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友人の解体女医が自身のHPで、NHKが井上陽水さんの特集を放映すると言ってたので、
「わぉ!」っとばかりに飛びついた。
ってか、アニメおたのあやつが陽水さんを聞き、カラオケで熱唱するなんて初めて知った。
まったく、引き出しの多いヤツだ。
10年来の友人で、近くに住んでいるっていう安心感があるから、あまり頻繁に会うことはないんだけど
彼女の存在は、アタシにとってとてつもなくデッカい。
久しぶりに会って、ヤツが「あっらー、元気だったぁ?」なんて言いながら不自然なボディタッチをするとき
アタシは「お疲れさん」の言葉とともに、反射的にスペシウム光線放射のパフォーマンスをしたくなる。
「ドザエモン」をこねくりまわしてきたな、、、おぬし。
ちょっとニュアンスの効いた悪ふざけを楽しむのだけれど、彼女が「傘がない」とか「心もよう」を唄う絵は、
今までイメージ(アニメおた)として皆無。
そんな感慨も手伝って、夕べは陽水さんの歌をしみじみと聞きました。
暗澹とした世界観を、独特の粘り気のある声が纏める。
明るい色と暗い色を混ぜる時の、絵の具のフラクタルな感じ。
その日の特集は、ちょっと明鏡止水的で、事象の原因とか本質を問うような曲がセレクトされていました。
ご友人の沢木耕太郎さんとの掛け合いは、実に明朗会計で大人の友情の機知が感じられて
微笑ましくもあり、うらやましくもあり。。。
氷の世界/井上陽水
一昨日、怠惰熱に襲われて会社を休んだので、昨日は盲目的に働いた。
夏休み期間中はユースとスクールの 遠征が多く、仮払精算の現金が鬼のように本部へ返金されてくる。
先日のホームゲームの売り上げと併せ、会議室に篭って現金出納業務を黙々としてしていた。
現金を数える時、アタシは必ず机を拭く。
「帳簿と現金の齟齬がありませんように、、、」って、これはアタシだけの儀式みたいなもの。
だから昨日も机を丹念に拭いて、現金と伝票を拡げてた。
そこに能天気な我が社の大御所がやってきて、
「わー、我が社にも埋蔵金があるジャン!、鯱(とら)ちゃん、僕にも分けてよぉ~。」
などとノタマフ。
まったく、この人に限らず、アタシが現金を数えているとまるで判を押したように同じ台詞を吐く輩達。
いい加減ひちめんどーくさい。
尚もぶつぶつとぼやく大御所に、さっきまで机を磨いた雑巾を目の前に突き付け、
「My 雑巾、内緒で差し上げます。」
と言って握らせてやった。
一瞬の沈黙後、大御所は「ぎゃーはっはっはっは!」っと笑いよる。
ネタのつもりじゃなかったんだけどさ。
その大いなるウケ具合に、アタシは凍る。
こんなことで笑うのか、、、っと凍る。
カネにまつわる冗談がそんなに面白いのか、、、経理なんかやめて、いっそ林檎売りになりたい。
コメントありがとねぇ。
わーん、ほんっと、やーっとかめだねぇ、元気にしとったぁ?
あんまり仕事ばっかしとったらアカンよぉ。
シュールなのもは、歌詞も絵もそうだけど、重要なテーマをあからさまに伝えられない(知られたくない)がための過剰な表現方法だと思いますね。
そのままを聞いたり観たりしても、ほとんど意味を成さないでしょうネ(笑)。
そこに隠されたドラマを想像するのが有意義なこともあります。
自分が弱っていないとき限られるかもしれませんが(笑)。
陽水の歌では、「傘がない」が、当時の青春を歌った傑作で、私のカラオケのオハコ一つです。
「人生が二度あれば」、「小春おばさん」は、率直な心が歌詞に溢れていると思います。
「とまどうペリカン」は、難解(シュールな)歌詞かも知れませんが、男と女を象徴して、近頃、モノに出来るようになりました。
陽水は、女のユーミンと並ぶ、自由で、溢れたイマジネーションの歌詞の創作家と思います…。
コメントありがとうございます。
陽水さんの歌を始めて聞いたのは小6だったと記憶しています。
兄のコレクションのカセットテープの山をこっそり覗いて、内緒で持ち出して聴いたのが、アルバムの「氷の世界」でした。
なんとも不思議な世界が広がりましたが、圧倒されました。
陽水さんの歌で、私が一番好きなのは「人生が二度あれば」。
http://www.youtube.com/watch?v=h50YxMzJw90
養母も老いましたので、今は初めて聴いた時とは違った迫力を感じます。
ユーミンと陽水さんは、確かに同一線上な気がします。
みゆきさんとはちょっと違うんですよね。。。何故か。。。
何の脈絡もないような芸術的な言葉の数々・・・
まちがいなく魅力的な人です
♪とまどうペリカン
ユーミンも歌ってます
どの曲もすばらしいけど
好きなのは♪リバーサイドホテル
度肝をぬかれたのは♪最後のニュース かな・・
コメントありがとうございます。
陽水さんの言葉は確かに芸術ですね。まるで美術品です。
「最後のニュース」はニュース23のキャスター、筑紫哲也さんを想起させられ
胸苦しい悲しさがあります。
この歌詞は詰まります。
このような歌を歌わずにいられない、陽水さんのジレンマみたいなのが伝わってきます。
私はこの歌を聴くたび鳥肌が立って、ニュース23のエンディング曲は聴いていられませんでした。
丁度今、選挙速報が放映されていますが、、、この曲はぴったりですね。
怒りと悲しみを孕んだ虚無感。。。
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