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今日は少々気が重い話を。
死刑反対を活動をされているFORUM90という団体は、結成から20年にもなるそうです。
全く知りませんでした。
名古屋にも支部があるそうです。
全く知りませんでした。
アムネスティーのサイトをここでもリンクを貼っているけど、死刑制度の是非論については、あまり深く考えたことがありませんでした。
私も死刑廃止論に賛同するけど、アムネスティーとかFORUM90が言う「懺悔し、赦しを乞う者に対し国家がその権力をもって死に至らしめる制度には反対」という積極的な態度ではありません。
私は「果たして死刑は極刑なのだろうか?」と疑問を投げる立場です。
自殺者が増え続けている昨今、自分を殺す行為に及ぶ人々にとっては、「死」の恐怖よりも「生」の恐怖が勝っていたということではないかと考えてしまうので。
「死」すら安住と考えてしまう向きがある以上、私はやすやすと犯罪者に安住の死を与えたくはない。
酒もない、煙草もない、セックスもない、恩赦も仮釈放もない終身刑があればいいと思ってる。
性悪で陰湿は私は、「快楽も希望も無い生活の中で、自分の罪の重さだけを噛み締める生活を味わえばいい」などと、漠とした考えを持っています。
だから、アムネスティーだろうがFORUM90だろうがが主催するこういう集会には、全く興味が無かったのだけど、昨日は辺見庸さんが講演すると知り日比谷公会堂に駆けつけました。
このためだけの東京と名古屋の往復だったのだけど、大変有意義でした。

辺見庸さんの語る言葉がとてもよかった。

言葉とは大事なものです。しかし、私たちは永らく言葉を軽く扱い過ぎてきました。だから、言葉が私たちを見捨てる時代になってしまいました。嘘を嘘と見破れない世の中、見破れないのは、言葉を大事にして来なかった私たちを、言葉が見放したとも言えます。

昨日の講演を一字一句覚えているわけではないけれど、こういうことをおっしゃっておられました。
この言葉に、ヨハネの福音書の冒頭を思い出さずにはいられませんでした。

In the biginning was the Word, and the Word was with God, and Word was God. He was with God in the biginning. Through him all things were made; without him nothing was made that has been made. In him was life, and that life was the light of men. The light shines in the darkness has not understood it.
John 1 : 1-5
 

初めに、ことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった。この方は、初めに神とともにおられた。すべてのものは、この方によって造られた。造られたもので、この方によらずにできたものは一つもない。この方にいのちがあった。このいのちは人の光であった。光はやみの中に輝いている。やみはこれに打ち勝たなかった。
ヨハネの福音書1章:1-5節
 

キリスト教には、三位一体という概念があります。それは父と子と精霊。
三位一体なのだから、本来分かてないないものなんだけど、父とは俗に「神」といわれている存在。子はイエス。精霊というのがわかりにくいのだけど、神とイエスを定義づける「何か」だと思うのです。
神とイエスという骨子を肉付ける「何」か。
ヨハネの福音書ではそれを「言葉」だと言っています。ヨハネの手紙ではそれを「愛」だと言っています。

辺見庸さんが何度もおっしゃっていた、「言葉」と「バラスト」。
一見、死刑制度とは何の関係も無い様にも思えますが、私は己の内面を知る上で、非常に有意味でした。
バラストとは、船底に積む重荷のこと。
辺見庸さんは、それを個人の思想の根幹という意味で表現しました。

死刑制度についての賛否に関しては、今の私は何ら発する意見を持ち合わせていませんが、辺見さんがおっしゃる「バラスト」については大いに共感しました。
この日、辺見さんは、7月に死刑執行を命じた千葉元法相を痛烈に批判しておりました。
死刑という刑が確定された死刑囚に、刑を執行したという行為においては、当然だとの声があるのもごもっともですが、辺見さんは千葉氏の翻意を批判しておられました。

「アムネスティ議員連盟」事務局長をつとめ「死刑廃止を推進する議員連盟」にぞくしていたこともある千葉さんはかつて、杉浦正健法相が「信念として死刑執行命令書にはサインしない」と話したあとにコメントをとりさげたことにかみつき、死刑に疑問をもつなら死刑制度廃止の姿勢をつらぬくべきではなかったか、と国会で威勢よくなじったことがある。

その千葉元法相の翻意の根幹、つまりバラストを批判しておられました。
まったく異論などありませぬ。
死刑制度云々よりもかつて自分が発した言葉を簡単に裏切り、全く悪びれておらず、それどころか、死刑執行のその場に立会い、その後、メディアの前に立って質疑応答をしていました。
最高のパフォーマンスだ。権力の胡散臭さを感じてしまう。

言葉が軽い。
辺見さんは(千葉元法相の)「バラストは何処にあるか」と言った。
その言葉を知らない私なら「無神経」としか言えない。
もっと軽い言葉として、今の若者達は「KY」とか言うのだろう。

言葉が軽い。
それで通じてしまう世の中が確立しつつあるのが恐ろしい。
1984で語られている、ニュースピークそのものではないか。

大衆ウケする軽薄な言葉を追って、つまらない略語を蔓延せしめた結果、我々が言葉に見放される時代にしてしまったんだ。
厚顔無恥で白々しい嘘ばかりを並べる昨今の政治家達は、言葉を大切にしない我々が生んでしまったモンスターなのだろう。

この集会にあたり、辺見庸さんのブログから全文引用

     鏡のなかのすさみ
      ーー千葉景子さんと絞首刑

     (削除いたしました)


「すさみ」とか「言葉の重さ」とかなどと言うと、偉そうな社会科学者さんが「科学に基づいていない」「抽象的過ぎる」などと食いつきそうな言論かもしれない。
何しろ彼らは社会科学という宗教に酔いしれ、盲信しているのだから。

私は冷かな頭で新しい事を口にするよりも、熱した舌で平凡な説を述べる方が生きていると信じています。血の力で体が動くからです。言葉が空気に波動を伝えるばかりでなく、もっと強い物にもっと強く働きかける事が出来るからです。

私は夏目漱石が作中の登場人物に語らせたこの言葉が大好きです。
冷ややかな頭で新しい事を口にするような輩ばかりが目立つこの時代は一体何なんだ!?
どれもこれも大都会TOKYOから発せられるもの。
昨日、両側に松林を感じつつ、霞ヶ関のビル密集地帯をタクシーの中で眺めている時、タクシーの運転手さんが言いました。
「この風景、いいでしょ?如何にも東京って感じで。」

-そうだね、何年も何年も何年も、地方を踏みつけて繁栄した都市だね。
-このビル群は、アタシには不気味な墓標にしか思えないんだけどね。

言葉が神であった時代を取り戻したい。

先月に東京を訪れた時は、満月に近い美しい月を仰ぐことが出来ました。
月の美しさに思わず見入ってしまったのだけど、その周囲の光景は異様でした。
高層ビルの隙間に、ぽっかりと満ちた月が浮かんでいるのである。
田舎では有り得ない光景である。

本来は、山の上、海の上、小さな集落の上に輝く月が、都会ではビル群に挟まれているんだ。
さぞかし所在なさげな心持ちではなかろうかと思うのだけど、目一杯、ひかり輝いているんだ。
義なるものが不義なるものを精一杯押し返すかのようだった。

東京人はこの光景を「異常」とは思わないだろうか。
「異常」と思える人が居るとすれば、その人はきっと夜空にもう一つの月を発見して悩むのだろう。
過去がゆっくりと改竄されていることに、恐怖を感じることが出来る人なのだろう。

聴講料、1000円也。
交通費東京-名古屋間の20,000円も、全然惜しいと思わなかった。
それくらい、辺見さんの言葉が聞きたかった。
日比谷公会堂の収容人数はどれくらいだろう?ざっと見積もって500名くらいだろうか。
★訂正:参加者は1800人近かったそうです。すみません、私の推量ほどアテにならないものはありません★
満席だった。
恥ずかしながら開演から5分ほど遅れて到着した私は、2階席へ。
目深に野球帽を被り、ぽつぽつと語る辺見さんの言葉に聞き入りました。
あっと言う間の90分でした。

けど、周りには、ぐうぐうとすやすやと寝ている大人がいっぱい。
出席する意思を持って来ているはずなのに、何故ここで眠っていられるのだろう。
辺見さんが語る、こんなに大切な言葉を聞きたいがために、名古屋からやってくる者にとっては、全く呆れた光景だった。
けれど、熱心にメモを取る人々も大勢居ました。
メモを取る熱心な人々というのは、若者でした。。。この世にも、まだ救いがあるように思われました。。。


しっかし、「バラスト」かぁ、、、。
私も、人は誰でもそういうものを持っているべきだとは思っているのだけど、私はせいぜい「軸・shaft(シャフト)」としてしか捉えられなかった。
船底の重荷、バラストがあるなら、マスト(帆)もあるわけで、辺見さんのマストは一体何なのだろう。
そこに大きな男と女の性(さが)の違いを見た感じ。






★追記(2010.12.24)★

このエントリーとほぼ同じ内容を感想として主催者に送ったところ、ソレが辺見庸さんに転送されたようで、辺見さんご自身から、お返事をいただきました。
驚き桃の木でございますっ!!

2010年も終盤にさしかかり、私自身にとっては嫌悪した事象も数多くありましたが、それを帳消しにしてしまうくらい、忘れえぬ出会いの機会にも恵まれました。
どんどん暗くなっている感が否めない世の中ですが、私は、2010年に感謝します。

何度も何度も、「ありがとう」と言います。

そして、それと同じくらい、予期せぬ不運に見舞われてしまった人々のために祈ります。

誰もが心に平安を保てる日が来るまで、馬鹿と言われようが、偽善者と言われようが、世間知らずと言われようが、祈り続けます。


★追記(2010.12.30)★

辺見庸さんの論文を掲載していましたが、ご自身のブログからは削除されておりました。
である以上、私もここに掲載し続けるのは控えるべきと判断し、削除いたしました。

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刑務所の中も高齢化社会
高齢化進み刑務所が終のすみかに
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2010/20100329160349.asp?fsn=eb33f76037153e93cde084f7e7644d6f


刑務所の中も高齢化が進み
高松刑務所ではバリアフリーの収容棟が完成し、
部屋と廊下に段差がないなど車いすでも移動しやすくしているそうです。

あと食事は栄養バランスは摂れていると思いますが、
認知症になる人や、←は「栄養バランスは関係はないですけど」
脳梗塞で倒れる人もいて刑務所の中の介護問題もあるそうです。

刑務所の維持経費増大の問題も考えれば死刑でも良いのでは?
家族を殺された遺族は皆、死刑を望んでいます。

新宿、新橋の高層ビル群はニューヨーク?シカゴ?
お台場のビッグサイトはオーストラリアのシドニーのオペラハウス?
東京駅八重洲口「埋立地」、銀座「埋立地」は何処を見ている?
個性がないんですよ日本の建物に。
ヨーロッパは建物の中は耐震補強をして古い建物を大事に使っていますし、
風の通り道も大事にしていますので、
風の通り道には絶対に建物は立てさせないそうです。
「ヨーロッパの田舎町も素敵な所が多いです」
国民! 2010/12/20(Mon)21:18:34 編集
Re:刑務所の中も高齢化社会
>国民!様

コメントありがとうございます。

記事の紹介もありがとうございます。
うーん、深刻ですよね。
要介護の受刑者はともかく、働ける受刑者には農業に従事して欲しいと思っているのですが、農具が「武器」に成りかねないのでダメなのかなぁ。

けど、刑務所の高齢化事情と死刑制度は分けて考えなくっちゃですよね。

>刑務所の維持経費増大の問題も考えれば死刑でも良いのでは?

単に口減らしのための死刑はいただけないです。
今回の書ききれなかったことを、改めてあげてみようと思っていますので、ご意見が伺えれば嬉しいです。

最近、アメリカだけでなく東京の悪口も言いまくっているんですが(笑)、それは増え続ける高層ビル群にあります。おっしゃる通り個性が無い。
世界の中でも異常だと思います。
これだけの富の一極集中を許していいんですかねぇ。。。
名古屋くらいの生ぬるい感じの都市が、平均的に全国にあればいいと思っているんですけど。
【2010/12/21 20:51】
バラスト?

 貨物船のバラスト(大抵海水)なら、荷物が載っているときは捨ててしまうし

 気球のバラスト(大抵砂袋)なら、上空に上がるときには捨ててしまうし

 昔のFR車はタイヤが空転しにくいように、わざわざ後部トランクに重荷を載せ「バラスト」と呼んだりもした。

 バラストと言う言葉の私のイメージは「なくてすむならなければいいモノ」

 ヨットレースはできるだけバラストを積まずに重心を下げるかが勝負の分かれ目だと聞きました。
donjara 2010/12/22(Wed)22:32:01 編集
Re:バラスト?
>donjara様

コメントありがとうございます。

いつものシニカルなご意見に、思わずニヤけてしまいました(笑)。
航行のために、浮上のために捨てられるバラストかぁ。。。
なんだかやっぱり性差を感じてしまいます。
こういうこと(ジェンダー的なこと)はあまり言いたくないのだけど。
女が権力を掌握することなんて、まず無いと思ってる。
なんだかんだ言っても、男性社会ですもん。
そこに不満を感じることはあっても、女性が社会に出られる社会を創ってくれた先達には感謝します。

>ヨットレースはできるだけバラストを積まずに重心を下げるかが勝負の分かれ目だと聞きました。

この言葉は、出世レースのように聞こえました。
そのために簡単にバラストを捨ててしまえる人が圧倒的に多いのかなぁ。
ならば、私はシャフトで居ようと思う。

無くてもいいバラストを持ち続けていらっしゃるご様子。
馬鹿がつくほど正直な苦労人とお見受けしました。
ご愁傷様です(笑)。
荒廃しきったこの時代には、そういう方の支えが必要です。
捨てられないバラスト、大切に大切にしてください。
【2010/12/26 14:29】
無題
<堕ちた思想の空洞を、ほら、見えないシデムシがはっている。>・・・

自分が若かりし時、云った言葉、思いは、ずっと大事にしたいものですね…。

大人になり、偉くなり、権威が付いても、たとえ、思想が変わっても、大事にしないといけない<根本的なもの>は、変わらないと思います。

変わる(変える)と云うことは、<自分では無くなる>と思います…。
M 2010/12/23(Thu)23:46:40 編集
Re:無題
>M様

コメントありがとうございます。

上手く表現出来ないのですが、若かりし頃に抱いた<根本的なもの(思想)>を昇華させる術は模索し続けたいと思ってます。
間違っても退化させてはいけないと。。。

なんて、偉そうなことを言ってみても、私はただの酔っ払いでして(笑)。

<堕ちた思想の空洞を、ほら、見えないシデムシがはっている。>

のらりくらりとした毎日のうちに、自分が発する口にゴキブリが這い回るような人間にはなりたくないです。
わーっ、想像しただけで悶絶!!

大袈裟に思われるかもしれませんが、巷には、汚い言葉を「汚い」とも思わせないオブラートに包んだ言論ばかりです。
滅入ります。

【2010/12/26 14:51】
無題
ごめんね、文脈がよく読めなくって・・・

逸見さんが言っている「バラスト」とは・・・

「死刑」制度を否定する上で、どのように働いているのか・・・あるいは、「死刑」制度を維持する為にどのように働いているのか・・・その両方に旨い具合に利用されているのが「バラスト」なのか・・・?
ちょっと解らないんだなぁ。

千葉というオバサンは嫌い。言っていたこととやってしまったことは違う。ただしそのときの彼女の言い分をすべて否定できるほど・・・この国は、その制度を議論していないことは確かで、一石を投じた・・・ということでは、確かにインパクトはあったと思う。それだけが望みであったと言うならば、やっぱり千葉という人は避難されるべき方であると思う。

良し悪しは別として、私は国民さんのコメントを意外に違和感無く素直に受け入れた。
kappa 2010/12/24(Fri)19:21:36 編集
Re:無題
>kappa様

コメントありがとうございます。

辺見庸さんは、死刑制度に反対しておられます。
「国家による絶対的暴力」という厳しく鋭い表現でもって。

死刑制度の是非を考える前に、私たちのような一般市民が知らされない、知り得ないことを「死刑」の実態を知った上で、考えなくっちゃいけないことだと思うんです。
知り得ないことを知った時、それでも(死刑制度)賛成と言うのか、反対と言うのか、それが「バラスト」だと思う。

大体、ずっと死刑制度反対を声高に唱えていた人が、なぜ死刑執行の書類にサイン出来たのか、執行日当日、念入りに化粧が出来たのか。
男性は化粧する女性の心理など、皆目知らないだろうけど、突き詰めて言うとね、「見られる」ということを想定しているから。
少しでも美しく見られたいという心理があるから。
じゃ、誰に「美しく見られたいか」と言うと、マイクを向けるマスコミであり、ブラウン管の向こう側にいる視聴者。

これから死刑執行される人に見(まみ)え、執行に立ち会うなんてことになった時、綺麗に髭を剃って、髪を整えて、バシっと如何にも高価でお洒落なスーツを着込んで、、、そんなことkappaさんは出来ます?

遵守すべき法の執行、「決まり事」として、淡々と見送ることが出来る人は、この国家のシステムに嵌っていると思う。

千葉さんは、刑の執行に関しては絶対権力者だった。
「やっぱりやーめた!」って言うことだって「有り」なんだよね。
【2010/12/26 15:24】
素直な気持ちを表現する大切さ
心のそこから思って言った言葉は、それなりの重みがあると思うんですよね。その人の感性というか深い気持ちあると思います。組織や国家のしがらみに関係なくものを言える人こそ尊敬できる人だと思います・・・。
14番目の月 2010/12/24(Fri)23:41:13 編集
Re:素直な気持ちを表現する大切さ
>14番目のお月様

コメントありがとうございます。

昨今、TVを点けると、ごもっともらしい御託を吐く人ばかり。
「バッカじゃないの?」というのが、私が心のそこから思って言う言葉です(笑)。

>素直な気持ちを表現する大切さ

そうそう!あたしゃね、それが人として普遍であるべき姿だと思うのよ。
ところが、素直な気持ちを吐露した日にゃ、「自己責任」「視野を拡げろ」「甘い」なんて集中砲火を浴びちゃう。
だから心ある人が、言葉を発することが出来ない時代になってしまったように思います。
素直な気持ちを表現する言葉こそが、生きた言葉だと思う。
御託ではない、生きた言葉!

>組織や国家のしがらみに関係なくものを言える人こそ尊敬できる人だと思います・・・。

わたしもしがらみから外れたいなぁ。。。
けど、そこで生きていくしかないんだもんなぁ。。。(涙)
【2010/12/26 15:45】
無題
辺見さんは自らの言葉に自らの肉体を付与することのできた人だと思います。
このようなことができる人は、右左問わず稀な人で、尊敬すべきではないでしょうか。私自身辺見さんの言葉にバラストを揺さぶられた一人ですし。

ちなみにあの日集まった人は約1850人だったと記憶しております。はじめての参加でした(辺見さんがいたから)が、すごい規模の集会だったみたいですね。
バブルガム 2010/12/25(Sat)01:41:00 編集
Re:無題
>バブルガム様

はじめまして、ですね。
ご来訪&コメントありがとうございます。

バブルガム様も参加されたのですね。
私も始めての参加でしたので、集会の規模については何とも言いようがありませんが、辺見さんの講演内容は、死刑制度だけに留まらない、非常に広範的なものでしたね。

人が人として生きる上で、どのような場面に際しても「言葉」と「行動」を一貫する「バラスト」を持ち得たいです。

辺見庸さんからの返信に

「こころとからだが、あまりにも生々しく意識され、表現される
そのような時代はもう終わっているのでしょうか。つらいです。」

との言葉がありました。
私は今、その言葉を噛み締めます。
生々しい言葉とは何かを噛み締めています。
【2010/12/26 20:20】
はじめまして
こんばんは。
こちらには「M」さんがいらっしゃるので、わたしはpeace09にします。
素敵なブログですね。
ゆっくり拝読したいと存じます。

辺見庸の新聞連載が、どうやら終わりになるようです。
とても残念で…
体調がお悪いのでしょうかね。

年末も名古屋ですか?
健やかに過ごされますよう。
peace09 2010/12/29(Wed)20:41:09 編集
Re:はじめまして
>peace09様

はじめまして、ご来訪&コメントをありがとうございます。
たとえMさんと名乗られても、すでにいらっしゃってくださるM様とは、すぐに見分けられると思いますけどね^^

辺見庸さん、この集会の当日は相当体調が悪かったようで、ドタキャン寸前だったようです。
講演が終わると打ち上げの誘いにも「徒党を組むのは嫌いだから」と言って、すぐに帰ってしまわれたようです。
暗に、20年も運営しながら成果をあげられない団体を皮肉られたのかもと思いました。

拙ブログをお褒めいただきありがとうございます。
私は、貴方のブログを見つけられて良かったと感謝しています。
本当に、心が和み、癒されます。

年末は電車で1時間ほどの実家に帰ります。と言っても、すぐに戻ってきますけどね。
実家のお雑煮が恋しいのです(笑)。

またお邪魔させていただきます。
今後ともよろしくお願いします。
よいお年を。
【2010/12/30 13:44】
ほっ、
このブログを見て、正直ほっとしました。一つは当日の講演をきちんと伝えて下さった方がおられたこと。もう一つは、心配していた辺見さんがこの集会に出て入らして、こんな素晴らしい講演をしたくださったことです。
私はこの集会のことを「金曜日」で知っていたのですが、20日に胆嚢炎の手術のため入院中で参加できませんでした。辺見庸 12月19日で検索してやっとこのブログにたどり着きました。辺見さん、どうかお元気で私たちにメッセージを送り続けてください。
本当にありがとうございました。
月餅 2010/12/30(Thu)19:56:03 編集
Re:ほっ、
>月餅様

ご来訪&コメント、ありがとうございました。
術後の経過はいかがでしょうか、お大事になさってくださいね。

私は拙い感想を述べただけですので、この講演の詳細を丁寧にまとめておられるこちらのブログがお薦めですよ。

http://trakl.blog121.fc2.com/blog-date-20101220.html

月餅様のお気持ち、きっと辺見さんにも届いていることと思います。
【2010/12/31 00:40】
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