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9月の初め、就業後にある講習会に参加しました。
或る胡乱な組織の胡乱な講習会である。
「胡乱」と感じるのは、ただアタシがその場にそぐわないがための、自己観測を経た上での結論なんだけども。
県内の優良企業(大企業)の秘書部会、、、すなわち交流会なんだけどね。
まったく、どのツラ下げて参加せねばならんのか。。。
このテの講習会(会合)には、代理として出席したことが2・3度ありますが、まぁ、アタシなどにはおよそそぐわない場であるのだけれど、部署内の親分から「明日時間ある?」なんて言われたら、辞退表明も憚られて、
「OKでございます。」
なんて言うしかない。
胡乱なモノ<上司 ってトコかしらん。
その日のテーマは、ある料理研究家さんによる「食はこころを豊かにする特効薬」というもの。
うーん。
はっきり言って、「人はパンによってのみ生きるものではない」って聖書の言葉を、ことさら重く受け止めてるアタシは全く興味が湧かなかったのだけれども。
仕事も忙しいし本音は断りたかったのだけど、料理研究家が何を話すのか、少々気にもなりました。
今でこそ当たり前になっている感があるけれど、実家の米屋を経営していた養父母は、かねてから米屋だけでは食べていけない時代が来ると先見し、30年前から自然食や健康食を取り入れていたので。
少し本題から外れますが、アタシは幼い頃から虚弱体質で食も細かった。
でも、子供を失ったことを機に体質改善を図ろうと、玄米菜食に徹したところ、わずか半年で効果が出ました。
頑固な冷え性を、いつの間にか克服していたのだ。
それ以降は、毎月寝込むほどだった生理痛からも解放されたし、何より肝心な事だけど、お酒が飲めるようになっちゃった!(笑)
玄米はほぼ完全食。
今では「馬鹿じゃないの?」っと言われるくらい飲み続けられるけれど(笑)、これでもお酒デビューは30歳過ぎてから。
食べることは嫌いだけれど、玄米食が私の体質を変えてくれたって事実もあるので、「食」に関して全く興味がないわけでは無い。
料理研究家と称するプロが何を話すのか、楽しみでもありました。
実家を継いだ次兄の薀蓄以上の説得力が他に見出せるだろうか、、、なんて、少し意地悪な気持ちをも持ちつつ、講習に耳を傾けました。
料理研究家の言うことにゃ、
「日本人特有の古来からの食生活に戻りましょう」
とのこと。
ハイ、異論はありません。
◆野菜は生のままでなく、茹でたり炒めたり、鍋物にすることで嵩を減らし量を摂取できます。。。同意
◆ミネラルを含む食事をたっぷり摂りましょう。。。同意
◆歯ごたえのある、適度に堅い物を噛み、脳と胃に刺激を与えましょう。。。同意
◆カルシウム不足を補うため、食事の時に牛乳を飲みましょう。。。ん???意義あり!
日本人には西洋人のように乳製品を分解できる酵素をあまり持っておりまっせん。
なので日本人が牛乳から摂取できるカルシウムはほとんどありまっせん。
日本人の効率の良いカルシウム摂取法は、胡麻。セサミ。
そこで思い出して欲しいのが、ほぼ完全食の玄米。
足りない栄養素は、たんぱく質とカルシウム。
玄米に小豆を入れ、炊き上がったご飯に胡麻をふれば、完璧である。
あとはよく噛むこと。
玄米を頬張って、最低100回噛むことをお勧めします。
満腹中枢が刺激されて、小さなお茶碗1杯でも満足しちゃいます。
こんな生活を1ヶ月続けると、胃が小さくもなるし、食の好みも変わります。
10年前にたかだか半年続けただけで、未だアタシは無敵である(笑)。
講習を受けながら、頷きつつ(心の中で)異論を唱えつつ、まま、ワリと面白い話だったなっと、かろうじでマルをつけようとしたら、、、。
講師が言う。
「食の安全がおびやかされております昨今でございますが、わたくしが自信をもってお勧め出来る、安全で美味しい食事を提供するお店を紹介いたします。」
そして、、、事前に渡されていた資料の後半部分に列挙されているお店を紹介し始めたのだ。
まぁ、どれもこれも、庶民感覚にはホド遠い高級料亭とレストランである。
下顎が5センチくらい下がるのを感じました。
あんぐり。。。
違和感を感じたのは、総勢200人は居ると思われる講習会場でアタシだけだったのかしらん?
皆熱心に、講師が語る推奨店をメモしている。
流石は大企業の秘書部会。
アタシはと言えば、急にバカバカしくなっちゃって、睡魔が襲ってきました。
あー、ヒール靴なんか脱いでぇ、ストッキングも脱いでぇ、ブラも外してぇ、片膝つきながら冷たいビールが飲みたいなぁぁぁ!!!
延々と30分、講師サマの推奨店の情報を聞かされた後は懇親会。
偉大な講師様に名刺交換を要望し、殺到する大企業の秘書ども。
つまんねー。
露骨に不快感を露にしていたのを気にしたのか、同席した大御所が、
「挨拶だけして、そろそろお暇しましょう」
っと言う。
賛成デアル。
講師様と名刺交換をしたところ、
「あっらー、特殊な業種でございますわね、さぞかし大変でいらっしゃいますわよねぇ、、、管理栄養士のような方はもういらっしゃるの?」
っとネチっこい声音で語りかけてくる。
めんどくせーぇ。
テキトーな相槌を打って退こうとしたら、
「わたくしに出来ることがありましたら、何時でもおっしゃってくださいましーーーっ」
なんて言ってくれちゃったので、
「では一つだけ。絶対に勝てる料理を開発してくれましたら、我が社が貴方を買います。」
ハッタリだけどね(笑)。
講師センセーが目を白黒させてたのが傑作だった。
意地悪でごめんなさい。。。
中島みゆき by 友情
日本人には西洋人のように乳製品を分解できる酵素をあまり持っておりまっせん。
なので日本人が牛乳から摂取できるカルシウムはほとんどありまっせん。>・・・
私は、東京に来てから、牛乳が飲めない体質になりました。
幼少の北海道時代は、「生牛乳」をほぼ毎日飲んでいたのに…。
しかし、日本人は、昔は、牛乳を飲む習慣は無かった筈なので、仰るように、「牛乳」から摂取できるカルシウムなど無く、「牛乳」賛美思想は、西洋かぶれでしか、無いのかも…、と思いました。
コメントありがとうございます。
北海道の生牛乳に慣れていたのなら、市販の牛乳を受け付け無いのは無理もないかもしれませんね。
牛乳の殺菌方法はその温度と時間により「超高温殺菌」「高温殺菌」「低温殺菌」の3種類に大別されます。現在、一般的に多く出回っている牛乳は「超高温殺菌」と呼ばれる120℃~150℃ 1~3秒間の殺菌処理されたものです。同様に「高温殺菌」は連続殺菌方式では72℃以上15秒以上若しくは保持殺菌により75℃以上15分以上、「低温殺菌」は連続殺菌方式で65~68℃30分、保持式で62~65℃30分です。
一口に牛乳といっても、殺菌方法で随分違います。
スーパーなどで買い求め易いものは、超高温殺菌のもの。
これ、恐ろしいことに消費期限を1ヶ月過ぎても腐らないんですよw。
牛乳なんて無理して飲む必要などありませんが、敢えて飲むなら、「生牛乳」に少しだけ近い。低音殺菌のものをお勧めします。
けど、カルシウムの摂取を重点に置くなら胡麻です。
ご飯やら、おひたしやら、麺類に、ガツンと振りかけることです。
そしてそして、健康診断でトリプルAを狙うのであれば、診断日の2週間前から
毎日1本、ヤクルトを飲むことです。(←これ、奥義)
実証済みデス、効きますよ(笑)
もちろんヤクルトを飲んでいるからって、無茶はいけませんけど。
(アタシは診断日の明け方3時まで飲み続けましたが、無問題でした・笑)
>日本人には西洋人のように乳製品を分解できる酵素をあまり持っておりまっせん。
栄養学というのも発展途上ですから、
色々な学者が、色々なことを言います。
その「料理研究家」名乗る以上、多分一通り「栄養学」を学んだ栄養士又は管理栄養士の資格を持った専門家だと思いますので、少し同情しました。
栄養学などは数年前まで「定説」と呼ばれていたことが、次々とあっさり覆ることが多く、
いわんや定説にもなっていない学説など、眉につばを3度塗りして聞いた方が良いかもしれません。
私がなぜこんな事を書くかと言えば、去年「牛乳なんか飲むな」的な本がベストセラーになったとき、酪農家の友人がすごい勢いで怒っていたのを思い出しただけなんですが・・・。
ゴマが健康に良いと言いますが、植物の油が集まる部分と言えば、農薬などの化学物質や環境ホルモンなども集積されている部分なので、
「あれは毒を喰っているのと同じ」という学者もおります。
日本人に関する、定説と言えば
「日本人を含むモンゴロイドは、アルコール分解酵素を作る2つの遺伝子の片方又は全部を持たない者が多く、一般的に酒に弱い」
多量のアルコールをこともなげに飲み込み、分解し、毒に変えて吐き出す誰かさんなどは、本当に日本人?少なくとも定説崩しといえましょう。
コメントありがとうございます。
最後の部分は誰のことなんでしょうね?はて。。。
こんなヤツが居るものかと大笑いしながら、他人事として読ませていただきました。ふふーんだ。
補足ですが、牛乳を否定しているつもりはサラサラありませんので念のため。
けど、少しばかり意地悪な気持ちになってしまったのは、管理栄養士の資格を持った講師センセーが、驚くほど(横幅が)大柄な方で、講義の壇上をカラオケのステージと間違えているのかしらん、、、と疑うほど、ピンクの派手なドレスを着て登場したから。
普通はスーツくらい着てくるだろうに。。。
自己管理もTPOも「?」って感じで少々癇に障ったのです。
わたくしなどは、見た目で酒好きと看破されたことはありませんので、見た目での判断ほど当てにならないってことは重々承知なのですけどもね(笑)。
練り物は、何が入っているか分からないので嫌い。かまぼこも同じく嫌い。
(全く食べれない訳ではありませんが…。)
しかし、松茸のあの薫りがダメ!
当然、粉末のインスタント味噌汁も、その薫りがあるとダメ!
何故、そうなったか?原因は分かりませんが…。
高級食品に、目が行かず、重宝しています。
なお、「麩(ふ)」も松茸に近い臭いがしてだめです。
お得な性格?これは食べ物以外にも言えます(笑)
カルシウムはおばあちゃんになってから困るので
なんとか今から蓄積をと考えてま~す
でもね すべての栄養素がそうだと思うんだけど
そればっかり食べてもダメなんですよね~
いろんなものをまんべんなくちょこっとずつ
これが身体への吸収率が一番高いと思う
あとは美味しいと感じて食べることかな~♪
香り松茸味しめじ と申しますが
松茸喰うのは一年に一度で結構
だけど松茸喰いたいのは、年中行事みたいなもの。
旨い不味いじゃないよね。
ところで牛乳嫌いの皆様にもお勧め
生乳を飲んで育ったMさんには特にお勧め
奇跡の無殺菌牛乳
http://www.omoiyari.com/
そういえば例のブログでも紹介したな
コメントありがとうございます。
私も高級食材にそそられることはありませんが、「いくら」と「からすみ」を無性に食べたくなることがあります。
donjara様がおっしゃったお医者様の言葉通り「身体が欲している」と解釈し、たまには食わしてやっています。
これは本当にいい言葉ですね!
比較的安価な生すじこを買ってきてぬるま湯で丁寧にほぐし、酒と醤油のタレで一晩漬け込み、ほかほかご飯にかけて食べるのが好きです。
卵かけごはんの別バージョンですな。
からすみは、大根スライスとではなくクリームチーズと共に食すのが好みです。
辛口のきりりと冷えた日本酒や白ワインによく合います。
って、やっぱり酒のツマミの話になっちゃいますね(笑)。
マツタケ、、、実家の土瓶蒸しが恋しいです。
あの御汁が本当に美味しかった♪
思うにマツタケも、季節の食材を使った家庭料理を想起され、懐かしく思うのではないでしょうかね?
土瓶蒸しの具は全て残してたので養母によく叱られましたよ。。。
>比較的安価な生すじこを買ってきてぬるま湯で丁寧にほぐし、酒と醤油のタレで一晩漬け込み、ほかほかご飯にかけて食べるのが好きです。
私のレシピを試して!!
生筋子は鮭の腹に入っている状態で、鮭ごと購入するのが新鮮なものを買うコツ。
筋子だけ買うと冷凍を解凍したものだったり、チルドになっていたりする可能性大。
筋子はほぐした後、塩にまぶし冷水で洗い流すと色が鮮やかになります。
だし(カツオ昆布)、濃い口しょうゆ、酒、みりん(各同量を基本)を一度沸騰させ、冷ましたものを使いましょう。
炊き立てご飯はもちろん。ふかしたジャガイモ。変わったところではところてんにも合いますね。
その他
生筋子はほぐさず味噌漬にすると、酒のつまみになります。(冗談ではありません。念のため)
コメントありがとうございます。(毎度毎度遅くなってスミマセン)
>鮭ごと購入するのが新鮮なものを買うコツ。
えっと、一人暮らしだし、こっちではなかなか手に入らないしーぃ。
北海道民の方のレシピは試してみる価値大なのですけども。
みりんを一度沸騰させて冷ましてから使うというのは、全く思考にありませんでした。
そのまま使ってみたこともあるのですが、どうも妙な酒臭さが残る甘みが馴染めなかったのですが、一手間は大切ですね。
筋子の味噌漬けとは初耳です。
北海道ではさして珍しくないのでしょうか?
北海道の味噌は白味噌ですよねぇ?
赤味噌でも合うかなぁ。。。(笑)
「酒のつまみに合う」と言われますと、否応ナシに反応してしまいます(笑)
第一、名古屋は鯱が屋根の上に乗っかっているくらいですから、鮭の一匹くらい丸ごと売っているものかと思いました。
ところで
だし(カツオ昆布)、濃い口しょうゆ、酒、みりん(各同量を基本)を
あわせたものを一度沸騰させて下さい。
みりんだけではありませんよ。あしからず。
冬の厳しいところは、何でも秋の収穫を
味噌漬け、塩漬け、燻製、ひもの、粕漬け、酢漬けなどにして保存したものです。
筋子などは秋の一時期に大量に取れるものですから味噌漬けのほか、粕漬けもあります。
その人の口に合えば、赤味噌でも八丁味噌でも何でもよろしいと思います。
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