kanom-35° ご来訪、誠にありがとうございます。
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少し萎れた時には浅田次郎さん、ちょっとニヒルになってみたい時は柴田練三郎さん、
立ち位置を見直す時には5人の作家さんの本を読む癖がつきました。
でも、とにかく何もかも忘れリセットしたい時、
「私が書く文章は嘘噺ですよ」
そう言って、川上弘美さんは笑う。
「蛇を踏む」で芥川賞を受賞した、大好きな作家の一人。
彼女の世界は、なぜかもの凄くフィットする。
毎日を幻想の中で生きてるような私には、彼女の世界は逃げ場でもあります。。。
川上弘美さんの作品で、特に大好きな「椰子・椰子」を紹介しますね。
もう、思いっきり大人のメルヘン童話、、、というより嘘噺なのだ。
現実では有り得ない世界感。
不安定な未来が、何故かどこまでも穏やかな拡がりを見せていて、一気に迷宮に入りこみ
困惑の中で楽しめる。
はちゃめちゃな世界にも、可愛らしい調和があるのです。
男性向きではないと断言できますけどね、、、(笑)。
彼女の感性が独特のタッチで、平凡な一人の人間を非凡な世界観で覆います。
日記形式。
抜粋。
五月四日 晴、夕方少し雨
少し憂鬱だし、この何日かずっと乾燥注意報もでているので、雨乞いをすることに決める。
直径一メートルの円を床に書き、円外へはみ出さないように片足飛びをしながら、
「前線通過、前線通過」と唱えるだけの簡単な儀式だった。
三十分ほど続けたら、すっかり気持ちが明るくなった。
九月二十四日 雨
一日読書。
十時間以上読みつづけていると、文字に影が見えるようになってくる。
その影が、ページをめくるときには、いっせいにふるえ、「ぷう」というようなささやきを漏らす。
少しうるさいが、情緒がないこともない。
十二月十八日 晴
親族会議が開かれtる。長い机に、よく知った顔や遠縁でめったに会わない顔が並ぶ。
上座にパンダが、一匹いるのが、どうしても解せない。
引き出しがいくつもあって、一つの引き出しを開けるのが楽しみで仕方ない。
可愛らしい嘘噺。
エイプリル・フールにはお似合いな情緒&読後感。
立ち位置を見直す時には5人の作家さんの本を読む癖がつきました。
でも、とにかく何もかも忘れリセットしたい時、
「私が書く文章は嘘噺ですよ」
そう言って、川上弘美さんは笑う。
「蛇を踏む」で芥川賞を受賞した、大好きな作家の一人。
彼女の世界は、なぜかもの凄くフィットする。
毎日を幻想の中で生きてるような私には、彼女の世界は逃げ場でもあります。。。
川上弘美さんの作品で、特に大好きな「椰子・椰子」を紹介しますね。
もう、思いっきり大人のメルヘン童話、、、というより嘘噺なのだ。
現実では有り得ない世界感。
不安定な未来が、何故かどこまでも穏やかな拡がりを見せていて、一気に迷宮に入りこみ
困惑の中で楽しめる。
はちゃめちゃな世界にも、可愛らしい調和があるのです。
男性向きではないと断言できますけどね、、、(笑)。
彼女の感性が独特のタッチで、平凡な一人の人間を非凡な世界観で覆います。
日記形式。
抜粋。
五月四日 晴、夕方少し雨
少し憂鬱だし、この何日かずっと乾燥注意報もでているので、雨乞いをすることに決める。
直径一メートルの円を床に書き、円外へはみ出さないように片足飛びをしながら、
「前線通過、前線通過」と唱えるだけの簡単な儀式だった。
三十分ほど続けたら、すっかり気持ちが明るくなった。
九月二十四日 雨
一日読書。
十時間以上読みつづけていると、文字に影が見えるようになってくる。
その影が、ページをめくるときには、いっせいにふるえ、「ぷう」というようなささやきを漏らす。
少しうるさいが、情緒がないこともない。
十二月十八日 晴
親族会議が開かれtる。長い机に、よく知った顔や遠縁でめったに会わない顔が並ぶ。
上座にパンダが、一匹いるのが、どうしても解せない。
引き出しがいくつもあって、一つの引き出しを開けるのが楽しみで仕方ない。
可愛らしい嘘噺。
エイプリル・フールにはお似合いな情緒&読後感。
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最近本読んでないみたい・・・
川上弘美さん。
ごめんなさい。センセイの鞄しか・・・
今度図書館で(セコイ)まとめて借りてみま~す。最近は恥ずかしながら読書してないです。
一時は活字中毒みたいになってたんですけどね。
乃波アサ。宮部みゆき。重松清。柴田よしき。宮川輝。小池真理子。東野圭吾。山本文雄。村上龍。すみません、読みやすい物しか読めなくて(笑)
最近ね、アニメにはまってて。。深夜のね。これがあなどれないのです。涙ぽろぽろ流してま~す。
もう終わっちゃたんですが、続・夏目友人帳。これまた続・続がやると思うのでおすすめですよ。
ごめんなさい。センセイの鞄しか・・・
今度図書館で(セコイ)まとめて借りてみま~す。最近は恥ずかしながら読書してないです。
一時は活字中毒みたいになってたんですけどね。
乃波アサ。宮部みゆき。重松清。柴田よしき。宮川輝。小池真理子。東野圭吾。山本文雄。村上龍。すみません、読みやすい物しか読めなくて(笑)
最近ね、アニメにはまってて。。深夜のね。これがあなどれないのです。涙ぽろぽろ流してま~す。
もう終わっちゃたんですが、続・夏目友人帳。これまた続・続がやると思うのでおすすめですよ。
Re:最近本読んでないみたい・・・
>ぱーるぴあす様
コメントありがとうございます。
読書なんて、毎日の地下鉄の往復中と週末くらい。
でもその機会と時間があるってことは、基本は、暇ってことですから(笑)。
公共交通機関を利用してないとか、毎日の家事をしなくてはいけない立場の方でしたら、
そんなぁ、なかなか自分の時間を作れないのは当然ってもんです。
恥ずかしいことでもなんでもないです。
実際、仕事と家事の両立をしながらの、自分の時間の確保は困難ですもん。
(経験済み~)
センセイの鞄は、私も大好きな作品です。
最近、あれの続編的な短編が出てますよ。
淡々と日常を語るタッチで書かれていますが、ソコがまた想像を掻き立てられてきゅんきゅんきちゃいます。
川上さんの作品は、とても暗喩的。
最初はそのぶっ飛び加減に驚きますが、真を突いているといると思いますネ。
私は色んな作家さんの作品をまんべんなく読むことが出来なくて、一人の作家さんの作品を読み続け、
飽きた頃にまた別の作家さんの作品に移っていくパターンが多いです。
小池さん山本さんはよく読みました。それぞれの個性が色濃くでていますが、
どちらも最後には、ほわっと暖かい気持ちになります。^^
コメントありがとうございます。
読書なんて、毎日の地下鉄の往復中と週末くらい。
でもその機会と時間があるってことは、基本は、暇ってことですから(笑)。
公共交通機関を利用してないとか、毎日の家事をしなくてはいけない立場の方でしたら、
そんなぁ、なかなか自分の時間を作れないのは当然ってもんです。
恥ずかしいことでもなんでもないです。
実際、仕事と家事の両立をしながらの、自分の時間の確保は困難ですもん。
(経験済み~)
センセイの鞄は、私も大好きな作品です。
最近、あれの続編的な短編が出てますよ。
淡々と日常を語るタッチで書かれていますが、ソコがまた想像を掻き立てられてきゅんきゅんきちゃいます。
川上さんの作品は、とても暗喩的。
最初はそのぶっ飛び加減に驚きますが、真を突いているといると思いますネ。
私は色んな作家さんの作品をまんべんなく読むことが出来なくて、一人の作家さんの作品を読み続け、
飽きた頃にまた別の作家さんの作品に移っていくパターンが多いです。
小池さん山本さんはよく読みました。それぞれの個性が色濃くでていますが、
どちらも最後には、ほわっと暖かい気持ちになります。^^
Re:間違えました!
>宮本輝さま大先生を宮川などと間違えてしまいました。先日飲みに行った居酒屋の名前が宮川(笑)
>ははは~今日はお店ひまで気がゆるみました~。
>ごめんちゃい。
>ははは~今日はお店ひまで気がゆるみました~。
>ごめんちゃい。
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