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養母と一緒に選挙に行きました。
投票所である小学校は非常に遠く、歩けば30分くらいかかります。
齢80の養母に歩かせるには忍びなく、タクシーで出かけました。
要らぬ出費だ。。。つまんない。

24時間テレビが終り、この地方の名物であるどまつりが終り、Jがしばし中断し、覚醒剤騒ぎも下火となり
選挙も終り、不愉快な夏が終わります。

一気に秋風が吹きそうな雰囲気。
養母の物忘れと寂しさゆえの愚痴が際立ってきました。

養母と一晩を一緒に過ごし、とめどなく続くお喋りを時折拾いながら、試合時のセレモニーの子供達を見る様な目線で養母を観るようになった自分に気付きました。

寂しいなぁ。

気丈だった貴女が、ぽつぽつと弱音を吐くようになったのが、、、寂しいなぁ。。。
それでも本音を仕舞って、成人しきれていない子供達の心配ばかりする貴女が、哀しいくらい愛しい。

「ありがとね、ありがとね」

そう言って帰ってゆく養母を見送り、自分の不甲斐なさを申し訳なく思いつつ、際限無きお喋りから解放された安堵感があるのは事実で。。。


おめでとね、おめでとね、政権交代おめでとね。

なんてまるで意味の無い言葉をつぶやく。


My Melancholy Blues News Of The World Queen



end-of-summer melancholy feeling …
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友人の解体女医が自身のHPで、NHKが井上陽水さんの特集を放映すると言ってたので、
「わぉ!」っとばかりに飛びついた。
ってか、アニメおたのあやつが陽水さんを聞き、カラオケで熱唱するなんて初めて知った。
まったく、引き出しの多いヤツだ。

10年来の友人で、近くに住んでいるっていう安心感があるから、あまり頻繁に会うことはないんだけど
彼女の存在は、アタシにとってとてつもなくデッカい。

久しぶりに会って、ヤツが「あっらー、元気だったぁ?」なんて言いながら不自然なボディタッチをするとき
アタシは「お疲れさん」の言葉とともに、反射的にスペシウム光線放射のパフォーマンスをしたくなる。

「ドザエモン」をこねくりまわしてきたな、、、おぬし。

ちょっとニュアンスの効いた悪ふざけを楽しむのだけれど、彼女が「傘がない」とか「心もよう」を唄う絵は、
今までイメージ(アニメおた)として皆無。

そんな感慨も手伝って、夕べは陽水さんの歌をしみじみと聞きました。

暗澹とした世界観を、独特の粘り気のある声が纏める。
明るい色と暗い色を混ぜる時の、絵の具のフラクタルな感じ。

その日の特集は、ちょっと明鏡止水的で、事象の原因とか本質を問うような曲がセレクトされていました。
ご友人の沢木耕太郎さんとの掛け合いは、実に明朗会計で大人の友情の機知が感じられて
微笑ましくもあり、うらやましくもあり。。。


氷の世界/井上陽水



一昨日、怠惰熱に襲われて会社を休んだので、昨日は盲目的に働いた。

夏休み期間中はユースとスクールの 遠征が多く、仮払精算の現金が鬼のように本部へ返金されてくる。
先日のホームゲームの売り上げと併せ、会議室に篭って現金出納業務を黙々としてしていた。

現金を数える時、アタシは必ず机を拭く。
「帳簿と現金の齟齬がありませんように、、、」って、これはアタシだけの儀式みたいなもの。
だから昨日も机を丹念に拭いて、現金と伝票を拡げてた。

そこに能天気な我が社の大御所がやってきて、

「わー、我が社にも埋蔵金があるジャン!、鯱(とら)ちゃん、僕にも分けてよぉ~。」

などとノタマフ。

まったく、この人に限らず、アタシが現金を数えているとまるで判を押したように同じ台詞を吐く輩達。
いい加減ひちめんどーくさい。

尚もぶつぶつとぼやく大御所に、さっきまで机を磨いた雑巾を目の前に突き付け、

「My 雑巾、内緒で差し上げます。」

と言って握らせてやった。

一瞬の沈黙後、大御所は「ぎゃーはっはっはっは!」っと笑いよる。

ネタのつもりじゃなかったんだけどさ。



その大いなるウケ具合に、アタシは凍る。
こんなことで笑うのか、、、っと凍る。


カネにまつわる冗談がそんなに面白いのか、、、経理なんかやめて、いっそ林檎売りになりたい。
 

元来怠け者わたくし、日々の通勤にさえ骨が折れる。
近頃、激しくも静かな惰の魔が私に降り注ぎ、今朝は起きられなかった。
身体が重く熱っぽい。

頑張って準備さえすれば、行けるはず。

しかし、今日は怠惰な自分を賞賛し年休消化に貢献することにした(笑)。
有給休暇を使うことに以前はすごく抵抗があったんだけど、いつの間にか惰の魔がそんな感情を
消してしまった。
困ったもんである。

いくら楽観者のアタシとて、少しの躊躇もなく「ま、いいっか。」と思ってしまうのは薄ら寒い。
怠惰熱に魘されて布団を被ったら、頑張り屋さんのある友人のことを思い出した。

6年前、37歳の若さで亡くなった友人のことである。
以前に、弧愁庵人さんのところでもちょこっと書いたことがあったかな。
私の2度目の転職先で同僚だった人でした。

愛に殉ずると書いて「殉愛(ジュンアイ)」というのが彼女の名前。
女優の真行寺君枝さん似の美しい女性でした。(清楚な雰囲気は皆無だったけど・笑)

韓国籍で日本に育ち、それだけでありがちな虐めにあい、グレて18歳で結婚。
二児を授かったけれどDVで離婚。

シングルマザーとして働き、ご縁があって再婚。(彼女に会ったのはこの頃)

共働きで頑張って新築のマイホームを手に入れて、招待してくれたこともあったけ。
その時の彼女はとても幸せそうだった。
少し歳は離れているけれど、優しそうで頼り甲斐のあるご主人が、血の繋がりのない子どもを慈しみ、
家族4人できゃっきゃと楽しむ様子は、アテられっぱなしだった。。。のだけど。。。

やがてご主人は外に女の人が出来て、帰宅しなくなった。
相手の女性からも、さまざまな嫌がらせを受けたそうである。

この頃私は、とっくにこの会社を退社し、元旦那さんとも別居して名古屋へ出たので詳細は知る由もなく
全て後で聞いた話なんだけど。

紆余曲折もあったけど、ご主人は殉愛の元に戻って来たそうである。
全てを清算して、「もう一度やり直したい」そう言ったそうである。

その直後にご主人は交通事故に遭いました。

即死だそうな。


そんなことが起こってるとは露ほども知らなかった私は、彼女の落胆と悲しみの度合いさえも知らなかった。
随分辛い思いをしただろうに、、、とそれだけは想像出来るのだけど、
しかし彼女は強かった。

一念発起、女手一つで会社を立ち上げたのだ。
何かを忘れるためには、何かに夢中になることが一番の方法なのかもしれないけど、ご主人の死後は
狂ったように働いたそうである。
マイホームを職場とし、子供達にも仕事の手伝いをさせ、家事をさせ、母子3人で頑張っていました。

そんな彼女に病魔が襲いました。

癌である。

そう診断された時が、早期なのか中期なのか末期なのかはわからない。
入院治療が必要なのにもかかわらず、彼女はまた日常へ戻って行き、働きました。
薬の服用と抗癌剤の投与で、フラフラになりながらも。

年を越し、仕事始めの景気付けに、仲間内で新年会を催した時に、彼女は倒れた。
2次会先のカラオケ店で、席を立った彼女がなかなか戻って来ないのを心配した娘さんが探しに行ったところ
すぐ側の階段の下で倒れている彼女を発見しました。

当時の会社の別の同僚から携帯の留守電に「殉愛さんが亡くなりました」のメッセージを受け取り、
慌ててコールバックしたところ、
「なんかね、酔って階段から落ちたみたいだよ」
なんて言葉が返ってきて、一切のいきさつを知らないアタシは、酒好きの殉愛を思い出し悲しみながら呆れてました。

「まったく。。。」

でも、通夜と葬式で聞いた事実は全く違ってた。

彼女の闘病生活は、本当に近しい者にしかその実態が伝わっていなかったらしい。
おそらく、子供には内緒にしていたのだろう。
絶対安静と言われても、彼女は聞かずに薬だけで生きていたようだ。

新年会の当日も、相当気分が悪かったようだけど、宴とか、賑やかな場が好きな彼女は見送りたくなかったのだろう。。。

気分が悪くなって部屋を出、洗面所に向かおうとした時に、くらっとなって、そのまま階段から転落したらしいです。

「ばっかやろーっ!」

癌告知をされて、すぐに徹底的な入院治療をすれば治っていたかもしれないのに。

殉愛は、自分の病気が治ると思っていたんだろうか、それとも無理だと諦めていたんだろうか。。。

殉愛との付き合いは、2年くらい。
会社の同僚としての付き合いだったけど、当時の私は彼女のことはあまり好きではなかった。
激情型のその性格に馴染めなかったから苦手だった。

彼女にまつわる強い思い出は2つ。

◆ひとつめ

内輪で飲んでいた時、彼女がでろんでろんに酔って乱入してきて倒れこんだもんだから、

「こら、大丈夫?」

なんて、半ば面白がって抱き起こそうとした時、殉愛はアタシに抱き着きながら、思いっきり頭突きをしたのだ。
痛いのなんのって、目から☆が出た。
その時のヤツのギラギラした鋭い目は、今でも忘れない。

翌日、彼女はそのことを謝りながらもこう言ったのだ。

「うわっつらだけの言葉や付き合いって、アタシはだいっ嫌いなの!」

社会に出て数年、面倒なヤツを適当にあしらう術にも長けてきた頃のこと。
生温い態度で自分を守るズルさを、見透かされた様でそれ以来ずっと彼女のことは恐かった。


◆ふたつめ

やんごとなき事由で授かった子を諦め呆けて居た時、誰もが腫れ物を触るようにアタシに接していたけど
殉愛だけはこう言ったのだ。

「アンタ、自分を責めるんじゃないよ。それだけはするんじゃないよ!そんなことしても誰も喜ばないんだから!」

強い口調で、でも若干いつもより優しく。


今は彼女が恋しい。。。

中村中 - 友達の詩


殉愛の通夜の時、平服で駆けつけたアタシだったけど、参列者が皆喪服だったことに気圧されて
屋外で手を合わせ、そのまま帰ろうとしました。
その時、ある人から声をかけられました。

 「久しぶり、来てくれたの?」

 「久しぶりなのが、こんな場とはね。。。」

彼は殉愛と滅法親しい男性。
殉愛はどうか知らないけど、彼は彼女を愛していたと思う。

短い間だったけど、彼の口から殉愛の最後の状況を聞き、それほど親しい仲だったんだ。。。
っと納得。

おそらく彼は結婚を望んでいたかもしれない、、、ってか、そうだったのだろう。
ソレに対する殉愛の答えは、何もかも知った上での、この詩の様なのであろう。

彼女の強さは、こんなにもたおやかな大部分によって構成されてたんだと思う。

こんな関係も、なんかいい。。。
切ないけど、なんかいい。。。



さて、怠惰熱も下がったことだ。明日からまた頑張らねば。

アイツに笑われちゃう。



我が社は、世に溢れる会社とはちょっと違い、会社休日が不規則。
日・月が定休だけど、日曜日に試合が入ったりすると、その分が他に振り替えられます。
ま、トータルとしてはカレンダーと同じ休日日数なんだけど。

思わぬところに連休があったりして、改めて会社カレンダーを見て驚くと同時に嬉しくなっちゃう。

明日から4連休だってさ。

知らなかったよぉ!!なんで教えてくれなかったのっ?!

アタシがちゃんと確認してなかっただけのことなんだけど、無計画の4日間が勿体無くて
ちょっと悔しい。

無性に出かけたくなっちゃって、広島に行くことに決めました。

ノー・モア・ヒロシマ。

高校の修学旅行で、かの地の有名ところは訪れたことはあるんだけど、大人達が押し付けた行程は、
幼い感覚ではそれなりの衝撃はあったけど、もっと濃厚に感じてみなくちゃいけないような気がして。

「そうだ、広島へ行こう!」

そう思ったとたん(午後3時)に、いてもたってもいられなくなっちゃって、今日はずっとホテル探し。
仕事は遅れてないから、許せ、上司(笑)。

しかし、いきなり明日の宿泊っとなると、なかなか見つからず苦戦。

なんとか希望を70%くらい満たす宿を見つけて、退社後は新幹線の切符を買いにJTBへ駆け込む。
ギリギリセーフ。

帰宅して、あれこれと観光ルートを考えていたら止まらなくなっちゃいました(笑)。

宿の予約は1泊だけど、ひょっとしたら2泊、、、調子づいて3泊になるカモです。
PCは重いし、宿のネット環境が良くないので持って行きません。

しばしお休みします。

ちゃんと慰霊をしてきます。
小さなバッグを一つ持って、行ってきまーす。

20090806-00000051-jijp-soci-view-000.jpg










一度見学したからって、全てを知ったようなつもりになっちゃいけないよね。
繰り返し繰り返し、目に焼き付けなくちゃ。

それでも戦争をしたがるヤツは居るし、儲けたいヤツはもっと居る。

自分自身のこととして 原爆忌に考える

核廃絶「絶対できる」 64回目、広島原爆の日


今日の新聞(主に巨大紙)の社説で、響いたのは毎日新聞だけ。
あとは地方紙の中日新聞。

64年も経つと記者も被爆体験も戦争体験も無い若手だろうから、人事のように、事実としてだけの歴史を
擬えるだけなのかな。。。

Nuclear strike


こんな至上最悪な兵器を持ちたがるヤツも、それを容認するヤツも
映像のような結果が見たいのだろう。

心の奥底では自分は生き残ると思ってるし、案外人の大量死を見たがってるんじゃないの?

狂ってる。


 

昨日は、洗濯と掃除に明け暮れました。
カーテン2間分、テーブルクロス3枚、溜まった洗濯物を一気に洗い、ラグをとって照明も外して部屋を磨き、
窓を磨き、新しい芳香剤を置いたら、
梅雨時のじめーっとした重い質感が一気に取り払われたような気がして、妙に嬉しくなってしまった。

洗いまくった洗濯物は、長く待ちわびた眩い陽光に晒されて、どんどん乾わいてく。
片っ端から取り込むと部屋には陽光の香り、お日様の香りでいっぱいである。
夏はこうでなくっちゃ!!

久しぶりにキリキリと働き、ご褒美とばかりにシャンパン(フルボトル)を開けたら、一気に睡魔が襲ってきて
夢も見ずに熟睡しました。
(開けたシャンパンは、きっちり空にしたのは私流)。

本や書類や手紙の類で散らかっていたテーブルの上もすっきり。
クロスを変えるだけで気分も違う。

「この色はあの子の好みだったな~。」
「この香りは、彼女が好きかもしれない。」
「あの人は、ここにこの写真を飾るといいよ、なんて言うのかな。」

想像を掻き立てられながら、掃除にいそしみました。

最近はホームパーティーも随分ご無沙汰しちゃってるので、友人の顔を思い浮かべながら、それぞれの
友人の好みを思い出しながら作業していたら、随分捗って自己満足。
昨夜に引き続き、片付けられた部屋でマッタリーノ。

夏、夏、夏、夏、ここなっつ。

暑いけど、汗ダラダラになるけど、やっぱりこの季節が一番好き!

陽光が好き。

閉じている場合では無い!


キャンディーズ 夏が来た!
 

懐かしいキャンディーズ!
たぶんこちらにお越し下さる皆様も同様かと(笑)。

キャンディーズはよく聞いたけど、自分が好きだったのではなく、小学生高学年の頃の親友が大好きで、
その親友が大好きだった私は、自然に感化されていたんだと思う。

その親友は絵がとても上手な女の子で、教科書やノートの端々に、キャンディーズの3人の似顔絵を
アニメチックに可愛らしく描き、絵を愛し、今も絵画を愛し、通常の住宅の壁くらいの大きさのキャンバスに、
凡人には何だかよくわからない絵を書いてます。

ここまで来ると上手いのかどうかは判断不能(笑)。

でも中学校の頃の彼女が描く海の波や、木々の葉一枚一枚には、陽光が感じられて、とても明るく
それはそれは美しかった。
波のしぶきはどこまでも透明で躍動し、繊細でありながら力強かった。

小さなコンクールでも、大きなコンクールでも、必ず表彰者の中に彼女の名前があって、
彼女と一緒に絵を書いていると、なぜか絵がヘタな私まで入賞したりして。

懐かしいことを思い出した。

久しぶりに、彼女とキャンディーズを聞いて見たいな。
(ホントは振り付きで踊ってみてもいいけど、、、やめとこ。)


 

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