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奇跡のカンパニラ フジ子・ヘミング


フジコ・ヘミングによる、最も難しいと言われるピアノ演奏
鍵盤の連打が超絶技法を要するので、他のピアニストは何とかつかえないように間違えないように
流れるような弾き方を目指します。

フジコ・ヘミングによる5分あまりの演奏をどうぞお聞きください。

序盤は、ぎこちない、たどたどしく思える軽快なリズム。
若いバレリーナが初舞台で戸惑いながら懸命に踊る姿が思い浮かべられます。

演奏の中盤、生きることに少し慣れたのか、ゆったりとした幅を感じさせるリズム。
さまざまな経験をバネに、より一層の飛躍を感じさせる力強さに、勇気を与えられる気がします。

そして終盤。
重厚感たっぷり。
圧倒的な迫力。
一人の人間の軌跡の物語のクライマックス。
嗚呼、人生とは何ぞや?

鐘が鳴り響きます。

誰の心にも響く鐘の音。

その音色を聞くだけでなく、こんな美しい鐘を鳴らしてみたいと思う今日この頃。。。










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私は、Kissinの方が好きですが…
私はクラシックにはあまり詳しくありませんが、リストは、何故か、昔から好きで、よく聴いてました。“ La Campanella ”は、フジコ・ヘミングも良いと思いましたが、技巧に徹している Kissinの方が私的には好きかな…。これは性格から来る好みなので、致し方無いと思います。
“La Campanella ”は、おっしゃるように、終盤のの圧倒的迫力が良いと思います。
人生、こんな「クライマックス」で終わりたいと思います…。
M 2009/03/09(Mon)22:49:20 編集
ナルホド、Kissinですか。
M様

コメントありがとうございます。

フジコ・ヘミングと比べるとKissinのテンポはもっと速く、おっしゃる通り技法と正確性は優れているように思います。

フジコ・ヘミングの序盤の微妙にテンポをずらした演奏は、波乱に満ちた彼女の人生そのものかもしれません。

天才Kissinが彼女くらいの年齢になった時、この曲をどのように演奏するのかも楽しみですね。^^
とらよしURL 2009/03/10(Tue)20:45:35 編集
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