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巷に溢れるさまざまな相対的な事象のうち、最も強く激しいのが『生と死』。
生まれてきた者には、いづれ何人であっても必然的に死を受け入れなくてはいけない。
願わくば、全うした自然死を!
自然科学や宇宙力学に淘汰されるのは仕方のないことだけど、現在の自死(自殺)という現象が増加傾向にあるのは悲しみを通り越して異常なこと。
そもそも人間だって動物である。
生き抜くための本能がある。
植物だってそう。
生まれたモノは、動物にせよ植物にせよ、自然界において「生きる」ことをプログラミングされてる。
弱肉強食の自然界では、繁殖機能が欠落した植物や、立ち上がることの出来ない草食動物、獲物をとれ無い肉食動物は自然淘汰されていく。
これは摂理でもある。
では、人もそうなのかと考えると、そうとも言えるような条件が浮かびました。
「生き甲斐の喪失」
食べていけるだけの条件は揃っているのに、「生き甲斐」を失くした人間は、「生きる」ことをプログラミングされながらも、自らを滅ぼす。
15年くらい前までは自死を選択する人を、(非情な私は正直に告白すると)相当なロマンチストだと思っていたのだけれど、「生き甲斐の喪失」の原因が変化していることに着目せざるを得ません。
詩人のような個人的な心の内面の問題ではなくて、「生きたい」のに「生きられ無い」という社会で生活することが出来無い冷たい現実にぶち当たった人が多すぎるのではないか。
「お父さんがリストラされちゃって、お母さんのパート収入だけじゃやっていけないから、私も高校を辞めて働きます。」
そんな台詞を身近で聞くようにもなり、不憫で悲しいのだけどどうしようもない。
ただ食い繋ぐだけのために働く人々が増えてる。
必死になっている時は「生き甲斐」についてなど考えることもないだろう。
でも、ふっとした時に案外緊張の糸は切れ易い。
この日本社会全体がパソコンのOSにあたる部分で、権力者によって都合よく構築されたシステム上で、プログラミングされてるデータの欠片が自分の本来の姿ではないかと錯覚することがある。
所詮文字の羅列に過ぎない欠片に「生き甲斐」など必要ないとシステム管理者は言うのだろう。
自己を保つため暴走し断片化したデータは、バグとして消去される。
消去される前に自己消滅して、システム諸共破壊してやりたいとも思うのだけど、その思考を持った瞬間に大きな力によって消滅させられるのだろう。
ひそやかに、ひそやかに。
消去されたデータが1年で3万。
データが悪いのではない。
システムが粗悪なのだ。
現代の粗悪なシステムに対応するべく、粗悪なプロブラミングに安易に呼応しないことだ。
生まれたモノは、動物にせよ植物にせよ、自然界において「生きる」ことをプログラミングされてる。
それでも自死を選ぶということは、死ぬ覚悟が出来る程の事象や原因があったということ。
人は数列ではない。
己を消去せざるを得なかった人を偲び、日々何事も無いかのように稼動するOSとシステムに、「ふざけんなっ!」っと声を上げてみるのも良いと思う。
和幸 (加藤和彦 X 坂崎幸之助) / 感謝
こんなに素敵な歌を歌っていらしたのにね。。。
自死された全ての方に、合掌。
でも、ふっとした時に案外緊張の糸は切れ易い。>
・・・
その通りで、緊張の糸が切れた時、自分を振り返った時、意思(知恵)持った人間は、「生きている」と実感できる<生き甲斐>を欲するのだと思います。
人間としての<生き甲斐>が「枯渇」していると感じると、唯、人間生きて行くのが、<虚無>と感じのだと思います。
「欝」は薬で治るものですが、
深い<虚無感>は、抜け出すのは大変です。
<虚無感>から抜け出すには、<虚無>の中から、また「己」を見出すしか無いと思います。
その為には、心の友人を普段から持つことが必要なのかも知れません…。
ふとした言葉から、また「己」を見つけるかも知れません。
「己」は、一つでは無いのですから…。
コメントありがとうございます。
自分が死んだ時、一体誰が心から悲しんでくれるだろう・・・。
なんて考えることがあり、想像して数えてみると、、、悲しいことにごく少数なんですよね。
けど、私には死んで欲しく無い人が数え切れ無いくらい大勢います。
多分、多くの人が同様に考えていることと思います。
>「己」は、一つでは無いのですから…。
この言葉に集約されますね。
一つとして無駄な命なんて無いハズです。
>ふとした言葉から、また「己」を見つけるかも知れません。
誰かの言葉に励まされることがあるように、己が発した言葉が、思いもよらず誰かを励ますことがあるかもしれません。
想像力を膨らませれば、「己」の世界はもっと拡がることでしょう。
虚無感に潰される前に、「己」のストーリーをもっと大切にして欲しい、、、そんなふうに思います。
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