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まぁ、なんだ、、、人は誰でも悩みの一つや二つは抱えてるよね。
他人から見れば、取るに足らないことだとしても、悩む本人には深刻だったりする。
けどさ、忘れてはいけない過去の過ちに囚われ過ぎるのもイカんと思うし、間違ってると思うんだ。
それはさ、ぱーるぴあすさんが言っていた、「未来の自分をつくる」ことが出来ないからね。
元来、アタシはものすごいお気楽人間で、悩みなど抱えることが大嫌い。
そんなもんそこいらに放り出して、快楽だけを求めがちな無責任な人間だと思う。
だから、苦悩の定義が何かさえ忘れてしまったくらいだ。
けれど、葛藤はある。
相反する事象に、掻き毟られるほど苦しむことがある。
これも「悩み」なのかな、、、でも、ちょっと違うような気がするんだ。
「名古屋グランパスで働いています。」
そういうと、凡その人は「おお!」と驚きます。
有名な会社だからだろうか、、、。
けれど、私がそう言う時、罪の告白(confession)そのもののような気がしています。
そう思うようになったのは、去年、辺見庸さんの「しのびよる破局」という書籍が発売され、読んでみてから。
p58にこんなことが書いてあります。
たとえば、愛知県に世界でも有数の自動車工場がる。あそこの減産でどんどん派遣労働者たちのクビが切られて、関連企業をふくめれば膨大な人たちが解雇されている。そのただなかでもその企業は、何億円もするようなテレビCMを断じてやめない。それをだれも不思議だとはおもわない。あるいは、大きなサッカー大会のスポンサーからもおりもしない。労働者たちのクビ切りは、一方で冷酷に強行される。商品の宣伝は絶対におろさない。「それは当たり前じゃないですか」と今の若い人たちにいわれるかもしれない。でもぼくは当たり前だとはおもわない。
これを読んだ時は衝撃でした。
拙い表現で、派遣切り、ワーキングプアについてブログに書いたりもしたけれど、彼らの労働によって得たお金が、彼らに正しく分配されることはなく、うちのような会社に注がれ、私などはそこから給料を貰っています。
そんな事実にさえ気づかなかった恥ずかしさでいっぱいになりました。
けれど、そこで働くしかない。
上層部がトヨタからの出向者ばかりで、独自の方向性を貫けない体制に、憤りと無力感に苛まれ、最近は少々出社拒否気味なのだけれど、それでも働かないわけにはいかない。
怨嗟を感じることもある。
それでも、ここで働くしかない。
そんな葛藤がある。
kappaさんのところで、サッカーをネタに遊んでもらったことも多々あったけれど、この本を読んでからは、そんな気分になれなくなったという、心境の変化はありました。
おそらく、うちの会社でこんなこと考えるのは、変わり者の私くらいなモンだとおもう。
色んなことを知るにつけ、時には寄る辺のないくらいの感覚に陥ることがあるけれど、知らないほうが良かったとはおもわない。
まったく、何て無様な告白なんだ。
恥ずかしくて滑稽だ。
けど、こんな思いは誰でも一つや二つ抱えているんじゃないのかな。
それで嫌われるならそれでもいい。別に構わない。
本当に素敵な仲間は、笑って見守ってくれる。
そう思うよ。。。隠遁中の誰かさん?
この悩みを解決するには…・。
こりゃ、仙人になって霞でも食って生きるしかないね。
トヨタという会社は、高性能の車を作り、人々に運転する喜びと移動の自由を与え、運輸運送の産業を生み、人々に数しれない富を与え、結果多くの人々を幸福にしている。
これも間違いのないトヨタという会社の側面。
辺見庸さんの描いたことが、嘘だとも誤りだとも思わない。
だけど、地球環境に有害な化学物質まみれの紙とインクを使い、思慮に欠けた文章で、企業で働く人の誇りを傷つけているのも事実だろう。
私と同じようにあなたも…・
あなたを愛する人も、あなたを嫌う人もいて・・・。別の言葉であなたの事を語るのだろう。
その全てが、ある側面での事実を含んでいる。
しかし、その全てが、真実ではない。
世の中そうして成り立っている。きっと。
コメントありがとうございます。
酔いどれ仙人ってのもありかな(笑)?
「ナントカは 遠くにありて 想うもの」なのかもしれません。
長く身近にあると、どうも悪い面ばかりが見えてしまいます。
竦むような、それでいて嫌いではない立ち位置を見つけてしまい、そこから動けないのかもしれません。
確かに、チームは好きだけど会社は大嫌いという考えを、いい加減に改めないと、苦しいばかりだなぁ。。。
今更ながら、もっと視野を拡げなくっちゃ、、、デスネ。
サンクスです!
物には幾つもの見方がある。
辺見庸の見方もひとつの見方。
でも何だか平面的な見方だなぁ。
これまでに企業が撤退して経営困難になったクラブがある。
現在も東京Vがそれで揺れている。
そんなの見てるとね、F1からは撤退したのに、サッカーから手を引かないでいてくれることを本当にありがたいと思う。
グラサポじゃないけど、Jリーグファンの一人としてそう思う。
どんなに苦しくても「まといを高く掲げる」。
その「まとい」に勇気づけられる人たちがいる。
それが私の見方。
コメントありがとうございます。
いつもながら鋭いご指摘
一昨年、グランパスのリーグ成績は3位。
それなのに、この翌年の2009年にはトヨタグループからのスポンサードを大幅にカットされ、トヨタに倣って従業員も給与カット。
成績も収入もアップしたのに「これじゃやる気無くしちゃうよっ!」っとBOO垂れてました。
内部留保がナンボのもんじゃっ!!ってな勢いで。
けれど「広告費(スポンサード)」に言及された時は本当にショックで、自分の不明が恥ずかしくなったわけです。
でも、気づかされて良かったと思います。
本の指摘と、米屋の息子様の「まといを高く掲げる」の言葉に、ますます、「勝たなくては!」と思いましたので。^^
さーて、もっと濃密(?)にちびっ子達と戯れてみるかな(←そっちかい!)
どうもありがとうございます。
たとえ何億円稼いでいても、サポにとって選手は仲間であり続ける。
同じ理由なんだろうな。
そうだ「まといを高く掲げる」人には、下から水をぶっかける。昔から相場が決まっているね。
いつかは鯱八に冷や水をたっぷり飲ませてあげたい。(米屋さんの真意?)
話は変わりますが、あまりの弱さに声も出ない私こそサッカーファンとは言えないかも・・・。
コメントありがとうございます。
米屋さんって、久々に聞いた言葉です。懐かしいなぁ~。
「アンタ、米屋さんがれの子だね」なんてよく言われたもんです。
>「まといを高く掲げる」人には、下から水をぶっかける。昔から相場が決まっているね。
え、え、火消し?(笑)
あまりの弱さに、、、札幌の選手は、美食を堪能しすぎて通風にでもなってるんじゃないの??
今こそ、米屋さんに以前教えていただいた、愛媛のポスターを思い出さねば。。。
って、もちろんお互いにってことですよ。うん。
ぴゅ~っ。
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