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天の下では、何事にも定まった時期があり、すべての営みには時がある。
生まれるのに時があり、死ぬのに時がある。
植えるのに時があり、植えたものを引き抜くのに時がある。
殺すのに時があり、いやすのに時がある。
くずすのに時があり、建てるのに時がある。
泣くのに時があり、ほほえむのに時がある。
嘆くときに時があり、踊るのに時がある。
石を投げ捨てるのに時があり、石を集めるのに時がある。
抱擁するのに時があり、抱擁をやめるのに時がある。
捜すのに時があり、失うのに時がある。
保つのに時があり、投げ捨てるのに時がある。
引き裂くのに時があり、縫い合わせるのに時がある。
黙っているのに時があり、話をするのに時がある。
愛するのに時があり、憎むのに時がある。
戦うのに時があり、和睦するのに時がある。

伝道者の書 : 3章1-8節
 
わたくしごとですが、先日夏休みの子供向けイベントのお手伝いで、名古屋市科学館に行ってきました。
新設されたプラネタリウムの体験と鯱さんチームのホームゲーム観戦をセットにしたコラボ企画。
プラネタリウムなんて、20年以上前に、東京の渋谷だかどっかで観て以来。
イベント終了後にご好意で観せていただきました。

「真夏の今日の星の配置、、、(名古屋上空では)こんな感じです。夏の大三角形が夜8時くらいにははっきりと見えますよ。今年は節電の効果もあり、例年より星が綺麗に見えます。」

最近のプラネタリウムって凄いのね。
半球状の空間を数十分割したCG画像で埋め、超リアルなバーチャル宇宙体験が出来ました。

「今、私たちが居るのは、名古屋市のココ。人工衛星からの映像です。せっかくだからちょっと飛び出してみましょう、、、名古屋市、愛知県、日本、アジア、、、もっと飛び出してみると、青くて丸い地球です。」

「太陽系を旅してみましょう、、、水星、金星、地球、木星、火星、それぞれの色が違いますね、それぞれの星の運動を観てみましょう。一見バラバラに見えますが、それぞれの星の軌道をを観るととても規則的なんです。」

「次は太陽系から銀河系に飛び出してみましょう。。。太陽系が遠くなりました、もっと遠くに行ってみましょう。あ、どこかでビッグバンがおこったようですネ。」

いかにも、子供達に宇宙の神秘を教えるのが大好きって役所のオジサンが、朴訥ではあるけれど親しみのある口調でナレーションをしていました。MC的なキンキン声の若い女性でなくて良かったと思います。

この銀河系の彼方からは地球など、あまたの星くずの一つに過ぎないのに、そのちっぽけな星にはあまたの国があって紛争がおこり、天災がおこり、新たな争いを生み、金に群がり、権力に群がり、放射線被害よりももっと深刻な負のエネルギーが満ちているのが滑稽。
地球外の遥か彼方から俯瞰して観ている者があるとすれば、無数の星のひとつに過ぎない地球で起こっている紛争や天災など、くしゃみどころか、欠伸か瞬きなのかもしれない。

近しい愛する者を失った人に対し同じ喪失感を味わった者として、「どうか力を落とさないように」と、元気の出る言葉とか、慰めになる言葉とか、そんな気の効いた言葉を贈りたいと思ってたけど、私にはやっぱり無理みたい。
力を落とさないためにも、どうか大切な人を今まで以上に愛しみ、慕い、学び、語り、敬ってください。
それがこれからも「共に生きる」ってことだと思うし、喪失からの脱却だと思うから。

9月8日は私の養父の命日でした。
ここ数年、お盆にも命日にも秋のお彼岸にもお墓参りできてなくて心苦しいんだけど、最近養父のことを思ってる時は、ほっこり癒されるようになりました。

くしゃみやら欠伸を繰り返しているうちに、また嫌でも会えますよ。^^


 


お父様を亡くされた国民さんも、お母様を亡くされたkappaさんも、生前慕われた方と、どうか、どうか、どうか、、、これからも変わらずに仲良くお過ごしください。
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NHK ETV特集「大江健三郎 大石又七 核をめぐる対話」



http://www.youtube.com/watch?v=rC5G1aikPzM&NR=1

http://www.youtube.com/watch?v=WmVx9EK-s-Q&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=SfNVnEeUcws&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=zS4E7SHjhx8&feature=related

http://www.youtube.com/watch?v=IM_d6c8zG2M

http://www.youtube.com/watch?v=XmUEfjm9tR0&feature=related

人は過去を簡単に忘れちゃうね。。。或いは知ろうとしない。確かに、知らされないという不都合もあるけれど。
いづれ消されてしまうだろうから、今のうちに視聴して欲しいと思います。

核の抑止力、原子力(核)の安全性。
この言葉のレトリックは、「左に右折する」って言葉を成立させちゃうくらい、矛盾を孕んでいると思うんだな。




初めて会った異母弟と、他愛も無い世間話と、実父の思い出話を聞いて、ちょっとテンションが上がってはしゃいでいたのも束の間。

いきなり相続辞退の書面にサインしてくれときたもんだ。。。
こんなもんか、、、と思った。
異母弟の苦しそうな顔を横目に、素知らぬ顔でサインした。手はちょっと震えていたかもしれないけど。

私を構成する半分を、ずっと知りたいと思っていた。
祖は、愚たる日本人だな、、、と、なんとなく思った。

井伏鱒二さんの「黒い雨」を再読中。
その作品に向かわしめたのは、やはり東電による福島原発事故です。事故による放射線被害を、広島の原爆被害と重ねてしまうのは、何も私だけではないでしょう。
けれど、被爆による苦しみの実態よりも、この作品を一流文学たらしめた、何かを包括し、且つ拡散する描写に心が揺さぶられました。実は、夏目漱石さんの作品にも遠藤周作さんの作品にも匂います。
無力な一人の人間の苦しみや悲しみの外側に、幾重にも巻かれる薄絹の腹帯のようなもの。

私が感じた「薄絹の腹帯」とは、例えばこんなもの。
復興に忙しなく働く人々を急かすことなくゆったりと流れる時間、助け合いながらも時には辛辣なことを言う人々、人造物は破壊され尽くしたけれど眼前にある山々や河川と海の輝き。
元気に走り回る子供達が滑って転ばないようにと、毎日せっせと銀杏の落ち葉を掃くおじいちゃんだったり、一人の娘の結婚話を纏めるために心を痛めたりする地域の人々だったり。
芒種、虫供養のような郷土の慣習や、生活に根付いた子供達の数え歌。窮乏していた当時の食卓事情などを読むと、自分が知らない植物ばかりだったり。

人同士が密着し、それらの人々が自然と密着していた様子が、非常に苦しい時代であり(当時はまるでその影響が分からなかった)放射性物質が降り注ぐ過酷な状況下であったのにもかかわらず、その人と自然の繋がりを、今では羨ましく思いました。
井伏さんの作中の人物は、これがまた皆、謙虚なんです。
現代人、特に都会人には見受けられないんじゃないかと思います。

止まらない鼻血、どんどん無気力になっていく「ぶらぶら病」。

『ひょっとしたら、此処に留まることは良くないのではないか』

そんな不安を抱えながらも広島に留まった人々は、行くところが無い人ばかりではありませんでした。
郷土を愛していたからなのでしょう。
その思いは、「自分は一人で生きている」なんて思い上がった考えを持つ人には分からないでしょうね。

『郷土の大自然の恩寵と、その周りの人々の善意によって生かされている』

そんな感謝の念が、故郷を離れ難くさせたのだと思います。

川上弘美さん、浅田次郎さんと村上春樹さんを除いて、現代文学をほとんど読まなくなってしまったのは、万物への感謝を忘れ、人こそが唯我独尊だと言わんばかりの作品ばかりだから。
史上最強の捕食者である人間は、実は一人では何も出来ない裸の王様ではありませんか。
誰かの手によるモノに寄って生かされているに過ぎません。
「生きているのではなく、生かされている」宗教観を語るわけでなく、ただ普通に誰もが万物に対する感謝の気持ちを少しだけでも持ち続けていたらこんな世の中には成らなかったように思うのです。

もう逝ってしまった優れた文芸家達のメッセージを、正しく感じて受け取らなければ、申し訳なくってありゃしない。。。

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大好きな人形作家、与勇輝さんの作品展が、来週名古屋でも開かれるそうです。
前にもブログで記事にしたけど、上のこの写真、人形なんですよ。バランスを取るための針金なんて入っていなくて、人形自身が一人で立っているんです。

5年ぶりの作品展が来週から開催されるとあって、今からとても楽しみにしています^^
前回、初めて実物の人形を見て堪能はしたけれど、しかしまだ、ただ目の保養のような感覚でした。
懐かしさをソコに見て喜んでいただけのような気がします。

けれど今回の展示会に寄せる与さんのメッセージが、なんだか辺見庸さんのおっしゃる「兆し」を感じ取っていたかのようで、ちょっと見過ごせないです。表現方法は違えども、同じ立ち位置にいらしゃると思いました。

昭和という響きがだんだん遠のいています。日本の歴史の上でも、こんなにも変化の大きな時代はなかったでしょう。
少年時代、空襲警報と共にB29が飛んできた記憶など今も蘇ってきます。やがて街には被災しながらも逞しく生きる子ども達の姿が溢れることになりました。その子達はどのように育ち成長していったのでしょうか。


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養母が幼少の頃には、幼い子供も、より小さな弟妹の子守がお仕事でした。
けれど、辛い洗濯や水汲みから開放されて、幼子を負ぶってさえいれば叱られなかったので、遊び呆けるために姉妹では幼子の取り合いだったみたい(笑)。

背負って、耳元で泣き声と息遣いを感じ、兄弟姉妹の情愛を深めていったのだよね。
ちょびっとだけ疎みながらも、背負った重いモノに命を見て、大切にしたんだよね。





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作品の題名は「母さんは?」

火垂るの墓の兄妹のよう。
今にも起き上がってきそうなのに、今にも息絶えそう。。。

これはオブジェのはず、ただの人形のはず。
しかし何が迫ってくるのだろう。

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与さんは、「5年前の展覧会以後、昭和の最も苦しい時代を表現しなければ、今やらなければ、多大な後悔となるだろう」と、今回は先の戦争で被災した時代を表現するため、制作に5年を費やし、昨年の秋から東京・銀座を皮切りに展覧会を始めました。

その間にあの大震災が起こりました。

どんなに心を痛めたことでしょう。
先の戦争を表現している時に、先の戦争と同等の惨禍が襲ったこと。
あれから65年も経っているのに、当時と同じ景色を見ること。。。。


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最近の与さんの作品には、よく可愛らしい妖精(ニンフ)が登場します。
皆、子供の姿で。。。
昭和の香りが漂う子供達は勇ましかったり、健気で無防備な一面を微笑ましく見ることが出来るのだけど、ニンフ達の表情には怯えがあるように思えます。

平和な棲家を追われ、理不尽な仕打ちに怒るよりも、行き場を無くして戸惑う小さなニンフ達。
木の葉で身を守りたい対象は、きっと黒い雨ばかりでは無いんじゃないかな。。。



与 勇輝(あたえ ゆうき)さん、ファーストネームからなぞると、「ユウキ アタエ」。
勇気を与えよ、、、勇気を与える、、、勇気を与えられる、、、

言葉を発することのない人形なんだけれど、きっと独自の言葉を孕んでいるから、こんなに生々しく艶めいているのでしょう。

小さなニンフ達は、きっと人間と共存出来ると思い慕ったから少し過激な悪戯もしたけれど、そんな人間に住処を奪われるとは思っていなかった。
戸惑い、驚き、不安、、、悲しみ。。。

work34.jpg
与さんは絶対原発には反対していると思います。

与さんの子供達(作品)が、そう言っています。





 


★追記★

展覧会の日程を記しておきますね。

○昭和・メモリアル 与勇輝展

2010年 9月16日 ~ 10月4日 東京・銀座  松屋 終了
2011年 3月3日 ~ 3月21日 大阪・難波 高島屋 終了 
  4月20日 ~   5月 9日  神奈川・横浜 高島屋 終了 
  6月10日 ~   6月20日 鹿児島 山形屋 終了 
  7月  9日 ~   8月 7日   愛知・名古屋 松坂屋美術館 開催中 
  8月10日 ~   8月22日 兵庫・神戸 大丸ミュージアム神戸  
  9月 7日 ~    9月26日 京都 高島屋   
10月 6日 ~ 10月17日 栃木・宇都宮 東武百貨店   
10月26日 ~ 11月 7日 北海道・札幌 大丸札幌店  
       
2012年 GW 福岡 大丸福岡天神店   
2013年 1月12日 ~ 1月26日 岡山  高島屋

ご参考まで☆

タイトルを、次兄の決断としようか、判断としようか、決意としようか、ただ「理(ことわり)」としようか、考えあぐねたけど、やめた。虚しいばかりだから。
近々、福島へ復興支援のために出かけるそうな。何時戻るのかと問えば「一定の目途がつくまでらしい」と笑っていたそうな。

養母よりも、長兄よりも、「何か」重大なことがあったときには、必ず真っ先に相談してくれるなり、事情を話してくれていたのに。
私には何も無かった。
『何でだよっ!何で未だに何も話してくれないんだよっ!』
そんな思いがこみ上げてきて苦しくて悲しくて辛くなってしまうのは、「福島」がもう極めて危険な場所だと認知しているからなのでしょう、、、。
正直、行って欲しくないという気持ちがあります。それはかの地の差別となるのでしょうか。

けれど、次兄以外の他の誰かが行ってくれればいいのに、、、なんてことはこれぽっちも思っていないと言えば嘘になります。
永田町や霞ヶ関で無駄な動きをし、ゲハゲハ笑い、人のカネで贅を貪る醜い人々に言って欲しいと思っちゃう。こんな奴らにも守るべき子供がいるのだろうけど。
嫁や甥っ子達は私なんかよりもっと強く、気迫めいた思いを持っているだろうけど、それはどうか察してやって欲しい。

事故から3ヶ月、もう何処が危険で安全な場所かなんて、語るのも愚かなことかもしれない。

けれど、悲しくなるのは何故だろう。。。




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