎え、廃刊の危機にあると知り、1ヶ月程前からトップにリンクを貼りました。

何も言うまい。

ただ見てくれ、、、とだけ。。。デス。


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★DAYS JAPANからの転載★


DAYS JAPANを支えてくださるみなさま


DAYS JAPANでは昨年9月から進退をかけた「存続キャンペーン」を
よびかけています。

年末に広河の流した一通のメールから、
波紋のように動きがひとつの強い流れとなり、
多くの方がひん死のデイズを守るためにご協力下さいました。

現在1月中旬デイズには目標の半ばを超える数の
定期購読お申し込みが届いています。
これでデイズはとりあえず「すぐに廃刊」という危機を脱しました。

しかし、あと700人の定期購読者がどうしても必要です。

ところが、1月10日を過ぎて、申し込み者の増加は小康状態になり、
私たちは再びみなさまに訴えたいと思います。


まだ定期購読をされていらっしゃらない方、どうか定期購読をお願いします。
存続キャンペーンのチラシをいろいろな人にお渡しください。
このメッセージを多くの方にお知らせください。
デイズを知らない人にデイズを広めてください。
営業部ではどんなチャンスにも最善を尽くすよう
色々な場所で存続キャンペーンを訴えています。
そのような場所をあたえて頂けるような機会があれば教えてください。


雑誌というジャンルメディアには
大変に厳しい現在ですが、
デイズはまだ廃刊することはできません。

どうか3月9日、デイズが6周年を迎えるその日まで、
存続キャンペーンに協力してください。


DAYS JAPAN
広河隆一
スタッフ一同


★ハイチ支援への呼びかけ★
(今、一番大事なとこ!)

「CODE海外災害援助市民センターは、1月12日夕刻発生した「ハイチ地震」における被災地および被災者に対する救援活動を開始します。具体的には、関係者の現地派遣を追求すると共に、直ちに募金活動を開始します。」                                      

阪神・淡路大震災から15年を前にして、大変悲しいニュースとなりました。
ハイチ地震の被災者は300万人を超え、すでにハイチ共和国大統領は、「数千の死者になるだろう」と発表しているが、一部ニュースでは死者10万人を超えるとも報じられ、地震災害では今世紀最大の被害となる可能性がでてきています。これ以上被害が拡大しないことを祈るばかりです。

阪神・淡路大震災をきっかけに翌1996年にであったメキシコのクワテモックさん(CODE海外研究員)から、13日早速第1報が入り、ハイチ在住の彼の知人・友人とも安否確認が取れず心配をされています。また、昨年4月からエルサルバドルで防災教育の活動をしているKさんが送信してくれた新聞情報では、「水曜の朝、200万人が住む首都を複数の揺れが襲った」「国会、税務署、学校、病院も倒壊してしまった。」「粉塵の中を女性たちが泣きながら瓦礫の中から這い出す」「住民たちは呆然としながら手を取り合っていた」「広場では1000を超える人々が賛美歌を唱っている」などと報じているようです。

日本の赤十字はじめアメリカやカナダ、メキシコ、ドミニカ共和国、中国など各国の救助チームも現地に向い、もうまもなく到着するような現状です。

CODEとしては、メキシコ在住の海外研究員クワテモックに現地入りを打診しています。また、引き続き複数の情報源より可能な限り被災地の状況が判る情報を集めたいと思います。

振込口座:郵便振替  00930-0-330579
加入者名 CODE
*通信欄に「ハイチ」と明記して下さい。
なお、皆さまから寄せられたご寄付の15%をCODEの管理運営費に使わせて頂きます。
CODE事務局長 村井雅清

<以下基礎データ>
ハイチ大地震
発生時間:2010年1月12日午後4時53分(日本時間13日午前6時53分)
震  央:首都ポルトープランス(PORT-AU-PRINCE)より南西に15kmのプエルトプリンシペ
規  模:M7.0 深さ10km
       余震 M5.9とM5.5、その後もM5以上の余震6回、M4以上28回
       津波の心配なし
死 者:数万人~10万人超
     (日本時間14日8:10 AFP通信  ハイチ首相が米CNNに発表)
負傷者:多数

*ハイチ地震に関するCODEからの情報は、HPで逐次発信致します。
ご覧下さい。
http://www.code-jp.org/
(2010/1/14)

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被災地NGO恊働センター 代表
CODE海外災害援助市民センター 事務局長・理事
村井雅清(むらい・まさきよ)
e-mail:murai@code-jp.org

 

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