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なぜ彼の書は、今尚、魅惑に満ち、人々を魅了するのだろう。
なぜ彼は、悲劇的な人物として憐れまれるのだろう。
太宰はこんな名言も残している。
しばしば、人を惑わすにはこれは十分過ぎるほどの名(迷?)言ではないか。
◆学問とは、虚栄の別名である。人間が人間でなくなろうとする努力である。 (太宰治「斜陽」より)
◆君のような秀才にはわかるまいが、「自分の生きていることが、人に迷惑をかける。僕は余計者だ」という意識ほどつらい思いは世の中に無い。 (太宰治「パンドラの匣」より)
◆神に問う。信頼は罪なりや。 果たして、無垢の信頼心は、罪の源泉なりや。 (太宰治「人間失格」より)
太宰は婉曲的な人殺しである。
婉曲的なところが情けをかっており、軽々しく、女々しく、何よりも忌々しいのだけれど、
しかし何故だろう。
不覚にも魅了されてしまうのだ。
彼の死が、ロマンティシズムに満ちていたからだろうか?
太宰が犯した罪は、加藤智大のそれと何ら変わらないと思うのだけどね。
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旧年中は大変お世話になりました。
引越してからも変わらずご訪問くださって、本当にありがとうございます。
皆様からのコメントは、本当に励みになります。
ご訪問下さる全ての方と楽しく笑ったり、共に考えたり、、、ここがそんな場であるようにとわたくし自身も酒を片手に切磋琢磨する所存ですので、今年も何卒よろしくお願いします。
(↑って、まったくユルユルの決意表明でござんす・笑)
弧愁庵人さん=泥酔カッパさんが、
また押しかけちゃいましょう。
えーっと、まずは、緑と青。。。は嫌いだから、アタシは赤と黄色のネオン看板でも贈ろうかな(うっしっし)
不穏な世の中ではありますが、逞しく、ふてぶてしく生きていきまっしょう!
わたくしごとですが、今年は少しずつ、ボランティアのような社会活動をしていこうと思っています。
一昨年の年越し派遣村、ガザ襲撃は、実は私にはとても衝撃的な事件でした。
悲惨だとは思っていても、一体自分が何をすれば良いのか、何が出来るか見当もつかない2009年でしたが、今年は考える前に、行動する1年にしたいなぁ。。。
今年は「寅年」です。
養父が寅年の生まれだったので、あぁ、生きていれば84歳の立派なおじいちゃんだなぁ、、、と否応ナシに感慨深くなります。
どんなおじいちゃんになっていたのかな。
丸くなって純朴な優しいおじいちゃんになってたか、、、煮ても焼いても食えない頑固爺になってたか(笑)。
私の中では、養父は永遠に59歳のままですが、歴史好きな養父から、生きた時代、父母、祖父母、曽祖父母から聞いた話を、私が伝えられるようにキチンと聞いておきたかったなぁ。。。
今更聞けない養父の思想の片鱗を、今も実家に残る書棚で探すと「軍国主義」一辺倒なので(笑)、アタシとはことごとく意見が違って大喧嘩になりそうだけど(爆)。
新年を迎えて、アタシの脳裏に真っ先に現れたのは養父のことでしたが、皆、誰を思うのでしょうね?
やっぱり、大切な人のことだよね、きっと。
松任谷由実 A Happy New Year!
いつか観た映画の台詞に、こんな言葉がありました。
In these troubled times,
Pray a little harder.
Laugh a little louder.
and
Love a little stronger.
なんだったかなぁ、ふざけた映画だったと思うんだけど、この言葉はちょっと感動でした。
アタシにも都内に住む友人は何人かいるので、たまには一緒に飲みたいと思ったのだけど、その誘いはつまり「誰」と一番会いたいか、、、という生々しい選択になってしまう。
なんとなくソレが嫌で、結局誰に連絡することもなくホテルで一人飲むことをよしとしていた時のこと。
なんだかどんどん閉じてしまう自分を持て余していたので、一緒に飲みたく無い苦手分野の上司の誘いに乗りました。
その日は、上司のプライベートな友人(高校の同級生)との飲み会で、ソコに紛れ込ませてもらったのだけど、飲み会の会場となったお店に、ちょっと感じ入りました。
そこは新橋のガード下から少し離れた雑居ビル地下の「有薫酒蔵」。
高校の寄せ書きノートがずらりと並んでいるお店です。
http://www.shinbashi-yukun.com/
ここには、地方から出て東京で働く人が、会うこともないであろう母校の先輩や後輩、そして故郷を想いながら綴ったノートがあります。
そのノートが有名になって、テレビで紹介されたこともあるとか。
その日の飲み会の幹事さんも、面白がって
「俺達の母校のノートを探そう!」
ってことで、このお店を選んだとか。
愛知県の有名進学校のその学校のノートは、索引でほどなく見つかりました。
「鯱(とら)ちゃんの高校だって有名なんだからあるでしょ」
なんて言葉に励まされて探してみましたが、、、無し(笑)。
上司の高校ノートは見つかったものの、記載者は2名。
「今日一日で、4人増えるねぇ。。。」
なんて面白がって皆、一言を記していました。
このノートへの記載のルールは、自分の名刺を貼ること。
4枚の名刺がペタペタと貼られており、興味深く眺めておりました。
上司の同級生は、 原子力の研究会社、超有名なリース会社の船舶部門担当、そして落語家(三遊亭とん馬さん)。
中でも驚いたのが、とん馬さんの経歴。
(愛知の田舎だけど)有名高校を卒業後、上智大学へ進み語学を学ぶ。
そこで中国語・スペイン語・フランス語・英語を覚えちゃった!
そして何故か落語の道へ。
一番苦手な語学は日本語だそうである。。。奥が深い(笑)。
ひょぇ~っ、ってなモンです。
年齢も離れてるし、あたしゃそんな立派な人物でもないのにもかかわらず混ぜていただいて、想像以上に楽しませていただきました。
(苦手な上司の友人と聞いて、プチビビりだったのだけど。。。笑)
盛り上がりつつあるところで、ある人が、
「そだ、高校ノートが無いなら、今作っちゃいなよ。」
などと勧めるのだ。
そんなこっ恥ずかしいコト出来るカっ!
「いやだいやだ、ヤダヤダ!」
っと駄々をこねていたのに、ある方が仲居さんにわざわざ
「新しいノートを作ってよ」
っと頼んでいるのだ。
この店で、新しい(母校)ノートを作る第一条件は、【飲んでいないこと】。
酔っ払った勢いで始めるのはご勘弁ってことらしい。
その言葉を聞いて、尚も勧めてくれた人は、
「鯱(とら)ちゃん、まだ飲んでないもんね、グラスを三口くらいつけただけだもんね」
なんて食い下がってくれてる。。。
んっとー。。。^^;
仲居さんが、「ちょっと聞いてきます」っと引っこんだ後、女将さんが言った言葉が効いていた。
「貴女は今、ソレを書きたいですか?誰かに本当に残したい言葉があるのですか?
もし、今ソレがないなら、本当に書きたくなった時に、また是非お越しくださいネ。」
異論など全くナシ。
やんわりと諭されて、何が言えるだろう?
膨大な量の高校ノートをランダムに少し手に取り、パラパラめくる。
そのノートの書き出しは当時20代前半の若者。
地方から東京へ出て、社会という壁にぶち当たった戸惑いから発した言葉なのだ。。。
「辛い」なんて生々しい言葉は書かれていない。
故郷への思慕が、さりげない言葉で綴られている。
最後のしめくくりは、
「また、頑張ります!」
そうだ、生半可な気持ちで書くノートでは無いのだ。
そして、女将さんもその気持ちを痛い程に理解しているから、諭すのだろう。
膨大な、望郷と失望の量がソコにあった。
そりゃ、書けないよ。。。
アタシなんざ書く資格は無い。
就職したての小娘の時代にこのお店に来ていたら、アタシは先輩に、後輩に投げる言葉はたくさんあったような気がする。
そして
「また、頑張ります!」
そう綴ったに違いない。
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けど、、、今のこのご時勢だもん。
これまで頑張ったんだから、たまには堂々と弱音を吐け!
そう書いてみたいね。
母校のノートにではなく、この店にある全てのノートに。
なので、現在の雑感と共に好き勝手に振り返ってみます(笑)。
その前に、アタシは普段非常にお気楽人間で、細かいことには拘らない性質。
動物占いなら「コアラ」で、細木○子大先生(笑)の占いなら「天王星人」の通り、
冷静沈着な真面目人間とは口が裂けても言い難いし、決して善人でもない。
犯罪はしないって程度の、言ってみれば非悪人なんだけどね。
ブログでは時々平和について書いてみたりしてるけど、友人の前でも、家族の前でも語ることはまず無いので
広島についてのエントリーでは、なんだか自分でも別人のようで、こっ恥ずかしい(笑)。
だけど、本当に広島では色んなことを考えさせられました。
これは、ついついお喋りに夢中になってしまう友人もおらず、一人で出かけたってことも要因の一つだと思うのだけどね。
アタシが広島市街地をぷらぷらと歩き回ってみようと思ったのは、アタシの個人的な宇宙観みたいなもので
まるで根拠は無いので笑ってください。
人は時折怪我や病気をするけど、他愛もないものなら絆創膏貼ったり、薬を飲めば治っちゃう。
けど、その人間の体内では脳が「異物」を感じ、抗体を作らせ、止血させ、治療している。
それがどれくらいのエネルギーを要するのかは知らないけど、その見え無い力が治しているのは事実。
地球もそうなんじゃないかな。。。
64年前に、地球上の小さな島国の「広島」という都市が壊滅状態になった。
多くの命が失われ、植物は焼かれ、天も傷つき黒い雨を降らせた。
ありとあらゆる命が危機に瀕してた。
夭折の天才詩人「金子みすずさん」の宇宙観を擬うなら、万物は循環してる。
ならば、地球は自らの傷を治すためのエネルギーを広島・長崎に送ったはず。
もちろん広島・長崎の人々の人為的努力や、他地域の人々の援助でもあっただろうけど、
太陽がなければ花は咲かず、雨がなければ木々は育たない。
自然の恵みという、地球の治癒力が復興せしめたのではないか、、、なんて漠たる想いを持ちました。
半ば壊死した地球の一部を、地球は治したのだ。
たくさんの熱量と恩寵をもって。
それが今尚、大地にも人々にも留まっているんじゃないか、、、そんなことを考えました。
広島も長崎も強い。
完膚無きまで叩きのめされ、傷ついても、立ち上る者は強くて美しい。
そんな姿を、街全体に観て感じたので、普段では考え無いようなことを考えたのだろう。
そう、これも地球の恩寵なのかもしれない。
何も考えるわけでもなく生きてる者に、「少しは考えなさい。。。」そんなメッセージだったのかもしれません。
8月6日の式典の様子は、テレビの中だけで観ました。
翌日の、式典会場となったモニュメントの周囲は前日とは違った様相でしたが、厳粛な雰囲気はまだ
色濃く残っていました。
Minas Piedras en los premios Nobel
広島滞在中にマスコミが熱心に報道してたのは、酒井某という女優さんの覚醒剤使用のこと。
逮捕状が出たとかなんとか。
日本のマスコミこそ、日本人に打ち込まれる覚醒剤じゃないか。
核兵器こそ、地球に叩き込まれる覚醒剤じゃないか。
快楽への欲求、金銭への欲求、名誉への欲求、、、。
なんか、現代人の欲求は、108つでは足り無いような気がする。
何か、もっとどす黒くて汚い新たな煩悩が増え続けているような気がする。
大体、この時期に、何故こんなことばかり追いかけて、繰り返し繰り返し報道し
おの音声を聞かされなくてはいけないのか。。。
その影に、HIRANUMAさんとMASUZOEさんのバトルでも控えているんですかねぇwww
さて、最後になりますが、アタシのユルい総括を。
覚醒剤と核兵器は同じ。
こんなモン持ったところで、強くなった気になるべからず。
使ったら、廃人だよ。
×薬物依存。
○鯱物依存。
嫌なことがあったら、グランパスくんの写真でもみて恍惚とすべし。
×薬物乱用。
○鯱物着用。
ユルすぎて、破壊行為はきっとおこらないでしょうから。
あ、そういえば、浦和から移籍してきた三都主くんは既に鯱物依存症で、名古屋に骨を埋める覚悟みたいよ。
名古屋弁を覚えようと必死な様子が背番号から伺えます。
みゃーみゃーみゃーっ!!
なんちゃって。
休みの日だと、なんで目覚ましより早く起きられるんだろ。はてー。
6時半。
どこかに出かけるには、まだ随分早い時間である。
またバルコニーに肘掛け椅子を運び出し、海を見つめる。
絶景かな~絶景かな~っ。
牡蠣の養殖棚がいくつも見える。
あの下にある牡蠣は、人間に食されるためだけに生かされてんだなぁ。。。
牡蠣よ、お前たちはそれで満足かぃ?
なんてことを考えてしまうアタシの頭ん中は、完全に長閑だ、平和だ、、、。
ビバ朝日!ビバ夏の海!
そんなこんなで、たっぷりと1時間。
起き抜けに紫外線をたっぷり浴びちまったぃ。
はっと我に返って、身支度を整えて朝食を済まし、再び部屋に戻って荷造り。
夕べ遅くに洗濯したものは、きっちりカラリと乾いている。
(今日のボトムはデニムだけどね)
ビバ宮島!
カメラを担いでGO!
チェックアウトを済ませ、宿のマイクロバスで宮口駅まで送迎してもらい、厳島神社行きのフェリー乗り場へ。
切符を買うとね、往復の切符が出てきて、びっくり。
およそ50メートル先のフェリー乗り場まで、足取りも軽く歩き始めたけど、な、なんだこの暑さはっ!
ま、まぁいい。
夏らしくって雰囲気があっていい。
いい具合にフェリーが来て、いよいよ厳島神社へ。
所要時間15分。
なんかね、はっきり言って、自分が何処に居るのか忘れちゃいそうだった。
何度も何度も伊勢(三重県)に居るような感覚になった。
なんでだろう???
さてー。
宮島に到着すると、すぐに目に飛び込んできたのが。。。
アントラーズ。
人に慣れてるから、近づいても全然動じませんねん。
また、アントラーズぅ。
はいはい、大事にいたしますよ。勝ち点44を忌々しくも思いつつ。。。ん?
ここにも、アントラーズッ。
最後はカメラを向けたとたんに、セクシーポーズで決めてくれました。
おいっ!!
こいつら、モノを食べてる人ンとこにだけ近寄って行くの。
ナチュラルですこと。。。
宮島も外国人観光客がもの凄く多かった。
鹿を見て異様にテンションが上がってて、鹿より彼らを見てるほうが面白かったな。
狛犬でかーッ!
阿
吽
厳島神社に到着すると、んもーもの凄い人ぢゃないのー。
拝殿は即断念。はっはっは、結構潔いだろー。
干潮希望。
側まで行きたいよぉ。。。
こっちは満潮でいい。
参拝客のあまりの多さに側まで近づけず、その隣りの千畳閣を詣でることに。
1587年(天正15年)戦没武将を慰霊するために、豊臣秀吉が安国寺恵瓊に費用壱万石を与えて
建立させたとか。。。
あ、あ、安国寺恵瓊だとぅ!!来てよかったっ!お参り、するする!
わーん、エケイ、エケイ。
こんなところに貴方の痕跡があるなんて、ううっ。
あのう、、、お寺の境内なんですけどね。。。
いくら暑いからといって、皆さん、自由に休み過ぎじゃござんせいかぃ?
奉納(囲碁協会編)
洒落ですな。
奉納(宮島菓子組合編)
もみじ饅頭礼賛。
奉納(人類皆兄弟編)
またぐっときた。。。
お参りしようとご本尊様ンとこへ行くと、一組のカップルが熱心にお参りしてました。
ええ、とても熱心に。
若い夫婦なのか、恋人同士なのか、友達同士なのか知らないけど。
とても参拝するようなタイプには見えない男女だったので、意外だった。
兄ちゃんの方は腕にタトゥーを入れ、頭は長いレゲエ髪。
いかにもカリブちっくな服装で、ド派手である。
女性はインドのサリーのような服を着ていた。
長いことお参りしてる姿が、なんだか素敵でね、、、思わず見入っちゃった。。。
さよなら恵瓊っとばかりに(なんで?)、千畳閣を後にして表参道へ。
お土産屋さんも観光客でごったがえしてる。
あなごめしーっ、とか、焼き牡蠣ーっの文句に簡単にそそられてる。
今朝見た牡蠣棚の牡蠣を思い、アタシもテキトーなお店に入って、焼き牡蠣を食してみる。
実は生まれて初めてである(笑)。
(牡蠣フライしか食べたことない)
「焼き牡蠣を一皿(2個)とビールを1本(お約束♪)ください。」
待つことしばし、熱々でぷるんぷるんの焼き牡蠣をいただく。
(・・・・・・・・・・・・・・・。)
牡蠣ィ、ごめん、無理して生きることないよ。
アタシは君を求めないよ。。。うん。
108つの灯篭の明かりを何となく思う。
スガ シカオ / 夏陰
02 | 2025/03 | 04 |
S | M | T | W | T | F | S |
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