忍者ブログ
kanom-35°                                                                                               ご来訪、誠にありがとうございます。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

◆昨年の8月7日、急に思い立って広島に行ってきました。あれから早くも1年が過ぎたのだと、しばし短い旅に思いを馳せました。旅先で大量の涙を流すなど本来は無いはずなのだけど、泣いてばかりの旅になりました。今年は記念式典に、、、と思っていましたが、諸事情(少々多忙です)で適わず諦めました。出勤前に、NHKで放映されていた式典の、秋葉広島市長の平和宣言と、小学生の平和への誓いを聞きながら、昨年訪れた平和記念館を思い出し、化粧してるってぇのに涙がこぼれてきました。原爆の惨禍と不幸と悲苦を分かち合い、語り継いできた人々の生きた言葉でした。心のこもった言葉でした。それなのに、わが国の首相の言葉のなんとわざとらしくて軽いことよ。被爆者への保障の拡大?本当にそう思ってるのでしょうか、お得意のリップサービスではないのでしょうか。側近か官僚が書いたと思われる言葉を述べた首相は、間違ったことは言っていない。けれど、たぶんあれはあの時初めて読んだものなのでしょう。嘘臭い。心に届いてこない。本当にあの言葉が本心ならば、聴衆は立ち上がって拍手するところじゃないかと思うのです。せっかく感動した後なのに、だんだん腹が立ってきてイライラが募ってきました。そんな気分で出社すれば、媚び男とチャラ男と自己中女がやたらと鼻につき出して、イライラに拍車がかかりました。「こんな気分では、周りに当たりちらしちゃうかもしれない」と考え、今日はとっとと早退(フレックス)してきました。こんなことなら広島に行けば良かったと考えたら、今日の一日が勿体無くて仕方がありません。嗚呼、イライラ。

◆先日の大阪での幼児2人が、母親の育児放棄の末に亡くなった事件の続報を追っていたのですが、100歳以上の高齢者の所在不明が各地で報告されているという報道にかき消されてしまいました。こちらも剣呑な事象です。事件か事故か、それは判りません。所在不明の理由が判らないと言う親族もいれば、言いたくないと言う親族もいます。刑事事件性は無いとしても個人的な事情もあるだろうし、年金欲しさに死亡を隠していた家族も居るかもしれません。けれど、この一報を聞いた政府のこの発言は何でしょう?
 

「法改正も検討」高齢者不明で官房長官


仙谷官房長官は5日午前の記者会見で、全国で100歳以上の高齢者の所在不明が相次いでいる問題について、関係閣僚の間で対応を協議する考えを示した。
また「個人情報の保護の問題が(所在確認の)阻害条件に使われているとすれば、そのことも含めて考えなければいけない。失踪(しっそう)宣告が出ていないことによって年金が支払われているとか、そういう場合は法改正を含む何らかのものが必要かもしれない」と指摘し、関連法の改正も検討する方針を示した。


私たちは報道される(報道を許されている)事柄だけしか知ることは出来ません。なので、仙石官房長官が語ったのは、これが全てではないかもしれません。切り取られた部分があるのでは?或いは全く無いのかもしれませんが。高齢者の所在不明について、いみじくも国民の代表たる政府が、まず言わなくてはいけないのは、所在不明者の安否であり、捜索指令ではないでしょうか。何故いきなり年金の受給の有無について語るのでしょう。こういうところに人間性が滲み出てきますよね。東京都知事ナドは「日本人も堕ちるところまで堕ちた」と御言葉を発せられました。卑しい心で汚い舌で語るな!社会保障削減の口実にもなり得るこの報道は、本当にウンザリします。嗚呼、イライラ。
 
◆こんな日は自分を鎮めようと、誰にも邪魔されない自分の部屋で、静かに大人しくビールでも飲みながら、平和記念式典の続報を探していたら、またもや不愉快な記事を見つけてしまいました。

エノラ・ゲイ機長遺族は不快感=大使出席、「無言の謝罪」-米

 【ワシントン時事】広島に原爆を投下した米軍B29爆撃機「エノラ・ゲイ」の機長ポール・ティベッツ氏(故人)の息子は5日、CNNテレビに対し、オバマ政権が平和記念式典にルース駐日大使を派遣したことについて、「そうすべきではなかったと思う」と不快感を示した。
 アラバマ州在住のジーン・ティベッツ氏は、電話インタビューで、「これまで一度も行われてこなかったのに、なぜ今になって(代表団を)送るのか分からない」と批判。米政府は原爆投下に謝罪していないが、「無言の謝罪かもしれない」と述べた。
 また、原爆投下が戦争終結を早め、多数の人々の命を救ったとして、「当然、正しいことをした」と話した。(2010/08/06-10:02)

アメリカ国民の多くは、まだ原爆投下という人類史上最大の罪を、『戦争終結を早め、多数の人々の命を救ったとして、「当然、正しいことをした」』と考えているのでしょうか。
この方は、自分が住むアメリカが世界中で紛争を引き起こし、掻き乱していることを知っているのでしょうか。戦争の早期終結のためには、例えば、パレスチナやイランに、核が投下されても「正しい」と思っているのでしょうか。
この方の父親(ポール・ティベッツ・故人)は、かつてこう語りました。

戦争には倫理など存在しないのだ。子どもを殺す。女を殺す。老人を殺す。それが戦争というものだ

米国の名コラムニスト、ボブ・グリーンが「人類史上最も暴力的な行為によって第二次世界大戦を終結させたパイロット」にインタビューできたのは1998年のことだ。男の名はポール・ティベッツ。
 B29爆撃機「エノラ・ゲイ」を操縦して広島に原爆を投下した機長は、耳に補聴器を付けた83歳の老人になっていた。重い口を開いた。「原爆を投下し、私は機体を旋回させた。地上に目を落とした。街はなくなっていた。もはや人影はなかった。あったのは…焦土だけだ」(「デューティ」山本光伸訳、光文社)。
 すさまじい殺りくと破壊だった。「世間は私に涙を流すべきだと考えた。残りの人生を泣きながら暮らすべきだと。彼らは理解していない」「あえて言おう。戦争には倫理など存在しないのだ。子どもを殺す。女を殺す。老人を殺す。それが戦争というものだ」。
 グリーンが尋ねる。原爆の惨禍に苦しんでいる人はあなたたちがもたらした破壊行為はどんな勝利にも値しないと考えているが、彼らは間違っているか?「間違っていない。当然とさえ思える…。だが私は彼らとは異なった立場であの日にかかわっていた」。
 ティベッツの愛車はトヨタだった。「気に入ったから購入した。何の含むところもない」。おかしな気分になりませんでしたか?「全くなかった。私は日本人に敵意を抱いたことは一度もない。われわれの敵は日本政府という体制だったのだ」。日本人は、核を使用した体制といまだ核にしがみつく体制を憎む。

では問います。
いつの時代も、各国を無理矢理戦争という舞台に引きずり込むアメリカ政府の倫理とは何ですか?
あの時、日本政府を憎んだ貴方が、罪無き一般人の頭上に原爆を投下した理由は何ですか?

同時にこの問いを、日本は中国や韓国、北朝鮮から突きつけられていることを忘れてはいけません。
もちろん、それとこれとは別に考えなくてはいけませんが。。。
今日はだめだ、嗚呼、イライラ。


 
静かに鎮魂と平和の祈りを捧げなくてはいけないのに、何たる俗物!

私も鶴を折ろうかな。。。
 

PR
行政の窓口に“壁”
<先日の大阪での幼児2人が、母親の育児放棄の末に亡くなった事件の続報を追っていたのですが、


1人親を孤立させないで、娘が育児放棄の男性が訴え
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20100803-OYO1T00798.htm


大阪2児遺棄 シングルマザーに聞く
http://mytown.asahi.com/osaka/news.php?k_id=28000001008060001


子育ては男性1人でも大変だし親に頼れる人は頼っても良いと思う。
国民! 2010/08/06(Fri)21:55:02 編集
Re:行政の窓口に“壁”
>国民!様

コメントありがとうございます。

追情報、ありがとうございました。
ただでさえ痛ましい事件なのに、この母親に対して発せられる罵声は、聞く(読む)に耐えないものがありました。

主要紙がこういう声を紹介してくれたことを嬉しく思います。

>子育ては男性1人でも大変だし親に頼れる人は頼っても良いと思う。

その通り!!
他人に迷惑をかけるより、取り返しのつかないことになるより、まずは一番身近な者を頼るべきだと思います。

私も派遣社員時代、苦しい時がありました。30歳過ぎのいい歳をして、養母にそこそこ纏まったお金を借りたことがあります。
言い出すのはとても辛くて恥ずかしかったのですけど、その頃から、互いの距離感が縮まったようにも思えます。

お陰さまで、養母への借金は完済しましたが、ボケてるのか忘れているのか、わざとなのか知りませんけど、未だに未完済のように言われるのには参りますけどね(笑)
【2010/08/09 22:50】
アメリカでは
アメリカでは、「原爆は戦争終結になくてはならなかったもの」と、学校で習います。
ですから、「原爆が落ちて早く戦争が終わって日本、助かったね。」という感じでしょうか。。。
アジア系クラスメイトも「しょうがないわよね~。侵略国家の罰だ。もっと落としてもよかったのに~。」あ、ひとりだけ、ベトナムの男の子が「それはおかしい。」と言ってくれたようですが。。その子の成績はFになりました。
日本だけ「戦争反対。核反対」と言っても、他の国、特に核保有国が同じスタンスではないのですから難しい問題です。隣の中国や北朝鮮にさえも核をなくさせることを出来なのですから。。

戦争でなくなった方に黙祷。
NONAME 2010/08/09(Mon)07:29:10 編集
Re:アメリカでは
>NONEAME様

はじめまして、コメントありがとうございます。

読ませていただきながら、20数年前、日系アメリカ人の友人(当時19歳)が、
『アメリカが他国に戦いを挑まれたら、志願して戦うよ。』
そう言っていたことをなんとなく思い出しました。

「原爆が落ちて早く戦争が終わって日本、助かったね。」

こういう場合に「助かった」と言えてしまう、想像力皆無のお気楽でオ馬鹿な民族に、なぜ日本政府は隷属するのでしょうね?

真っ先に核兵器廃絶を訴えるべきは、日本政府からだと思ってます。ええ。
【2010/08/09 23:06】
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
65回目の『広島原爆忌』に思う事。「思わなくてはならない」事。
又今年も、『平和の鐘』が鳴る。 そして、『平和』は一向に訪れる気配はない。。。。 そして、『原爆ドーム』に続いて、『ビキニ環礁』も世界遺産に登録された。 喜ばしいと、慶賀すべきか。 恥ずべき事、との思いを新たにするべきか。 ▶ビキニ環礁、世界遺産に=核の威力伝える「証拠」―ユネスコ(時事見出し) >国連教育科学文化機関(ユネスコ)は1日、ブラジルで開かれた世界遺産委員会で、冷戦期に米国が核実験を行ったマーシャル諸島のビキニ環礁について、世界遺産(文化遺産)への登録を決めたと発表...
URL 2010/08/08(Sun)04:02:54
8月6日付け『ル・モンド』社説/「今までと異なるヒロシマからのメッセージ」
発行部数わずか70万部そこそこの『ル・モンド』は、夕刊紙である。 何処やらのゴミ扱いされている新聞と違い、しっかりとした哲学のもとに、旗幟鮮明に発言する、やや左派よりのリベラル紙として、ヨーロッパ中から認知されている。 世界の隅々の出来事を、簡潔に報じる事でも、情報源として高く評価されている。 そのル・モンドの6日付の<社説>が、ヒロシマの原爆忌に関しての事であった。 この事は、この新聞の<知性>を良く表していると、思いを新たにさせてくれた。 題して『これまでと違ったヒロシマからのメッセージ』...
URL 2010/08/08(Sun)04:02:13
CALENDAR
07 2017/08 09
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
RECENT COMMENT
[11/22 たいやきやいた]
[11/20 国民!]
[11/19 国民!]
[11/19 国民!]
[11/18 NONAME]
[11/16 国民!]
[11/16 たいやきやいた]
SEARCH
PROFILE
HN:
鯱美(とらよし)
性別:
女性
職業:
領収書収集
MOBILE
フリーエリア
忍者アナライズ

HTML & CSS Designed by ittuan

忍者ブログ │ [PR]