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kanom-35°                                                                                               ご来訪、誠にありがとうございます。
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太宰の著書を読みながら、なんとなく思う。

なぜ彼の書は、今尚、魅惑に満ち、人々を魅了するのだろう。

なぜ彼は、悲劇的な人物として憐れまれるのだろう。

太宰はこんな名言も残している。

しばしば、人を惑わすにはこれは十分過ぎるほどの名(迷?)言ではないか。


◆学問とは、虚栄の別名である。人間が人間でなくなろうとする努力である。 (太宰治「斜陽」より)

◆君のような秀才にはわかるまいが、「自分の生きていることが、人に迷惑をかける。僕は余計者だ」という意識ほどつらい思いは世の中に無い。 (太宰治「パンドラの匣」より)

◆神に問う。信頼は罪なりや。 果たして、無垢の信頼心は、罪の源泉なりや。 (太宰治「人間失格」より)


太宰は婉曲的な人殺しである。
婉曲的なところが情けをかっており、軽々しく、女々しく、何よりも忌々しいのだけれど、
しかし何故だろう。

不覚にも魅了されてしまうのだ。
彼の死が、ロマンティシズムに満ちていたからだろうか?

太宰が犯した罪は、加藤智大のそれと何ら変わらないと思うのだけどね。


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怖い怖い

>太宰が犯した罪は、加藤智大のそれと何ら変わらないと思う

 街中で、こんな事を言ってたら、そのうち首を絞められるぞ!!

 学生時代、似たようなことを言って美大の女に殺されかけた(大袈裟すまん)ことがある。

 カッパのように見知らぬ女性を玉川上水にひきづり込んだならともかく、
 一応納得づくなのだよな(詳しくは知らないが)

 太宰好きはカルト教団の信徒にも似る。
 (それこそ首を絞められそう)

 あの美大生のように、玉川上水沿いのアパートに住み、「私は太宰の魂と共に生きている」などと言う女が、平成の日本にも次々と生まれていると聞く。
 嗚呼怖い。
donjara 2010/02/16(Tue)22:43:55 編集
Re:怖い怖い
>donjara様

>>太宰が犯した罪は、加藤智大のそれと何ら変わらないと思う

>街中で、こんな事を言ってたら、そのうち首を絞められるぞ!!

そんなに太宰教にやられてる人って多いってことでしょうか?

>一応納得づくなのだよな(詳しくは知らないが)

あくまでも必ず共に死ぬってことには納得づくだったとは思いますよ。
どっちかが生き残るって思想は無かったんじゃないかなぁ。
結果的に太宰は生き残ったけど、亡くなった女性の中には

「話がちっがーうっ!」

と思った者も居るんじゃないかと。
愛するがゆえの心中沙汰なんて、アタシは信じないし奨励もしないもーん。
止めろよ、死にたがってる奴を本当に愛してるなら。
世間を全て敵にまわしても、「生かせよぉ」と思う。

こういう時代の自殺者はロマンチストとしか思えないや。
 
今は事情が違ってる。
今のこの時代にあって太宰の情死沙汰を「ろまーん」などと言ってはみたが、大いなる皮肉として受け取って欲しいなぁ。
【2010/02/18 22:06】
ガハハ、アワビも女なのネェ~
あのさ、奴の人生は滅茶苦茶でさ、金欲しいから俺に芥川賞よこせと雪国と伊豆の踊り子のおじさんを散々困らせたりね、ひたすら芸者遊びと宿を借り切って宴会三昧で、そのツケを親友に押し付けたりさ(壇一雄だっけかナァ??)、どんなことがあってもやさしく見守ってくれた井伏鱒二先生に対しても、彼は何も返せなかったよナァ。心中未遂。これは女だけが死んだ。殺人だよ。こんなことを繰り返し、青森の名家・津島家は最近まで彼を許さなかった。
破滅型の典型。いつもいつも二者択一で悪い方にばかり流れる。こんな自虐的な色男を女はほっとけないらしい。
あ~、私もどうせならばここまでデタラメに破滅的になりたいものだと思う。ところが凡人にはそれが出来ない。
「ヴィヨンの妻」は素晴らしい。それ以外の作品にはどうもテレがあるのだね。
作家としては、遥かに芥川を凌ぐ。ただし、破滅的な単に女ったらしの甘い言葉・・・という人もいる。玉川上水は淵が無いんだから?カッパがいるわけネェだろが!

まぁいわば
kappa 2010/02/17(Wed)13:24:43 編集
Re:ガハハ、アワビも女なのネェ~
>kappa様

コメントありがとうございます。

>アワビも女なのネェ~

だと?
アタシを何だと思ってるんだっ?(笑)

ってかね、男だの女だのって問題じゃないと思うけどね。
コイツの小説は魅力があると思うけど、生きてるコイツに会ったら、あたしゃ絶対イライライライラ、ムカムカムカムカしてたと思う。
いちいちウジウジしてんじゃねーよ、辛気臭い!!って感じ。

ペテロにもパウロにも成り得る素質があったのに、5度もユダに甘んじたんだよ、太宰は。
破滅するなら、一人で破滅しな!誰かを道連れにすなっ。

多くの出会い(とりわけ女性)の中には、一筋の光もあっただろうに。

太宰は酒飲めたんだろうか?
飲めたとしても絶対に一緒に飲みたくない類の人間だったような気がする(笑)
【2010/02/18 22:31】
途中で切れた・・・
作家は作品で評価すべし。
人間性の問題は別とはいえ、彼は確かに女性にもてた。ここら辺りは私の存ぜぬ世界。
良くも悪くも彼は全てに対して100%感情どおりに生きて、女性はそんな彼の生き方に惚れたのかも知れない。
あそこまで思い通りに生きるというのは難しいし、また彼は最初の心中未遂で殺してしまった女性の影を引きずって、余計にデタラメに生きたんではないかと思うんだが、よく解りませんね。
ちなみに彼が名作を次々書いた時期は幸せな結婚生活のほんの一時期のもの。それもとんでもない名家のお嬢様を大反対の中でものにして、その奥様の献身的な支えの中で書いた作品が今残っています。全て名作といわれるもの。勿論途中から元の木阿弥になって、酒飲んで、オネェちゃん遊びして、家に帰らず、小説も書かず、最後は心中しましたね。強迫観念があったのだと思う。常に苦しくかったのかなぁ・・・とも思うけれどもね。いずれにしろ、世の女性人は太宰が好きなんですよネェ~。
kappa 2010/02/17(Wed)18:16:26 編集
不思議なパワーのある人
4回?の自殺未遂
5回目はほんとうに逝ってしまったけど
太宰は本当に死にたかったのかなぁ~と

多分この人
周りの人を巻き込むすごい力があったんだと・・・

みんな苦労したり悲しんだり悔しかったり
そんな思いを重ねつつも


喜んで自分から巻き込まれていった


そんな気がちょっとします
誰からも本当の意味で憎まれてない気がする


危ない危な~いっと
多分私は巻き込まれちゃうタイプ(笑)
ぱーるぴあす 2010/02/17(Wed)19:53:38 編集
Re:不思議なパワーのある人
>ぱーるぴあす様

コメントありがとうございます。

>多分この人周りの人を巻き込むすごい力があったんだと・・・

おそらくそうでしょうね。
でもその凄い力ってぇもは、とてつもない負のエネルギーだったと思う。
それはdonjara様が言うように、カルト教団の信徒にも似るほどに。

美辞麗句を得意とするのは、天使より悪魔だと思いますので。
そうそう、危ないぞぅ~。

そう書きながらふと思う。

アタシは不細工な天使と、イケメンの悪魔だったらどちらを選ぶだろう?
酒嫌いな天使と、酒好きの悪魔だったらどちらを選ぶだろう?

うわーーー、アタシもどっかで騙されてるかもしんないっ!!!(汗)
【2010/02/18 22:41】
思い出したことが二つ。
<ひとつ目>
若い頃、太宰治が人を惹きつけるのは、読者に「この作者(太宰)の気持ちが理解できるのは自分だけだ」と思わせるからだ…と評論家の小林信彦が書いていたのを読んで目が覚めた感じがしたのを思い出しました。
以後、太宰治とは程よい距離を保って接しています。
亡くなってから60年以上経っても、まだ多くの人を惹きつけているのですから、太宰は「稀代の人たらし」なんでしょうね。


<ふたつ目>
donjara氏の「あの美大生のように、玉川上水沿いのアパートに住み、「私は太宰の魂と共に生きている」などと言う女が…」という文を読んで、10年ほど前に、ある評論家が「美大では大学一年を終える頃から占星術や霊視に走る女子学生が増える」と書かれた本を紹介した後に「肥大し溢れ出した自我は霊が回収している」と書いていたのを思い出しました。
今は、インターネットという世界が自我を肥大させ、同時に回収しているように思います。
私の自我は溢れ出るほど肥大していないか絶えず自省しながら、インターネットとの距離感を探っている毎日です。

エントリー内容から少し話がずれました。
御容赦を。
米屋の息子 2010/02/18(Thu)01:14:49 編集
おほほ・・・シンシアも女なのよネェ~
もともと、女性のなかの女性、可憐なシンシア様は女なんだよね。
ふ~ん、やっぱり女は太宰が好きなんだナァ・・・と・・・・・それからさ、なに?若きジャガイモが美大の女に迫られまくっただとう??

う~ん・・・うらやましい・・・。
kappa 2010/02/18(Thu)17:48:04 編集
忍れど・・

 米屋の息子さん

 太宰のおまけに霊の話まででれば、飲み放題1時間半は持ちますよ。

 20歳前後の男なんて、「今日の服がかわいい」などと言いながら、
 正直そのスカートの中身にしか興味がない。
 それでいて、それを知られたら舌噛んで死にたいくらい恥ずかしい。

 自分自身が面倒くさいのに、太宰なんて面倒くさい男に興味はない。

 しのふれと いろにいてにけり わかこひは ものやおもふと ひとのとふまて

 嗚呼面倒くさい。
 嗚呼恥ずかしい。
donjara 2010/02/20(Sat)23:24:33 編集
太宰は、自己の心情に正直過ぎ、繊細過ぎた…
太宰は、若い時、よく読みましたが、
男としての親友としては、女々しくて、道楽者で、勘弁したいタイプかも知れません…。
しかし、「芥川賞」を欲していたとか、どうしてか、女性に好かれる太宰は、「人間失格」には、自分は、<道化師>と記していたと思いますが、
自己の心情に正直過ぎ、繊細過ぎたように思います。
多分、現代でも、生き残れない男のように思います。
M 2010/02/20(Sat)23:27:21 編集
恋愛は・・・
ある意味
カルト教団の信者かもネ
理屈じゃなくて
計算じゃなくて

信じるものは救われる~♪

私はそんなに太宰を読んでなくて
偉そうなこと言えないんだけど・・・

「きりぎりす」という短編集
これいいですよ~
とくに「黄金風景」

負のオーラが前向きに感じられる
読んだあとの余韻がすごくいいんです

人間をよく見てる

その鋭さが
自分にも絶えず向けられているわけで・・・

生きずらかったのかもしれないですね






ぱーるぴあす 2010/02/22(Mon)19:13:57 編集
皆様、コメントありがとうございます。
えへへ、多忙が原因ではありませんが、ぶっ倒れましタ。
発作性呼吸障害だってさ。

社会人になって、初めて無断欠勤しちゃいました。
不可抗力だったとはいえ、パニックになり、もの凄く落ち込みました。
しばらく養母が泊まりにきてくれています。
ありがたや、ありがたや。

久方の100%の安堵感。
体調を気遣ってくれるのはとても嬉しいのだけど、連日、深夜に至るまでのマシンガントークには、食傷気味(笑)。
でも、20年振りの養母との生活が新鮮で、気持ちが華やいでいます。

嗚呼、親とは何と甘美な安堵と信頼の園であることよ。

二人して、知らず知らずのうち、うふふ、えへへ、なんて笑っているのだ。
 
心の内の、なんだかわからない重いモノが、溶けていくみたい。

大いなる養母に多謝。

(傍らでは、今、この時もマシンガン炸裂なんだけども・笑)

3月半ばに精密検査結果が出るまで、養母対応優先となります。
エントリーが遅れますが、ご容赦くださいませ~。
鯱美(とらよし)URL 2010/02/24(Wed)00:18:02 編集
お大事に

 何よりも病気は、ゆったりとした気持ちで療養することが一番。

 特に呼吸器疾患の治療に焦りは禁物。

 これも親孝行の内と思って、お母さんに甘えてください。
 
donjara 2010/02/24(Wed)21:47:03 編集
ご養生してください。
豪傑な鯱美(とらよし) さんが、病気なんて…。
donjara さんの云われるように、呼吸器系疾患は大変そうなので、ご養生してください。
2010/02/24(Wed)23:59:34 編集
開幕までにはナントカなるだろが・・・
鬼の攪乱か?何とかせいといっても始まらない。
叩く前に弱っているんじゃ話にならない。

はよ元気になれ!

元気なアワビが、たとえば湘南に負けて(クラブの)惨敗にめげる姿だけを楽しみに生きているんだ!!??
ガハハ???

無理は禁物!酒は禁物!男は禁物だぞ???

じゃなぁ!
カッパ 2010/02/25(Thu)01:53:03 編集
いい加減にいこう!
① 何事も一生懸命やらない
② どうにかなる精神
③ まわりの人にオンブに抱っこする

この3ヶ条守ってネ!
身体が一番大切だから・・・
絶対に無理しちゃダメよ~

この際お母さんに甘えちゃいましょう
きっとお母さんも喜んでるとおもうよ♪
ぱーるぴあす 2010/02/25(Thu)11:56:15 編集
心と体
体を休めるってのはもちろん大事だけど、今のお嬢には心を休めるほうが遥かに大事だと思うよ。乗っかっているモノ。追っかけているモノ。守っているモノ。付け足しているモノ。お母上がいらっしゃるこの機会に全て下ろしてみてください。心が軽く感じるまで下ろすことが大切だよ。
たいやきやいた 2010/02/25(Thu)19:05:57 編集
米屋の息子様
コメントありがとうございます。

しばしブログから遠ざかっておりましたので、今更のお返事で申し訳ありません。

>亡くなってから60年以上経っても、まだ多くの人を惹きつけているのですから、太宰は「稀代の人たらし」なんでしょうね。

太宰のことを『やたらと負のオーラを撒き散らすヤツ』だと思ってる私でも、不覚にもヤツの小説には感じ入ることがあり。。。

そんな負の権化たる人物が「人たらし」と認識されるってぇーことは、たらされる側にも「負」が目一杯詰まってるのでしょう。

>ある評論家が「美大では大学一年を終える頃から占星術や霊視に走る女子学生が増える」と書かれた本を紹介した後に「肥大し溢れ出した自我は霊が回収している」と書いていたのを思い出しました。

私は、高校を卒業して一年後の留学時代に、キリスト教に嵌りました(笑)。
美大、目指してました!!(爆)

親の進言を小言とか呪縛だとしか思えない時期に自由になったものの心元ない生活に不安を覚え、でも親を否定しつつ、何かにすがる感じ、、、でしょうか。

でも、振り返って思うのは、不安定な時期に太宰に嵌らなくって良かったってことでして。

いい大人が愚痴と絶望感を撒き散らしてはいけない。
昨今のネット社会も然り、、、デスネ。

言説、深く受け止める次第です。



鯱美(とらよし)URL 2010/03/04(Thu)21:35:46 編集
一言コメでごめんなさい。
皆様、どうもありがとうございます。

体調は幾分戻ってまいりました。

先週末に養母は一旦帰宅し今週は(甘えた所為で)少々不安ではありましたが、多弁な養母に翻弄されたしばしの生活は今も甘美な余韻として残っています。
しゃかりきになって頑張ったつもりはないのですが、元々呼吸器系に弱くて、、、あはは、歳かなぁ。

皆様の励ましのお言葉、とても嬉しいです。
染み入りました。
もうすこーしだけ休養が必要みたいですが、ココはぼちぼちとやっていきたいと思ってマス。

donjara様、M様、ぱーるぴあす様、kappa様、たいやきやいた様。
そしていつも覗いて下さっている方々へ、お礼申し上げます。


鯱美(とらよし)拝
鯱美(とらよし)URL 2010/03/04(Thu)21:55:41 編集
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生き続ける文学は手を加えられても
『人間失格』の映画化は多難だったようで。それが太宰治の価値というものか。
URL 2010/02/21(Sun)20:59:18
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