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忘れてはならない記録として
http://news.nicovideo.jp/watch/nw147415/2より


ブータン王国のジグミ・ケサル国王

106648p.jpgブータン王国ジグミ・ケサル国王は2011年11月17日、国会で演説を行った。ブータン王国は、国民の心理的幸福などを指標とする「国民総幸福量」(GNH)を重視する国として知られている。演説でケサル国王は、東日本大震災について「いかなる国の国民も決してこのような苦難を経験すべきではありません」とした上で、「しかし仮にこのような不幸からより強く、より大きく立ち上がれる国があるとすれば、それは日本と日本国民だ」と語り、ブータンの言葉「ゾンカ語」で祈りを捧げた。

■「皆様は大災害に静かな威厳をもって対処された」

ブータン国王: 天皇皇后両陛下、日本国民と皆さまに深い敬意を表しますとともにこのたび日本国国会で演説する機会を賜りましたことを謹んでお受けします。衆議院議長閣下、参議院議長閣下、内閣総理大臣閣下、国会議員の皆様、ご列席の皆様。世界史においてかくも傑出し、重要性を持つ機関である日本国国会のなかで、私は偉大なる叡智、経験および功績を持つ皆様の前に、ひとりの若者として立っております。皆様のお役に立てるようなことを私の口から多くを申しあげられるとは思いません。それどころか、この歴史的瞬間から多くを得ようとしているのは私のほうです。このことに対し、感謝いたします。

 妻ヅェチェンと私は、結婚のわずか1ヶ月後に日本にお招きいただき、ご厚情を賜りましたことに心から感謝申しあげます。ありがとうございます。これは両国間の長年の友情を支える皆さまの、寛大な精神の表れであり、特別のおもてなしであると認識しております。

 ご列席の皆様、演説を進める前に先代の国王ジグミ・シンゲ・ワンチュク陛下およびブータン政府およびブータン国民からの皆様への祈りと祝福の言葉をお伝えしなければなりません。ブータン国民は常に日本に強い愛着の心を持ち、何十年ものあいだ偉大な日本の成功を心情的に分かちあってまいりました。3月の壊滅的な地震と津波のあと、ブータンの至るところで大勢のブータン人が寺院や僧院を訪れ、日本国民になぐさめと支えを与えようと、供養のための灯明を捧げつつ、ささやかながらも心のこもった勤めを行うのを目にし、私は深く心を動かされました。

 私自身は押し寄せる津波のニュースをなすすべもなく見つめていたことをおぼえております。そのときからずっと、私は愛する人々を失くした家族の痛みと苦しみ、生活基盤を失った人々、人生が完全に変わってしまった若者たち、そして大災害から復興しなければならない日本国民に対する私の深い同情を、直接お伝えできる日を待ち望んでまいりました。いかなる国の国民も決してこのような苦難を経験すべきではありません。しかし仮にこのような不幸からより強く、より大きく立ち上がれる国があるとすれば、それは日本と日本国民であります。私はそう確信しています。

 皆様が生活を再建し復興に向け歩まれるなかで、我々ブータン人は皆様とともにあります。我々の物質的支援はつましいものですが、我々の友情、連帯、思いやりは心からの真実味のあるものです。ご列席の皆様、我々ブータンに暮らす者は常に日本国民を親愛なる兄弟・姉妹であると考えてまいりました。両国民を結びつけるものは家族、誠実さ。そして名誉を守り個人の希望よりも地域社会や国家の望みを優先し、また自己よりも公益を高く位置づける強い気持ちなどであります。2011年は両国の国交樹立25周年にあたる特別な年であります。しかしブータン国民は常に、公式な関係を超えた特別な愛着を日本に対し抱いてまいりました。私は若き父とその世代の者が何十年も前から、日本がアジアを近代化に導くのを誇らしく見ていたのを知っています。すなわち日本は当時開発途上地域であったアジアに自信と進むべき道の自覚をもたらし、以降日本のあとについて世界経済の最先端に躍り出た数々の国々に希望を与えてきました。日本は過去にも、そして現代もリーダーであり続けます。

 このグローバル化した世界において、日本は技術と確信の力、勤勉さと責任、強固な伝統的価値における模範であり、これまで以上にリーダーにふさわしいのです。世界は常に日本のことを大変な名誉と誇り、そして規律を重んじる国民、歴史に裏打ちされた誇り高き伝統を持つ国民、不屈の精神、断固たる決意、そして秀でることへ願望を持って何事にも取り組む国民。知行合一、兄弟愛や友人との揺るぎない強さと気丈さを併せ持つ国民であると認識してまいりました。これは神話ではなく現実であると謹んで申しあげたいと思います。それは近年の不幸な経済不況や、3月の自然災害への皆様の対応にも示されています。

 皆様、日本および日本国民は素晴らしい資質を示されました。他の国であれば国家を打ち砕き、無秩序、大混乱、そして悲嘆をもたらしたであろう事態に、日本国民の皆様は最悪の状況下でさえ静かな尊厳、自信、規律、心の強さを持って対処されました。文化、伝統および価値にしっかりと根付いたこのような卓越した資質の組み合わせは、我々の現代の世界で見出すことはほぼ不可能です。すべての国がそうありたいと切望しますが、これは日本人特有の特性であり、不可分の要素です。このような価値観や資質が、昨日生まれたものではなく、何世紀もの歴史から生まれてきたものなのです。それは数年数十年で失われることはありません。そうした力を備えた日本には、非常に素晴らしい未来が待っていることでしょう。この力を通じて日本はあらゆる逆境から繰り返し立ち直り、世界で最も成功した国のひとつとして地位を築いてきました。さらに注目に値すべきは、日本がためらうことなく世界中の人々と自国の成功を常に分かち合ってきたということです。

■「ブータンは小さな国ではありますが強い国でもあります」


「ブータンには寺院、僧院、城砦が点在し何世代ものブータン人の精神性を反映しています」

ニコニコニュース(オリジナル) ご列席の皆様。私はすべてのブータン人に代わり、心からいまお話をしています。私は専門家でも学者でもなく日本に深い親愛の情を抱くごく普通の人間に過ぎません。その私が申しあげたいのは、世界は日本から大きな恩恵を受けるであろうということです。卓越性や技術革新がなんたるかを体現する日本。偉大な決断と業績を成し遂げつつも、静かな尊厳と謙虚さとを兼ね備えた日本国民。他の国々の模範となるこの国から、世界は大きな恩恵を受けるでしょう。日本がアジアと世界を導き、また世界情勢における日本の存在が、日本国民の偉大な業績と歴史を反映するにつけ、ブータンは皆様を応援し支持してまいります。ブータンは国連安全保障理事会の議席拡大の必要性だけでなく、日本がそのなかで主導的な役割を果たさなければならないと確認しております。日本はブータンの全面的な約束と支持を得ております。

 ご列席の皆様、ブータンは人口約70万人の小さなヒマラヤの国です。国の魅力的な外形的特徴と、豊かで人の心をとらえて離さない歴史が、ブータン人の人格や性質を形作っています。ブータンは美しい国であり、面積が小さいながらも国土全体に拡がるさまざまな異なる地形に数々の寺院、僧院、城砦が点在し何世代ものブータン人の精神性を反映しています。手付かずの自然が残されており、我々の文化と伝統は今も強靭に活気を保っています。ブータン人は何世紀も続けてきたように人々のあいだに深い調和の精神を持ち、質素で謙虚な生活を続けています。


「両国民の絆をより強め深めるため不断の努力を行う」

ニコニコニュース(オリジナル) 今日のめまぐるしく変化する世界において、国民が何よりも調和を重んじる社会、若者が優れた才能、勇気や品位を持ち先祖の価値観によって導かれる社会。そうした思いやりのある社会で生きている我々のあり方を、私は最も誇りに思います。我が国は有能な若きブータン人の手のなかに委ねられています。我々は歴史ある価値観を持つ若々しい現代的な国民です。小さな美しい国ではありますが、強い国でもあります。それゆえブータンの成長と開発における日本の役割は大変特別なものです。我々が独自の願望を満たすべく努力するなかで、日本からは貴重な援助や支援だけでなく力強い励ましをいただいてきました。ブータン国民の寛大さ、両国民のあいだを結ぶより次元の高い大きな自然の絆。言葉には言い表せない非常に深い精神的な絆によってブータンは常に日本の友人であり続けます。日本はかねてよりブータンの最も重大な開発パートナーのひとつです。それゆえに日本政府、およびブータンで暮らし、我々とともに働いてきてくれた日本人の方々の、ブータン国民のゆるぎない支援と善意に対し、感謝の意を伝えることができて大変嬉しく思います。私はここに、両国民のあいだの絆をより強め深めるために不断の努力を行うことを誓います。

 改めてここで、ブータン国民からの祈りと祝福をお伝えします。ご列席の皆様。簡単ではありますが、(英語ではなく)ゾンカ語、国の言葉でお話したいと思います。

「(ゾンカ語での祈りが捧げられる)」

 ご列席の皆様。いま私は祈りを捧げました。小さな祈りですけれど、日本そして日本国民が常に平和と安定、調和を経験しそしてこれからも繁栄を享受されますようにという祈りです。ありがとうございました。

(土井大輔)

1627371.jpg18日には、被災地福島を訪問。
子供達を励まし、鎮魂の祈りを捧げるために。

アタシは、人の最も美しい姿は「祈り」の時にあると思ってます。
決して怪しい祈祷のことなんかを言ってるんじゃありませんことよ。

ブータンの若き国王夫妻が、日本のために祈ってくださる姿に、あたしゃお二人に手を合わせたくなりました。
祈りが祈りを呼ぶって、こういうことかもしれない、、、それを実感したのは初めてでした。
それにしても、お二人とも溜め息が出るほどお美しい。。。

☆こちらも是非読んでみて☆

ブータンで最も尊敬された日本人 西岡京治

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TPPに関するエントリーで、国民!様から膨大な情報と、その情報によってM様からは貴重な感想をいただきました。どうもありがとうございます。
いただいたコメントにお返事するつもりで、また拙いエントリーをあげてみようと書いています。

TPPについて、私は特に農産物における食の安全・食糧自給率の増加・小規模農家の廃業阻止という観点で断固反対の立場でいますが、もう多くの人々の耳に入っていると思いますが、農業だけの話ではありません。

thumb_500_zu01.jpg
TPPの24項目は、国民!さんがおっしゃる通り多岐に渡る問題です。
左の図がその24項目です。、色づけされている「市場アクセス(工業)、市場アクセス(農業)」の2項目が賛成・反対の分野として対立していますが、他の項目を眺めると私達一人一人の生活と切り離して考えることはできません。

黒抜きになっている「投資」と「サービス(金融)」は、もともとTPPには含まれない分野だったそうです。

不気味な項目ばかりが並んでいます。
「知的財産権、競争政策、労働力」、、、この表を見てすぐに感じたのは、これまでに官及び民が習得したノウハウを民間(アメリカ)に売り、その上で競争し収益をあげよってことです。
「貿易保護、貿易円滑化、SPS(検疫、及びそれに付随する措置)」、、、これは自由貿易の意味でしょう。つまりアメリカ様が基準(スタンダード)なのだから、関税も撤廃し、日本では禁止されていた薬品も遺伝子組かえ作物も、黙って受け入れろってことです。

更に気持ちが悪いのが、「紛争解決」って文言。
今後日本でデモが起こり怪我人でも出たりしたら、遠慮なく軍事介入するぞ、って意味なのでしょう。
リビアで起こったことが、いつか日本でも起こりうるのではないでしょうか。

TPPって環太平洋戦略的経済連携協定なんて言われていますが、連携協定などではなく、アメリカによる日本への戦略的圧力と言うべきでしょう。

日米経済調和対話という文書が、アメリカ大使館のHPにあります。お時間のある方は読んでみてください。嫌な気分になること請負いです(笑)。
これって、2008年以降姿を消していた「年次改革要望書」と同じです。

アメリカはレーガン元大統領以降、新自由主義的な政策(市場原理主義)でもってアメリカ国内の社会主義を破壊してきました。その結果、アメリカ国家そのものが破綻寸前になっています。
そんなアメリカの要望を聞いてどうするっ、日本!!
エジプト騒然。
騒然、騒然!えらいこっちゃ!
現政権の転覆を願う、100万人規模の反政府市民デモだって。。。えらいこっちゃ!

今、わたくしの三大関心事は、「TPP・環太平洋戦略的経済連携協定(Trans Pacific Partnership)」、「名古屋総選挙」、「エジプトの市民デモ」。
中でも一番重大なのが、「エジプトの市民デモ」。
革命が起こったら、アラブ諸国の様相はガラリと変わると思うので。

旧約聖書の時代、圧政によって庶民は迫害から逃れるため、モーゼに導かれてエジプトを後にし、蜜と乳で満たされるカナンの地を目指しました。(出エジプト記・EXODUS)

今回は逃れられない。
この地からイスラムの人々が否定し続けてきた、(彼ら曰く)本物の救世主キリストが現れるといいのだけど。
キリストなんてさ、他の誰かより、少しばかり勇気がある人なら成れるような気がするんだ。

神のご加護を!

遠い日本の地で、こんな祈りの言葉を口にすることしか出来ないけど。

まったく、こちとら決算で大忙しだっちゅーのに、ここ4・5日、エジプトの情報から目が離せなかった。

ふん、大相撲の八百長問題なんかが主要全国誌の一面を飾るなんて、ちゃんちゃらおかしい。
どーでもいいー。
八百長は広範的にどの部屋にも蔓延していた問題なのかな?
それを一面に持ってきちゃうなんて、一途に真面目に頑張ってきた力士をも賤しめやしないかな。
ってか、そんなどうでもいいことを一面に持ってくるくらいなら、馬鹿馬鹿しい政界に切り込めっての!
この角界の八百長報道に、政府は遺憾の意を示したらしいです。
日本の首相だか米国のエージェントか定かではないヒトが、「国民への背信」とかなんとか、言ったとか言わないとか。

絶対に、記者も面白がっているとしか思えない。

読者に「おめーが言うな!!」って突っ込ませたがってるのが見え見え。
いやらしい。
ジャーナリストなら、キサマが切り込めってーの!

ま、いいや。
エジプトに話を戻して。。。

今回のエジプトの騒乱を機に、10年来の友人の解体女医が初めてエジプトに行った際の旅行記を読み返しました。
ヤツがまだ20代後半の頃、15年も前だ(笑)。

ヤツの独特な語り口は、今でも独創的で斬新で、思わず笑っちゃう。
同じ三河人だからなのかな、私とニュアンスが似てるような気がするのだけど、さてー。

ヤツは旅行記をいくつも書いているけど、エジプトが始まりでした。
久しぶりに読んでいて、現在も同じ視線を持ち続けている彼女を尊敬しました。

年齢を重ね、今はもう少し落ち着いた物言いになっているけれど、彼女の旅の目的が5日目の記録に吐露されている。
最近は絶対にこういう言い回しはしない。
ヤツは、死者を如何に葬るのが正しいのかを模索し続けているような気がする、、、あれから15年経っても尚。
以前よりずっと自分の旅の目的を鋭くしているくせに、深く語らなくなってる。
なぜだろう。。。
久しぶりに触れた、15年前の彼女。
軽快な語り口で、面白おかしく書いているけど、ヤツの心は今でも癒されていない。
そりゃそうだ。。。
増えてはいけない「仕事」が増え続ける一方なんだから。。。

けど、エジプト記2日目の「求婚の嵐」ンとこを読み返し、大笑い。
これを始めて読んだ時は、とても信じられなかったけど、ホントにアフリカの殿方は、すぐに「愛してる、結婚してくれ」と言うのだ(爆)

あれはもう、5・6年も前かな?
愛知県で「愛・地球博」なるイベントがあった時のこと。
終電で眠ってしまい、乗り過ごしてタクシー待ちをしていたところ、2人の日本人男性が近づいてきて、

「突然ごめんね、英語話せる?今、俺達さ、『愛地球』に添乗してるアフリカ人(ザィール出身)の人と出会って、意気投合しっちゃったんだけどさ、俺達英語ダメなんだよね、通訳してくれない?」

そうお願いされたことがありました。
相当困っていた様子なんだけど、終電が無くなる時間でもあり、明日もフツーに出勤しゃなくちゃいけない。

「きっと大したお役には立てないと思います、、、」

っと一旦は断ったんだけどね。。。
でも食い下がられちゃって、

「ビール付きなら考えてもいい」

なーんて答えちゃったら、こらこらこら、ホントに買って来るんじゃない!!引き下がれないじゃないか!!

そんなこんなで、「愛・地球博」のザィール・パビリオンでガイドをしていた男性に引き合わされ、通訳をすることになりました。
そのザィール出身の彼が言うことにゃ、「日本に居る間に、日本古来の歌を覚えたいから教えてくれないか?」

その時、とっさに思い浮かんだ歌が「お座敷小唄」 (マジっす。)

♪ふっじっのたっかね~に降っるゆ~きも~
きょおっとポントちょ~に降っるゆ~きも~
ゆっきに変っわりは無いじゃなし~
溶っけって流れりゃ皆お~なじ~♪

本気でコレをレクチャーしたんだけど、アフリカ人には難し過ぎたみたい。。ちぇっ。

こういうシュチュエーションで、日本古来のお歌って何をセレクトするのがベストなんだろ?

秋が深くなってきた頃だったので

鳩山元首相婦人のように 「さ~く~ら~、さ~く~ら~」
ってのも気が引けるし。。。

むぅーむぅー、っと悩んでいたら、そのザィール人、(名はアジーズ)が、

「英語の歌は何か知ってる?」

そう問うので

♪あぁめーん ずぃーん ぐれーっ
はゎ すぃーっざ さうっんっ
がー ぶれーっす あゎー ぅれっーじっ らーぃきみー
あぁー ゎんわーぁざろっ ばだ なぅあー あぁむ ふぁーん
わず ぶらーぃん ばっだ なーぅ あぃーしー♪

なんて歌ってみた。

「さっきの日本のお歌はね、この歌とほぼ同じ意味だよ。」

っと、少々テキトーなことを言ってみたら、あらららら、解体女医の言葉通りだった。

「アナタ可愛い!とても可愛い、俺と結婚してくれ、愛してる!結婚してくれ!」

っとキタもんだ。

 - おみゃーさん、とれーこと言っとってかんわ! -

とっさのことにアタフタしてしまい、キスの嵐に面食らってしまい、

『クリープを入れないコーヒーなんて、、、KOシーンのないタイトルマッチと同じ。』
by白井義男?(なんでこんなこと知って♪だ?!)

何故かこの時、何の繋がりも無い随分昔のCMが、何度も何度もりふれいん。
だばだー、だばだー、あぁ~♪ 
おとーさーんっ!!助けてっ(笑)。

まぁ、妙な過去のことは忘れてだね、、、エジプト革命だよ、、。うん。
大変なことだ。

イスラム圏vsキリスト圏のようなイメージが日本には植え付けられてしまっている感が強く、格好つけたがりの欧米諸国(=キリスト圏)が絶対善でイスラム圏がそれに敵対する絶対悪の構図が出来上がっちゃってます。
悲しいことです。
思想の違いはあれど、キリスト教もイスラム教も、どちらも「モーゼの十戒」が起源なのです。
イスラム教とキリスト教は、同じ教えを抱きながら、それぞれの道を歩んだ兄弟なんです。
今回のエジプトの蜂起を(ムスリム同胞団)を、アメリカに敵対する過激なテロ組織とする向きが強いけど、断じて違う。
アラブ諸国は、過去の古き良き日本を、未だに尊敬し続けてくれています。

旅好きな解体女医は、それから何度もイスラム圏の国を訪れました。
ペルシャ・トルコ・イラン・ヨルダン、、、どの国でも、現地の人々は旅人に優しかったそうです。
あ、チップを要求されることも度々あって、ソコは憤慨はしてたけど(笑)。

けどね、私も留学中にアラブ諸国の留学生と交流しましたが、皆親切で、若い学生なのに紳士で、すごく穏やかな表情と物腰が印象的でした。
日本人の方がずっと下品でした。本当に恥ずかしかったことを覚えてます。

解体女医とアラブ諸国について話していて完全に合致したのが、『特にアフリカ人男性のHUGは癒しだよね~』ってこと。
でっかい身体つきなのに、全く強引な印象が無いんです。「ふわっ」って感じで包まれて、それがあったかいの。
一夫多妻ってことで、男尊女卑の世界と思われているかもしれないけど、いやいや、違うと思う。
女が放っておけない男性が多いのだと思うなぁ。

いつかは、イエスが教え歩いた道を歩いてみたいという夢があるけれど、うぅ。
なんでイスラム圏にはお酒が無いのっ?!

解体女医には、「アンタが行ったら、絶対に捕まるよ!」なんて言われました。
うー、アラーが民から酒を取り上げたのか。。。
アタシがアラーから取り返してみようかな、、、(←よせ!)

一昨日、日本で暮らすエジプト人タレント、FiFiのブログを読んで、不覚にも涙で視界が滲みました。
なんだろう、なぜ涙が出てくるのだろう。

「テレビでキャンキャン騒ぐ煩い外タレ女」と思っていたけど、イメージが変わりました。
凄いヒトです。かっこいいヒトです。
崇高な心と精神を持っている人だから感動したのかな、、、わけもわからず、涙が出ました。

日本もいい加減に変わらなくっちゃね。。。
それには、小沢さん一人に頼ってはいけない。

あー、名古屋は明日選挙だ。。。
もう、どうあがいても勝てない選挙だ。。。
憂鬱極まりない。

ちっ。
現在のこの潮流を変えることは出来ないけれど、見ておれ。
村村ツインズに、絶対に一泡吹かせてやるから。。。

しかし、勝てそうもない陣営(御園・石田コンビ)が惨敗したら(たぶんすると思う)、岡田克也とかいう御仁はどう責任を取るのでしょう、、、。
その絵が見たくもあるような、、、複雑な気分。

ところで、アジーズはどうしているかな?
愛・地球博が終わったら、東京の大使館で働くと言っていたけど。
(「だから今のうちに結婚しよう!」ということだったらしい・笑)

お座敷小唄、今でも覚えてるかな?
口ずさんでくれてたりするなら、何だか妙に楽しくなる。
想像するだけで、ニタニタと一人で含み笑い。

ところで、イスラム圏の人にも「Amazing Grace」は受け入れられるのかなぁ?ハテー。

リーグ戦中断のおかげで、我が社は長期休暇中の人が多く、通常は20名ばかりの会社にほんの数人が居るだけ。
先週なんかは、出勤者たった4名とかなんてのがザラでした。
そんでもんって、開催中のW杯の録画放送を見入っちゃってるもんだから、緊張感ナッシングのユルユルでしたが、カメルーンに勝ち、オランダに善戦しちゃったもんだから、取材申請の電話や、問い合わせの電話はひっきりなしでした。

親善試合に比べると格段に内容がいいから、マスコミも騒ぐよね。
どうもW杯に関する報道を見ていると、大会が終わるまで、毎日一人ずつ紹介して話題を繋ごうとしてる感じ。
先週は、なんと言ってもカメルーンでゴールを決めた本田くんがメディアを賑わせました。
そろそろ飽きたかな、、、っと思う頃にオランダ戦があり、ファインセーブを見せ付けた川島くんが人気沸騰中。

あたしゃ、ドイツを下したセルビア代表についてのコメントを、我等が妖精監督に求めてくるだろうと思っていたし、面倒だと思いつつもそれを期待していたんだけど、全くありませんでした。
やっぱりスポーツに政治とか、国際問題を持ち込むべきではないと考える向きが強いのかな。。。
それとも、セルビア(旧ユーゴ)紛争なんて、もう若手スポーツ記者には思考の余地さえないのかな。

本田くんも川島くんも、過去鯱チームに所属していた選手だから、この二人に関する取材申請や問い合わせの多さには驚きました。
もう我が社に籍はないけど、有難いと思ったから協力しようと思ったんだけどさ、まったく昨今のTV局の番組製作の薄っぺらさには呆れちゃったよ。

自分で調べようとせず、球団に問い合わせて関係者者の話を集めるだけの安直な構成で、視聴者を感動させるようなプログラムを作っちゃう。
笑っちゃった。

日本代表の新守護神となった川島くんをご存知ですか?
かつて、大宮で正GKとして活躍していたのに、「名古屋の楢崎くんを学びたい」と言って、周囲の反対を押し切って名古屋に移籍してきた選手なんです。
真面目で、ストイック。
楢崎くんがあまりにも凄いから、公式戦に出られたのは、楢崎くんの怪我の療養中のみ、、、そんな感じでした。
正GKとしてコンスタントに出場できる大宮に、そのまま所属していたら、給料は名古屋時代よりももっと良かったと思う。
けれど、彼は自分磨きのため、敢えて大宮を離れました。
美談だよ。。。名古屋に来なければ、楢崎くんを間近で見なければ、今の彼は無いと思うから。

そんな世論が喜びそうな美談を嗅ぎつけて、取材申請があったわけだけど、まったく、最近の記者は事前に何も調べないのかしらん?

「名古屋時代に懇意にしてたスタッフは誰ですか?当時のコーチにお話を伺いたいんですが」

「川島くんが目標にしてた、楢崎くんとの練習風景の写真は無いですか?見つかったら、午前2時までに送付してください。」

「もっとベストな写真、ないですかねぇ、、、」

ふ、ふ、ふざけんな!!
そんな取材の仕方があるか!

先週、大々的に川島くんを取り上げたメディアは、朝のフ○テレビの番組でした。
そう、有名な7時台と8時台の番組ね。
その番組制作における申請が来たのが前日。その日、我が社には5人しか居なかったよ。
暇な時期に暇じゃない者が出てきていたんです。

担当者は、ただでさえ多忙なのに、一日がかりで対応してたんだけどさ、やっと見つけた楢崎くんと川島くんのツーショット写真は、結局使われず終い。
何度も何度も注文つけてきたくせにさ。
要するにテキトーなんだよ。
視聴率を稼ぐことが出来ればいいだけで、そのための小道具は何でも使う。
けど、とりたてて、小道具を提供してくれた者に、敬意も感謝すらもナシ。酷いよね。

そんな内輪の話はどうでもいいや、せっかくW杯の日本の活躍で、少しは活気が出てきたかと思ったんだけど、今日も痛ましい事件がありました。
2年前の秋葉原事件を彷彿とさせるような。
結局、あの事件から何も学んではいないんだ、あの頃と何ら変わっちゃいないし、むしろ酷くなっているんじゃないかな。

世界中が注目している大会で、選手達が発するメッセージは無いのかな?
今回の大会でそのメッセージ性を感じたのは、チリだけでした。

年初に起こった大地震で壊滅的な被害を負ったチリの代表選手は、「俺達はチリのために戦う」とのメッセージをアンダーシャツに書き込みました。
アンダーシャツのメッセージといえば、やはりこの人だよね。



極東の小さな島国に芽生えたプロサッカーリーグ。
大真面目な公式試合なんだけど、ピクシーは遊んでいるようにしか見えないね(笑)。
けれど、心には大きな問題を抱えていました。
この映像で気づきました?

スポーツに政治を持ち込むべきではないとかよく言われるけど、本当にそうかな?本当に?本当に?
だって、政治の方はといえば、逆に何でも利用するじゃないの。。。

ピクシーのようなカリスマが、一度だけアンダーシャツにメッセージを書いて見せただけで、直後に驚くほどの社会活動が始まりました。

こんなことを言うのは不謹慎かもしれないけど、アタシはこのW杯で、選手達に思い思いのメッセージを伝えて欲しいと思ってます。
選手の誰かに言って欲しいのは、「DO NOT KILL!(anybody and yourself)」ってこと。
ま、勝利に勝るメッセージは無いので、デンマーク戦は是非とも勝って欲しいな。。。
 

普天間基地の沖縄県内への移設断念を求める県民大会が、25日午後から読谷村で開かれます。

 5月末までに普天間基地の移設先について具体的な案を示すとする鳩山政権ですが、すでに沖縄県内への移設先が取りざたされていて、大会は政府に対して「県内反対」と強い思いをぶつけようと開かれます。
 参加者:「沖縄の基地を他県に移すことで、そこの人たちが迷惑になると思うので、国外に移設してほしいと思います」「娘は福岡にいるので参加できないということで、『じゃあ、きょうは一日、黄色い服を着て福岡でも、(県内移設反対の)思いを託してね』と言ったら、『分かった』って」
 基地の重い負担に苦しみ続けている沖縄にとっては、今回ばかりは、県内は受け入れられないという強い思いがあります。子供からお年寄りまで、また、政党に関しても超党派で、まさに島ぐるみの歴史的な日となる見込みです。大会は午後3時からです。





やまとんちゅう!再び沖縄を見捨ててはいけない。
 


 昨日の沖縄の県民大会(米軍普天間飛行場の早期閉鎖・返還と県内移設に反対し、国外・県外移設を求める)に集結した人々は、なんと9万人!!
9万人って、プロ野球の人気チームだって、Jリーグの浦和レッズだって、ジャリタレのコンサートだって、海外の有名アーティストの来日公演だって、1日でこれだけの動員などありえない。
成功、大成功なんて言葉では言い切れない、’Movement’ 思想の大きなうねり。

2010042501000446.jpg人々が something yellow 黄色のものを身につけていたのは、政府に対するイエローカードの意味だった。
政府は、9万人からイエローカードを突きつけられた重みを、感じているのだろうか?


普天間移設県民大会「民意の一つの表れ」 鳩山首相

◆鳩山由紀夫首相は26日、米軍普天間飛行場をめぐり25日に約9万人(主催者発表)を集めて開かれた県内移設に反対する沖縄県民大会について「民意の一つの表れと理解している」と述べた。公邸前で記者団の質問に答えた。

 同時に今後の移設問題への対応については「沖縄のみなさんの負担軽減、そして普天間の危険除去を何としても実現したいという思いでこれからも努力を続ける」と強調。一方で、具体的な移設先に関しては言及しなかった。◆

「民意の一つの表れ」、、、その通りだ。間違っちゃいないけど、こういう物言いが軽すぎるから不信感を抱く。
天懸地隔とでも言うのかな。
アタシには、2日前には「身を賭してでも・・・」と言った人の言葉とは思えない。

アンタの街頭演説に、1万人でも集まったことがあるかっ!?
アンタが主催した政治集会に9万人も集まったことがあるかっ!?

今までもこれからも、天地逆転してもそんなことはないだろうけど、もし、目の前に9万人の支援者集まったら
「民意の一つの表れ」なんて言えるかっ?

こういうところに、沖縄に対して他人事でいるんじゃないかと疑っちゃう。

例えばさ、「想いの強さに圧倒された」とか「責任の重さを改めて感じた」とか「沖縄のこの強い想いを政治に反映させなくてはいけない」とか、もちょっと言い様があるんじゃないの?
ひょっとしたら、鳩山さんはそんなことを言ったのかもしれない。それをマスコミが故意にカットしたのかもしれない。
あくまでも「ひょっとしたら」ではあるけど。

鳩山さん、サッカーでは、一試合(一つの事案)でイエローカードを2枚もらったら「退場」ですよ。
試合終了は5月末。
ゴールはあくまでも「(普天間の)最低でも県外移設」です。理想は撤去です。守ってばかりじゃ点は取れません。

うゎ!書いてるうちに「岡田ジャパン」と重なってきちゃった!!

まぁ、そんなことはどうでもいいや。
改めて、9万人だ!9万人!!

鯱さんチームなら7~8試合分の観客動員数に匹敵する。
1日でこれほど動員できる試合など、、、アタシが生きている間には達成出来ないな。
ほんと。

今日の沖縄タイムズ・琉球新報以外の新聞紙面で、一番ハートにズキュンときたのは

「変わる」ことを信じて 愛媛新聞

コラム 中日春秋 中日新聞

特に中日新聞の

◆<人を待たせるのは、何も使わずにその人を人間的に悪くさせてしまう不道徳きわまりない方法なのだ>と時間にルーズな人を戒める警句も盛り込んだ◆

この一文には、改めて考えさせられました。
65年間、沖縄は待ち続けている。「変わる」事を信じて。
それなのに、沖縄県民は「悪く」なっていない。

9万人の大半は、大戦を知らない世代だろう。
平和の精神がこの地にも強く根を張っていることに、無限の可能性を感じました。



★お断り★
上掲のYOUTUBUの画像は「特攻」とか「靖国」とかアジア侵略に関して、右側の人が喜びそうな言葉が使われているので、掲載しようかどうか少し迷いました。
けれど、最後の大田少将の言葉を、どうしても見て欲しかったのです。
 

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