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◆マスコミによる鳩山さんバッシングが止まらない。選挙公約で明確なビジョンを示してたはずなのに、ここにきて、悉く「そんなつもりじゃなかった。。。」という曖昧な弁解を繰り返すばかりだから当然だと思う。マスコミの偏向的報道に対するバッシングも止まらない。一部の社会勢力を受けての「偏向報道」だと断定する向きもあるけど、私はそうじゃないと思う。ただ単に、「無知な記者が増えてきただけ」だと思う。販売部数を上げるだけのために、無難な報道を繰り替えすだけで、圧力なんか無いのではないかと思う。そんな圧力を感じる能力さえ無い『無知』なのだと思う。その『無知報道』が軌道に乗っているだけ。一般に「マスコミ」と言われているのが、新聞社・テレビ局・週刊誌・月刊誌を発行する出版社なんだけど、当然この各媒体は会社組織。その組織内でも嫌らしい「社会」があります。各媒体での花形は、やっぱり報道部じゃないかな。あらゆる重大事件に際して、現地取材とともに発信する、迅速性と正確性を求められます。臨機応変・語学力・世界観が身についてないとダメなので、一番の花形部署だと思います。そんな報道部は政治部を見下します。「記者クラブ」でのうのうとしやがって、、、というところでしょう。政治部は社会部を見下します。「社会を動かしてる政治家に近づける俺は凄いだろぉ!」って、非常ににわかりやすい浅はかな思考。更に、社会部はスポーツ部を見下し、スポーツ部は芸能部を見下しますが、何と言っても「華」があるのは芸能部なんです。悔しいので口には出さないけど「羨ましい」と思ってると思います(笑)。ネットで盛んに叫ばれるマスコミバッシングは、主に政治部に対してだろうけど、その政治部に見下されているスポーツ部の記者さんに、なんとかイメージアップに繋がる記事を書いてもらおうと接待したり、「お世話になっております」なんて常套句を言わなければならない、うちのような会社に所属する者としては、寄る辺もないくらい自分が愚かに思えてくる。。。

◆鳩山さんが最近しきりに叩かれているのは、言うまでも無く普天間の移設問題に因るもので、一連の報道から「loopy」とか「宇宙人」とか言われても仕方ない。自国の首相だから蔑むような言葉は極力使いたくないけれど、身近にこんな人が居たら困る。部下でも上司でも、友人にも迎えたくない。女特有の俗っぽい言い方をすれば、「君を裏切るようなことはしない」と誓ったものの、浮気が発覚して、おたおたする無様なオトコの姿そのもの。「沖縄のために」とか言いながら、その程度のレベルでモノを言ってるようにしか思えない軽さに思えた。学歴は立派なのに残念。。。確約しただけに軽蔑する。(女の目線は、時には周囲を凍りつかせるくらいシビアになるかんね~) 

◆沖縄県民の主張と政府との乖離は、何も鳩山さんだけに見えるものではない。

普天間『直接生活に影響ない』 山岡氏発言

 民主党の山岡賢次国対委員長が六日、党本部で開かれた「女性議員ネットワーク会議」で、米軍普天間飛行場移設問題を「直接国民の生活に影響していない」と発言し、沖縄県の民主党市議から抗議を受けて謝罪する一幕があった。 山岡氏は、普天間問題に絡んで審議拒否を示唆する自民党を批判する中で発言。「地方に行くと、普天間は何か雲の上のお話で、子ども手当は自分たちの生活の話という思いもある」とも述べた。 これに対し、会場にいた伊敷郁子糸満市議が「私たちにとって生活を破壊される大きな問題。今の言い方は県民を冒涜(ぼうとく)している」と反発した。 山岡氏は「法案ではないことで(自民党が)審議拒否をするのはおかしいという意味で申し上げた。誤解を与えたなら申し訳ない」と発言を即座に撤回し、謝罪した。

「勇気を持って」決着先送りを=普天間問題で首相に辻元氏

美国土交通副大臣は28日、BS番組の収録で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題をめぐり、5月末の決着を明言している鳩夫首相に対し、「(同県名護市の)辺野古に決めたら(首相の)辞職につながっていきかねない危機。非常にややこしい時期だから、勇気を持ってもうちょっと考えさせてほしいと言ってほしい」と述べ、決着時期の先送りを促した。
 政府は辺野古のキャンプ・シュワブ沿岸部を移設先とする現行計画の修正案で調整に入る方針。これに対し、辻元氏は「自民党時代もできなかったようなことに手を染める必要はない」と述
べた。

普天間の国外移設を選挙公約に掲げて勝ったくせに、この言い草はないでしょうに。。。
鳩山さんの脇を固める補佐役でさえこういう態度なのだ。
改めて民主・社民の本性を見たような気がする。
これをバッシングするのは簡単だけども、選んだのは国民なのだ。

誰が一番愚かなんだろう。。。

悶々

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無題
鳩山由紀夫氏を攻撃するのは誰か
2010年5月4日(火)@ 23:30 | 雁屋哲の美味しんぼ日記

記事URL:http://kariyatetsu.com/nikki/1228.php

カテゴリー:雁屋哲の美味しんぼ日記

投稿日時 :2010年5月4日(火)@ 23:30

 鳩山由紀夫総理大臣が、普天間基地についての対応に対して多くの人びとに批判されている。

 しかし、その批判、非難、攻撃は、鳩山由紀夫氏が受けるべき物なのだろうか。

 考えて貰いたい。

 沖縄を米軍の基地にしたのは誰なのか。
 それは、昭和天皇である。

 昭和天皇が「沖縄にずっとアメリカ軍に存在して貰いたい」といったのが始まりではないのか。

 昭和天皇の沖縄についての発言は、いちいち、私はここで挙げないが,様々な文書で明らかにされている。

 もし、私の言葉に疑いを抱く人がいたら、ちょうど良い機会だ、昭和天皇の言行録を、当たって欲しい。ちょっとした図書館に行って、昭和天皇についての書籍を調べれば、すぐに分かることだ。

(その意図があるから、私はわざと、文書をここに引用しないのだ。読者諸姉諸兄が自分の目で、昭和天皇が何を言ったのか読んで欲しい。それで、驚かなかったら、おかしい)

昭和天皇が、沖縄をアメリカに渡すと言った言葉に従って、その後の政府は忠実にアメリカに沖縄を自由に使うことを許してきた。

 歴代の自民党政府が六十年以上にわたって、アメリカに沖縄を自由に使うことを許してきたのだ。

 今まで、日本をアメリカの奴隷にしてきたのは、自民党政権である。
 鳩山由紀夫氏に直接の責任はない。

 私は、民主党を支持しない。なぜなら、その党員の中に、自民党の最右翼と同じ考えの人間が多く存在しているからだ。

 自民党と民主党との絶対的な違いはない。

 ただ、鳩山由紀夫氏が、沖縄から米軍基地の移転を表明したことは画期的だった。

 我々、日本はいつまでアメリカの奴隷になっていなければならないのか。
 その、基本的な疑問に答える一つの回答だった。

 しかし、アメリカは強力である。

 日本ごとき、ただのアジアの小国、としか思っていない。
 少しでも撥ねれば、叩く。

 アメリカの有力雑誌、TIMEの、2010年4月19日号(Australia版、多分アメリカ版と同じだと思う)では、「鳩山はfading Japanを改革しようとしているが、彼は、改革より混乱を生み出している」という記事を巻頭に載せた。

 この「fading Japan」というのが、実に嫌みだ。fadeとは 「衰え、消え去る」という意味である。「fading Japan」とは、「衰え消え去ろうとしている日本」、と言う意味だ。悪意と、侮蔑を込めた言葉だ。

 この、タイトルからTIME誌の意図が明らかだが、(と言うよりアメリカという国の意図)、記事の内容を読んでも単なる嫌みと、脅しでしかない。

 こう言う嫌みと脅しは、自民党が政権を握っている限り、絶対に出てこない物だっただろう。

 TIMEのいうことは、日本をアメリカの隷属化に置くことが必要だというアメリカ政府、あるいはアメリカの有力勢力の考えを表す物だろう。

 この六十年間のことを考えて貰いたい。

 長い間、自民党、政府はアメリカに奴隷的に仕えてきたのである。

 CIAの秘密文書がアメリカで明らかにしたことは、歴代の日本の自民党の首相がCIAから金を貰っており、CIAにはかれら秘密のコード・ネームが残されていたことだ。

 なさけないね。日本の首相が、CIAからコード・ネームを与えられていたなんて。

 そう言う国は、まともな独立国ではない。

 私は、民主党を支持しないが、鳩山由紀夫氏が少なくとも、アメリカに対して日本人の思いを主張しようとしたことは認める。

 しかし、鳩山由紀夫氏がどんなに頑張っても、この1945年以来の日米の関係を突然変えられる訳がない。

 変えようといっただけで、私は、鳩山由紀夫氏を評価する。

 今までの、自民党政府の誰がそんなことを本気で言ったか。

 残念ながら、TIMEが嘲笑したように、日本はアメリカにとって、隷属国家でしかない。

 そんな立場にある日本という国の立場を、日本人全体が、日本人全国民がおかしいと思い、それを正そうと思わない限り、日本のアメリカに対する隷属関係は変わらない。

 鳩山由紀夫氏を今回の沖縄の基地問題で非難する人間は、戦後の日米の歴史を知らないか無視している。

 私から見れば、鳩山由紀夫氏の言うことすら、日本人全体のあり方を考えた場合不十分だと思う。

 ところが、その、鳩山由紀夫氏のやわい言葉にさえ、アメリカは厳しく反応するのだ。

 この百年間、世界で最悪のテロ活動を続けてきたのがアメリカである。

 貿易センタービル2棟が倒されたとアメリカ人は騒ぐが、では中南米で、東南アジアで、中東で、イラクで、アフガニスタンで、アフリカで、いったい何万何十万の人間をアメリカは殺してきたのか。

 貿易センタービル2棟で釣り合いの取れる数ではない。

 その、テロの基地の一つが、沖縄なのだ。

 沖縄の基地から、イラク、アフガニスタン、以前はベトナムに、アメリカ軍が派遣されてきた。

 その、テロ基地の一つ沖縄を、縮小することは世界の平和に大きく寄与することである。

 だが、力関係は如何ともし難いし、この六十年間の保守政権のアメリカ隷属体制になれたアメリカは、この関係を少しでも変更しようとする勢力に対しては、全力を挙げてつぶしにかかるだろう。

 岸信介から、日本政府の売国奴としての体制は変わっていなかったのだ。
 A級戦犯だった岸信介が、どうして釈放され、どうして日本の首相になれたのか。

 あの、1960年の安保改正の時の騒ぎを考えればよく分かる。

 鳩山由紀夫氏は、戦後の首相の中で初めて、アメリカに対して異議申し立てを行った人物である。

 私は、政治における陰謀論は簡単に受け入れてはいけないと思うが、戦後の日本におけるアメリカの存在の強さは無視できない。

 首相自体が売国奴だったのだ。他にも、いくらでも、アメリカのために国を売る人間がいてもおかしくない。

 現実に、名指しは避けるが、アメリカにこびを売るか、アメリカに弱みを握られたか、何らかの理由でアメリカに日本を売り渡す行為を続けて来ている政治家・官僚は、いやと言うほど存在する。

 そのような、政治家・官僚と比較すると、鳩山由紀夫氏は少なくともアメリカの奴隷から、この日本という国を解放しようとする意志を持っていると私は思う。

 しかし、繰返すが、アメリカは強力であり、日本国内にもアメリカのために働いている人間が多い。

 このような状況で、直ちに、沖縄のアメリカ軍基地を縮小しようと言っても、力関係から言って通るはずがない。

 通るはずがないことを、公約にした氏を公約違反だと攻めることも可能だろう。

 しかし、それは、あまりに戦後の日米関係を無視した意見だと思う。

 どんなことであれ、しかも、それが大きなことであれば、最初の第一歩を踏み出すことが一番難しい大事業だ。

 1945年以来の対米隷属の日本の立場を、少しでも、良くしようとすることは、難事業中の難事業だ。

 それを、公約にしたことの全部が出来ないからと批判すること自体、アメリカのためにする言葉だと思う。

 鳩山由紀夫氏が、今回、公約を全て守ることが出来なくても、これは、アメリカに対する隷属関係から自由になる第一歩を日本国民に示した重要な意義があると、私は考えたい。

 無闇に、鳩山由紀夫氏を批判する勢力の正体を、国民は知るべきだ。
(その正体は凄いよ。どろどろしているよ。目をふさぎたくなるよ。そう言う人間が、大手を振って跋扈しているのが今の日本なんだよ。)

 結局、鳩山由紀夫氏は、アメリカと、アメリカに仕える日本人の有力者たちによって、打ち負かされるだろう。

 公約を守れなかったのは鳩山由紀夫氏個人の責任である、と言い立てるのは、そのような人達とそのような人達に盲従する人達だ。

 日本政府の実力と、アメリカの実力の差を冷静に計算して、弱肉強食の原理の元に、今回の沖縄の基地問題と鳩山由紀夫氏の責任問題を、感情的にならずに議論するべきだと思う。  
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私は結果として「辺野古」移転は無くなった(どんな政権に変わっても)と考えています。沖縄がひとつになったから!!(今までは受け入れ派がたくさんいたんですよ)・・・これ鳩山さんの負のパワーの成せる技なり。
また日本国民の本音が「沖縄だけにしといてください」「沖縄を怒らせた鳩山、あんたが悪い」という2点が鮮明になった。決してアメリカが悪いとも、ここまで65年間やってきたものを反省するそぶりも見えない。普天間問題は、鳩山を引き摺り下ろせばそれで済むかのごとくの論調・・・もしくは代替案なき政権交代願望。
私は沖縄から基地は消えないと考えるが半分に減らすことは可能だと思う。それに向かって突き進むのは、国家指導者の方向転換であるし、それを国民が強力にサポートすることだと考えています。
アメリカはそれをやられたらたまらない。
アメリカは今、残念ながら「ご機嫌です」。


佐藤 淳 2010/05/08(Sat)08:29:22 編集
こういう見方もあります
これはパリ様の所に寄せられた「逝きし世の面影」様のコメントです。おそらくブログ主様も読んでおられると思いますが、ここにパリ様に無断でコピーします。(パリ様もこちらのブログは覗いておられる由・・・)

何もしないのが一番だと思いますよ (逝きし世の面影)
2010-05-08 17:25:06
鳩山由紀夫が、『最低でも県外』などと言わないで黙っていれば、今までは普天間や辺野古など環境保護関連か護憲左派以外には日本人の殆どは何にも知らないし感心もない。
ところが今では毎日毎日ニュースの殆どが普天間だ辺野古だと騒いでいる。
鳩山由紀夫の功績はノーベル平和賞クラスですよ。

たしかに期待させられた分、持ち上げて投げつける朝青龍の吊落としの原理で余計に沖縄県民が怒るのは当たり前で、これだけ怒らせれば辺野古ですんなりとは決まらない。
鳩山首相は誠意を強調して、だらだらと決まらずに結論を先送りする日本が最も得意とする「ぶらかし」外交の見本ですよ。
150年前の幕府の老中のようですが、定説では無為無策の無能外交の見本とされているが、これは軍事クーデターで政権の握った薩長の悪口であり事実ではない。
事実はし反対。
当時の薩長はトンデモナイ結果になった『打ち払い』外交だったのですよ。
幕府老中が薩長と同じ方針ならで日本は植民地化されていた可能性が高い。最低でも江戸は火の海です。
日本の十倍の人口の中国の当時の超大国清帝国はほんの少し抵抗しただけで徹底的に叩かれている。
ペルー来航は1853年でアヘン戦争(1842年終結)の11年後。
欧米列強がアジアの独立国に何をするかを幕府老中は良く知っていたので徹底した誠意を見せるだけで何もしない「ぶらかし」外交に徹し相手に武力行使の口実を決して与えなかった。
何となく今の鳩山由紀夫首相を連想させます。
果報は寝て待て。全ては時間が解決してくれます。
日本は何もしなければ、そのうちにアメリカがしびれをきらしてグアムに出て行ってくれますよ。
グアム移転は決して日本の為ではない。最初から最後まで全てがアメリカの為で世界規模の米軍再編の一環でありアメリカの政府の既に決まっている決定事項です。
佐藤 淳 2010/05/08(Sat)18:32:42 編集
無題
佐藤 淳様

コメントありがとうございます。
はじめまして。

「こんな考え方もあります。」と言われるなら「そうね。」としか答えようがありません。
鳩山愛・民主党愛に溢れた方だとお見受けします。

アメリカの傲慢な態度については承知しておりますので、時折エントリーを挙げておりますが、私は決して政治に詳しくもなく、興味すらありませんで、閣僚・官僚とアメリカの結び付きがどのようなものか、誰と誰がアメリカの走狗となっているかなど、仕事で疲れた頭で考える余力も無いので、専門家の方にお願いします。

ただ、長い引用で(ありがとうございます)思ったことを少し。

最初のコメントの

>しかし、その批判、非難、攻撃は、鳩山由紀夫氏が受けるべき物なのだろうか。
 考えて貰いたい。
 沖縄を米軍の基地にしたのは誰なのか。
 それは、昭和天皇である。

には、今更それを言ってどうするのでしょう?
昭和天皇に責任をとれと?それとも天皇家に謝罪しろと言っているのでしょうか?
この方は、自民党にも追及しておられますが、では誰に責任をとってもらえばいいのでしょう?
言わんとすることは、わからないでもないけれど、では総理大臣という肩書きを持つ日本最高権力者は
過去のことに一切責任を負わなくてもいいのでしょうか?

沖縄県民が今求めているのは、戦後65年にわたるアメリカ軍の沖縄駐留(占有)を許した旧政権に謝罪してもらうことではありません。
そんなのは後回しでいい。「現状を変えてくれ」と言っているのです。
それを自信たっぷりに引き受けて選挙に勝った鳩山さんが変節したら、怒るのは当然だと思います。
変えられるのは鳩山さんだけだから、訴えるのです。

>今まで、日本をアメリカの奴隷にしてきたのは、自民党政権である。
>鳩山由紀夫氏に直接の責任はない。

直接の責任はないでしょうが、では現在の職責は装飾品なのでしょうか?

二つ目のコメントの

>ところが今では毎日毎日ニュースの殆どが普天間だ辺野古だと騒いでいる。
 鳩山由紀夫の功績はノーベル平和賞クラスですよ。

これは功績ではなく「怪我の功名」と言うのです。
怪我の功名でノーベル平和賞、、、うーん、あのオバマ大統領も受賞出来ちゃったという、ニヒリズムでしょうか?

「この騒動の結果こうなった」という見方もあるでしょう。
ま、私は「鳩山辞めろ!」とは言いません。
正義感に燃える、とってもいい人っぽいですし。地位協定・安保にまで踏み込んで欲しいですから。

さて、本題。
佐藤 淳様から見ると、私がマスコミと同じ感覚で鳩山さんを批判しているとお思いなのでしょうか?

私の(政治)思想は、半分の保守主義と半分の日本国憲法で出来ています(笑)。

保守主義ってやつは、安部晋三(こいつは呼び捨てでいいや)が言った「美しき日本!」ってやつです。
習慣・制度・思考・伝統を守ることは、先祖からの相続財産。
だからこの財産を奪おうとする者には、愛国心をもって外敵を打ち払うのも厭わないっていう、敵対心を持つと恐ろしい思想。

でも、戦後の日本は日本国憲法のお陰で、保守主義から武力行使がマイナスされます(平和主義)。
ここに国民主権と基本的人権の尊重が加われば、誰も傷つくことのない理想的な国家のイメージが浮かびます。
(私はこれが真正保守だと思ってます)
今の自民党は腐りきってますので、党民の誰にもこんな思想を見出すことは出来ませんが、居たら教えてください。

私が鳩山さん及び民主党を信用出来ないのは、自民党から離脱したものの、全く相違点が見られないこと。
これは、先のコメで引用していただいた方の意見と全く同じです。
それと、改憲派が多いこと。

去年の秋、オバマ大統領と鳩山さんが会見した時に発した「trust me」という言葉を今でも反芻します。
何に対してそう言ったのか?
「地元の合意を取り付けます」「仰せのままに」
以外の意味にはとれませんでした。

そして先日の「学ぶにつれ海兵隊が抑止力になってる」という発言で、一気に嫌いになりました。
「抑止力」など、右側の人が使う言葉です。
そこには憲法の精神はありません。

だから、今となってはその場その場で、適当に誤魔化してきたのだとしか思えないのです。

ま、雨降って地固まるってこともありますから、怪我の功名を祈ります。
鯱美(とらよし)URL 2010/05/08(Sat)23:30:26 編集
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