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◆2011年度から小学校で使用される教科書が昨日、3月30日に公表されました。国語の教科書として採択される出版社は、新美南吉さんの童話「ごんぎつね」を採用しています。地元の作家さんの物語が、全国の児童に引き続き読まれるとは、とれも嬉しいこと。新美さんの「ごんぎつね」は、私も小学校の教科書で知りましたし、今でも大好きな物語です。あと、同じ狐を主人公にした童話で有名なところでは「手袋を買いに」。彼の童話は、動物を主人公とした作品が多いです。常に弱者を思いやりながら、人間の浅はかさを問いています。私が小学生の頃と時代は変わったけれど、それでも教科書に採用されるってことは、児童の教育として必要な基礎があるのでしょう。でも、80年代からずっと、この「ごんぎつね」は小学校4年生の教科書に掲載され続けているとか。私の低学年頃の教科書に載っていた記憶があるのだけど、記憶違いだろうか。も一つ、新美さんの作品で好きなモノとして外せないのが「おじいさんのランプ」。この物語は、ランプを売っていた青年が、電気という存在を知り、文明(進化)を受け入れなければと、商売道具だったランプを涙ながらに壊し、これからは決して廃れることのない知識と教養を広めようと、本屋さんに転身して成功し、後年、孫が見つけたランプ(かつての商売道具)を見て感慨に浸るお話。時代の波に翻弄されながらも、真面目に朴訥に生きた人の話です。「詰め込み教育」を省みて「ゆとり教育」を採択したのは「進化」だったんだろうか。新教科書は、一気に平均50%もの増頁だと言われていますが、これで低下した学力は戻ればいいけれど。。。学力のエコ化のような気がしないでもない。「おじいさんのランプ」の中のおじいさんは、この逆行をどう捉えるのだろう。これも進化だと笑って歓迎するのだろうか、それともあの時に割ったランプを想い、涙するだろうか。
◆先週末は、LUCK が続きました。サンドイッチが食べたくなって、生まれて初めてSUBWAYって店に行ったら、その日は年に一度のSUBWAYの日。通常600円くらいするサンドイッチが半額以下でしタ。久しぶりに美容院に行ったら、10周年記念キャンペーンを開催中とな。担当の美容師さんが「スクラッチカードを一枚引いてね。」っといいながら、明らかにハズレの粗品と思われるポケットティッシュを用意するのを見て、俄然張り切ったら、2千円相当のトラベルセットが当たっちゃった!! 更に、会社が野球のチケットを貰ったので、観戦希望者を募ったら大勢が群がったのだけど、アミダクジの結果、見事にアタシがゲットぉぉぉっ!!「とらちゃんが加えた線がむっちゃ効いたよ!!」だって。開幕から2試合目の広島戦@名古屋ドーム。わたくし、この手のクジで外れたことはない。おまけに、年間3・4試合しか野球観戦は出来ないけれど、名古屋ドーム観戦はもう20試合くらいになります。けど、負け試合を見たのは1戦のみ。その日の結果は、ドラゴンズ 7 - 0 カープ。実に青龍観戦では勝率よろしく、変な所で運を使ってるのかなぁ、、、と自問。(ちっ、ナビスコ初戦、分けたんかいっ!)
ちっ、っとばかりに、半年前に会社の近くに出来た、沖縄のアンテナショップ「わした」を物色してたら(酒類の購買者として、アタシはぜったい№3以上の座を獲得してると思う)、逸品を見つけました。
古酒泡盛「瑞穂」とは、なんとも素敵な響き!!「マイルド」ってクレジットが気になってしょうがないので、「がっつりハードで」と書き直したいところだけど、あら、飲んでみると、美味しいんだけど、クレジットに異議を申し立てたいんだけどっ!本当にマイルドだこと。。。
(でも、幻の一品は酒ではなくて、その隣の升・笑)
恥ずかしいからピンボケでいいや。
いつか、ホントに、こんな升で、鏡開きした酒を飲んでみたいや。
◆先のエントリーで、沖縄に米軍基地が移設する前は、山梨にも岐阜にも残ったかもしれないってことを書きました。私が小学校に上がる前だから、20年前40年近く前のこと。今思うと沖縄への基地移設が決まった頃、岐阜県では高原地域のリゾート開発計画がありました。ちょうどトヨタのような大会社が週休二日制の導入を始める方針を打ち出したのと同時期。養父は、その岐阜のリゾート計画とトヨタの週休二日制導入計画を鑑み、ペンション経営を本気で考え、建売の別荘を購入しました。もちろん、無理して借金して(笑)。でも、色んな調度品や設備も整えたんだけど、経営管理のノウハウが皆無な時代のkと。ペンション経営は諦めて、専ら束の間の避暑地として家族や親戚で使っていました。その別荘はもう今は手放してしまったけど、養父も養母も親戚一同も壮健で、仲良く笑って過ごした土地でした。仕事をしてる時は厳しい顔をしている大人達も笑い、隣接する家もないところでは、私や従兄妹を含めた数人の子供がいくら嬌声を上げても叱られることなく、長閑に過ごしました。轟音にも、横暴にも脅かされる心配が払拭されたので。あの頃、岐阜にまだ米軍基地が残っていたら、私と養父母、兄弟、親戚が共有した「幸せなひと時」は、もっとずっと縮小されていたと思う。私は沖縄に行ったことは無いけれど、遠く離れたところに住んでいるけれど、忘れてなんかない。私のような無名の一市民だって、近隣に基地が無いことで、沖縄に負担を強いたお陰で、楽しい思い出を残せました。もう、沖縄を開放しようよ。堂々と脅威も欠乏もない世界で幸せになってもらおうよ。
[こっこタイム。](1)もしも願いが叶うなら
これを読んで泣いてしまったよ。
難しい言葉なんて要らない。
政治解釈とか法案とか日米協定とか、そんなもんで語られるもんじゃない。
生の声を聞け。
そして日本人(本土)の罪を思わなければ。
米軍基地の撤廃は、何度も言うけど、実現させなくっちゃいけないんだ。
Cocco - ジュゴンの見える丘
[こっこタイム。](2)見えない共犯者
[こっこタイム。](3)右へ左へ火を吹き
ひとごとと笑えようか、こんなことを日常的に思わざるをえない地に住む人に無関心でいられようか。
>これを読んで泣いてしまったよ。
笑いはしないけど、泣けてはこないな。
「そんなに嫌なら、引越せばいいのに」
そんなことを言えば、怒られるのは40歳を過ぎてからわかったこと。
他人のわがままで引っ越さなければならないのは悔しいけど、死ぬまでのことはない。
実際、若いころなら仕事を変え、転居するのに何の戸惑いもなかった。
故郷と言っても、「親が住んでいるところ」それ以上じゃないのだよ。
コメントありがとうございます。
泣けてこなくてもいいと思う。人それぞれだもん。
私がこの詩を読んで泣いてしまったのは、この詩を書いた20代前半のシンガーと同じ年頃だった自分を思い出したから。
なーんにも考えず、能天気に自分のことばかりを中心に据えていた自分が情けなく思ったから。
沖縄には、親などとっくに亡くした高齢者が住んでいます。
若者が少なく、産業も成り立たない、あのような不自由な地で住まざるを得ない人を考えるとね。。。
たぶん私のオカンも、愛知のど真ん中に米軍基地が出来たとしても、引越しなど考えないでしょう。
沖縄の美しい海にも、北海道の雄大な大地に恵まれているワケでもない、観光地としても特徴のない平凡な土地にでも、彼女はしがみつくと思う。
たまたまこの詩は、若いモンが書いたものだけど、高齢者の声そのものだと思ったのです。。。
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