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kanom-35°                                                                                               ご来訪、誠にありがとうございます。
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◆ブログを書くのが辛くなってきました。なんだかもう、悲観的なことしか書けないような気がして。テレビを観るのはもっと辛くなってきました。悲しみと怒りの負の感情のみがどんどん肥大化していくような気がして。行政の対応が遅過ぎる。国も地方も。災害から10日以上も経って、やっと支援物資とボランティアの受付を開始するなんて、どういうこと?百歩譲って、被災した東北三県の知事が、被害状況の情報収集に困難だったことは察するとしても、指示が遅過ぎる。そしてそれ以上に、全国の知事達の対応も遅過ぎる。20日以降になって、やっと支援物資とボランティア募集の告知をしだしていますが、東北三県の知事の要請がある前に、被災しなかった(都)道府県が臨時の知事会を召集し、支援物資とボランティアの受付をするべきだったと思う。正式な要請後、直ぐに提供可能な体制を整えるべきだったと思う。だって、最近、専門家がしきりに言う「想定外」の被災なんだから。例外がなくちゃおかしい。民間企業や個人支援者の善意に甘え過ぎており、しかも中央も地方も行政の方が後手後手になっている。これは故意か無能脳天気かのどちらかしか考えられまっせん。それとも、政府や役人さん達は、本気で、極寒の地で移動手段もなく食事も暖もとれない中で、人は10日くらい生きられるものだと信じて疑っていないのでしょうか?どこの一流大学がそんなことを教えているんでしょう?ヒゲ爺、教えてっ!

◆もう一つ、原発のこと以外で嫌な気分になるのが、義援金ばかりを異常に募っているように思えてならないこと。もちろん、被災者の人々の今後の生活のためには、お金は重要だろうけど、テレビ各局が人的支援と物的支援を控え、「義援金」だけを宣伝するのは閉口します。我が鯱さんチームでも、16日夕方に義援金窓口を設け、19日は街頭で募金活動をしました。3日間の休日があったにもかかわらず、1週間足らずで8百万の義援金が集まりました。この集まり方は恐ろしい。こんなにちっぽけな会社なのに。。。Jリーグと日赤を通じて、被災者に全額送るのだけれど、最終的に日赤には一体幾ら集まるのだろう。それだけ、激甚なる災害だったのだと、改めて知らされる思いです。遠く離れて暮らしている人々を、一般庶民がそれだけ真剣に心配しているのに、行政の不手際が恨めしい。そしてマスコミ報道は醜い。

◆お腹が空いたら食べていいのかな。寒くなったら暖房つけていいのかな。熱いお風呂に入っていいのかな。そして何より、被災もしていないくせに、悲観に暮れていてもいいのかな。。。我が地方でも電池が欠品するようになっているそうです。関東地方に居む家族や親戚からの要請があり、ここから送っているみたい。お米とかインスタント食品とか。お偉い方々によると、10日間くらいの欠食はどうってことないらしいです(私はその説を信じませんけど)。消費控えは良くないと思いますが、食品とか生活用品の必要以上の買い溜めは、もっと良くないと思いますよ。きっと5月くらいに「最新式・ダイエット法」なる情報が出てくるのがオチ。

 

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みんな暗いでしょ
3月19日~3月21日の3連休から箱根の温泉街はキャンセルが相次ぎ、
その後の予約率25%まで落ちているそうで
人がたりるので接客派遣も契約打ち切りになったそうです。

あまりにも被害の大きさに自分達だけが温泉に入って楽しんでも良いのか?
そういう気分に今なっているみたいです。

都内の繁華街も静かです。

復興に貢献するには海外旅行には行かず、
日本国内でお金を使って無駄使いする事が大事だそうです。

なんとなく日常会話で下らないこと言って笑ったりして良いのかな?て気分です世の中は。

だからプロ野球どころじゃないよね。

宮城県出身のサンドイッチマンがテレビで津波ばかり映さないで、
避難所にいる人達を映してあげて下さいとマスコミに、
お願いしたら格局映すようになりビデオレターが始まったそうです。
国民! 2011/03/22(Tue)22:30:09 編集
Re:みんな暗いでしょ
>国民!様

いつも熱いコメントありがとうございます。
言いたいことを書くだけ書いて、多忙を理由にコメ返が遅くなるのをお許しください(笑)。

>だからプロ野球どころじゃないよね。

うーん、同じプロスポーツ界とはいえ、異業種なので何とも言い様がないのですけど、ただナベツネさんが言ってるってだけで私も文句を言いたくなります(笑)。
けどさー、都会人は抑圧されてるんじゃないんですかねぇ?
「自粛」という美名の下に。
じゃなければ、生活用品と食糧の買占めも自粛すると思うのだけど。

サンドイッチマンが話したこと、一昨日知りました。
至極「ごもっとも!」な意見だと思いました。
ってかさー、こういう意見がマスコミ各局の社内から出ないとおかしい。
指摘されてからじゃ遅過ぎる。
指摘されても報道しないよりはマシかもしれないけれど、メディアに対する一抹の馬鹿馬鹿しさと不信感は強化されました。な~む~。
もとい、あーめん。
【2011/03/23 00:08】
裏付けに「?」
スルーしようかと思いましたが、背中の辺りが落ち着かないので手短に。

支援物資とボランティアの受付の件と知事会の件、どちらも裏を取った話?
私の知ってるのとは、ちょっと違う部分と随分違う部分がそれぞれあるんですが…。

それと、人的・物的支援と義捐金の話は、次のブログなどを読むと事情が推察されると思います。

  http://d.hatena.ne.jp/odanakanaoki/20110321#p1

  http://sonicbrew.blog55.fc2.com/blog-entry-445.html

米屋の息子だった男 2011/03/25(Fri)00:04:32 編集
Re:裏付けに「?」
>米屋の息子だった男様

コメントありがとうございます。

今回の大災害に際し、政府の動向と救援活動について追っておりました。

まずはこれ。

首相官邸の「菅内閣の一週間」のページ。
http://www.kantei.go.jp/jp/kan/weekly/20110307-0313.html

災害が起こった翌日の12日、菅氏は具体的内容は不明ですが「自治体をサポートしてやっていきたい」と述べました。

命からがら避難出来た人々は、文字通り着のみ着のままで何も持っていないんですよね。
菅氏が「自治体をサポート」と言いつつ、被災した東北三県の知事に具体的に何を指示したのかは知りませんが、当該知事達は直ちに災害対策本部を立ち上げて、避難民の救助活動と物資の確保に乗りだすかと思いきや、何の指示も出しておりません。

それはここ、「全国社会福祉協議会」の災害後の地方の支援物資・ボランティア受付情報を見るとよくわかるかと。
http://blog.goo.ne.jp/vc00000

菅氏は14日になって、初めて食料・飲料・毛布などの物資の支援について言及しましたが、東北三県知事は、翌15日になっても援助の申し出をしておりません。
この時点で4日経っています。

菅氏は17日に再度同じことを言い、ようやく人的支援については集まりだしました。
この時点で7日経っています。

東北三県が物的援助を正式に表明したのは3・4日程前で、それを受けて我が愛知県も物資の受付を始めました。
それが被災から10日目。

ご紹介くださったリンク先、どちらも拝見しました。
人的支援については、要するに被災した自治体が自力で頑張ったってことですよね。
国からも互助するはずの健常都道府県からも支援がないので、地元の民間企業や、行政職員、重篤被害を受けていない地元民で助け合ったということではないですか?

私はこれが地方分権の正体ではないかと思うのです。
つまり、被災地は被災地でなんとかしろって論理じゃないかと。

あと、総理たる菅氏の指示(これが本気かどうかは知りません)は閣僚にも官僚にも伝わっているはずなのに、それが地方知事に伝わっていない(現にずっと動いてなかったから)ってことで、中央は全く機能していないと判断せざるを得ません。

東北は再生する力があるけれど、政府が邪魔をする。
以前のエントリーでそう書いたのは、これらの事象を追いながら得た私の結論。
裏を取ったかと問われると、私の想像の産物と言われても仕方ないです。
【2011/03/26 06:28】
知事にも問題はあるかもしれませんが
横レスですみません。

東日本大震災:災害ボランティアの心得
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110321mog00m040007000c.html

◇食事・宿泊場所について

被災地災害ボランティアセンターでは、基本的には、食事・宿泊場所は用意されません。
自分自身で手配するようにしてください。食費・宿泊費は自己負担になります。
避難所に宿泊しながら長期でボランティア活動を希望する方もおられますが、
避難所は被災者の方が避難する場所であって、ボランティアが宿泊する場所ではありません。

◇交通手段について

被災地に駆け付ける際の交通手段は自分で確保するようにしてください。
交通費は自己負担になります。緊急車輌や災害復旧作業の妨げにならないよう、
極力マイカーでの乗り入れは控えましょう。


ゴミは必ず持ち帰るようにしてください。被災地は災害ゴミであふれかえっています。
ゴミを持ち帰ることも大切なボランティアです。

ボランティアについて
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1457540579

滞在中の自分の食事、飲料水、寝袋は事前に地元で用意をしていく。
現地で必ずボランティア活動保険に加入する。

マイカーで行く場合はマイカーの中でエンジンを止めスキーウエアなど着て睡眠をとる。
「マイカーに現地では絶対にガソリンを給油しないように心がける」

高速バスで行く場合は、
旅館も非難場所になっているのでテントとか寝袋は必ず必要かも。

>人的支援については、要するに被災した自治体が自力で頑張ったってことですよね。

余震、交通網が寸断されていてすぐには他県からのボランティアは無理ですし、
自治体に登録をしないと勝手には手伝えないかと。


阪神大震災で被災した当事者の一言。
「助けに来てくれて一番ありがたいと思ったのは、自衛隊の人たち。
一番めいわくで邪魔だったのは、自称ボランティアの人たち。
こちらが必要とすることを言っても、できるはずもなく、
逆に自分たちのために残り少ない食品や飲料水をコンビニで消費していく始末」
という事もあったそうです。
国民! 2011/03/25(Fri)23:10:31 編集
Re:知事にも問題はあるかもしれませんが
>国民!様

コメントありがとうございます。

東日本の復興に手を貸したいという思いはあっても、なかなか実行に移せないものです。
そんな中で、実際に立ち上がり現地に向かう人々は自分がそう出来ないこともあって、ただただ頭が下がります。

稀に、自身の「正義」に酔っているだけの方もいらっしゃるのかもしれませんが、見ているだけしかない私には批判することなど出来ません。。。
【2011/03/30 22:27】
無題
前回のコメント時は時間が無かったので簡単に書きましたが、改めて私の知っている範囲の情報を書いておきます。
なお、当初から、私は政府に対する意見を述べるつもりはありません。

まず、全国知事会の動きです。

3/11 14:50
  全国知事会内に災害対策都道府県連絡本部を設置。

3/12 18:30
  全国知事会内に緊急広域災害対策本部を設置。
  被災県知事に対し応援を必要とする項目を照会。
  全都道府県知事に対し広域応援実施に向け、調整を開始する旨通知。

同日 23:00
  宮城県の救援物資要望状況(第1報)を全都道府県に参考情報提供。
  
3/13 1:55
  福島県の救援物資要望状況(第2報)を全都道府県に参考情報提供。 

同日 9:00
鳥取県が宮城県から受けた知事会の要請により、仮設トイレや毛布
  等の支援物資を届けるため宮城県へ出発。

3/14 17:00
  東京事務所長会議を開き、麻生全国知事会長が、今後の全国知事会
  の活動への協力を依頼。

以上は、全国知事会のHPで公開されている情報の一部ですが、これでわかるように、被災県と全国知事会の間で3/11~3/12にかけて救援要請の内容に関するやり取りが行われ、3/13には要請に応えて物資が出発しています。
また、3/14には都道府県の東京事務所長会議の席で、全国知事会の支援活動への協力依頼が行われています。
これを見る限り、(東北三県も含め)知事会の動きが遅かったとは思えません。

次に、人的・物的支援と義捐金の話ですが、前回参考に挙げたHPについて、

>要するに被災した自治体が自力で頑張ったってことですよね。

正直、そういう読み方をされるとは思いませんでした。

国民!様がフォローしてくれていますが、人的支援については、まず県外の災害ボランティア希望者(一般人)の受け入れを被災県側がまだ断っているということ。
そうした理由から、被災県が県外ボランティアを受け入れる時期が不明のため、被災県以外の都道府県では、ボランティアの受付を全くしていない所もあれば、登録だけ受け付けている所もあるということ。
ちなみに、ボランティアの登録受付をしている県のうち、本州内でも被災地から比較的遠い日本海側各県のボランティア登録受付開始日は次の通りです。(いずれも窓口は県社協)

   鳥取県 3/16
   島根県 開始日不明
   福井県 3/14
   石川県 3/18
   富山県 3/18

物的支援については、知事会のところで述べたように早い段階で支援がスタートしています。
義捐金については、扱いに手間がかかる物品を送るぐらいなら「金をくれ」という東北大学教授(前回コメントで示したHP参照)のような声があるということです。

私が今回のエントリー内容に疑問を感じたのは、私の住む県及び震災後に電話で話した友達の住む県の両方が、鯱美様の記述にあった3月20日の数日前に、ボランティアの登録受付と救援物資受付を開始したと知っていたからです。

最近の国民!様の口癖を借りると、“しつこくてゴメンなさい”ですが(国民!様、ゴメン!)、知事会の動きを知るなら官邸のHPより知事会のHPでしょうし、各県の動きを知るのなら全社協より各県社協のHPでしょう。


最後に、国民!様へ。

コメントの終わりで紹介していらっしゃるのは、西宮の市会議員さんの言葉ですね。
阪神淡路大震災で被災されている方なので、その考えは尊重すべきだと思いますが、ボランティアに関する考えには疑問を感じました。
阪神淡路大震災から16年の間、日本の災害ボランティアがどのくらい成長したか、残念ながら、彼には見えていません。
震災時にどれほど辛い思いをしたかは、彼の文章から伝わっていますが、現在、市会議員という立場にいるのなら、今のボランティアの姿をしっかり把握したうえで、発言をしてほしかったと思っています。

ではこの辺で、長文御免!
米屋の息子だった男 2011/03/27(Sun)15:47:48 編集
Re:無題
>米屋の息子だった男様

コメントありがとうございます。

災害直後の各都道府県知事の物資輸送の迅速性については、何も異論はありません。
あらかじめ自治体に備蓄されていた物資なのですから。
備蓄品を拠出した後の対応について言及したつもりなのですが、言葉足らずですみません。

第一次の搬送でも圧倒的に足りていないので「何故募集をしないんだ!?」という感想しかありませんでした。
全社協のHPでも、各都道府県のHPでも「道路事情悪化のため」と謳っておりましたが、では何故マスコミ車両は入れるのかとの疑念もありました。
もちろん極個人的な支援でボランティアや物資が殺到するのは論外だとも承知していますけど、10日経っても人的・物的支援を募らないのは異常だと感じた次第です。

このことをこれ以上掘り下げると、どうも私の悲観的妄想は激しくなる一方なので、もう止めておきます。
もう少し前向きなエントリーが書けるよう、私は私なりに頑張ってみようと思います。


【2011/03/30 22:13】
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