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3年ほど前だったでしょうか。
養母がデパートの展示会が見たいと言うので、連れて行きました。
何だかわかります?
可愛らしい少女が2人うたた寝をしています。
これ、人形なんですよ。
無造作に放り出された掌も足も、細部の指一本にさえ妥協がありません。
実際に見た人形は40センチくらいだったけれど、今にも起き出してきそうなほどリアルで、驚きました。
表情がまた、可愛らしい。。。
昭和の初期頃の子供達。
隣村の子供達との合戦に備えます。
「おい、みんな!行くぞっ!」
なーんて言ってるのが聞こえてきそうです。
さーて、お掃除お掃除。
手の指も足の指もふっくらとして、少女らしい。
この人形達には、重しになるような物が全く入っていません。
この人形達が自身でバランスをとって、立っています。
これらの作品は、人形作家の「与勇輝」さんの作品。
私の癒しの源泉である。
なんとも豊かな表情が、日常を忘れさせてくれますネ。
与さんは、作品を自身の子供だと言います。
「この子には、どんな着物が似合うだろうか、何を着せてあげようか」
布地にとても拘りを持っており、木綿以外の布は一切使いません。
昭和の香りを残した木綿で着物を作り、男の子らしい着こなしや、女の子らしい着物裏にまで気を遣います。
だから、人形達も生き生きとしているのでしょうね。
強く印象に残った作品はこちら。
花陰と題された作品です。
与さんが亡きご両親を想って作られたそうです。
老いて寄り添う姿がなんとも素敵な雰囲気で、とても人形とは思えず、思わず泣いてしまったのだ。。。
河口湖ミューズ館 - 与勇輝 館 -
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