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   喧嘩には原因がある
   闘争には要因がある
   議論には理由がある


保守的で、大層右よりだった亡き養父が、田中角栄氏がロッキード事件で失墜した時に、大いに落胆していたことを思い出します。
当時の私はまだ小学4年くらいだったでしょうか。
もちろん政治などまるで知らず、養父母に守られ甘えて暮らしていましたが、養父は「日本はもう駄目だ。」「政治家が居ない。」そんなことばかりを言っており、その苦悩ぶりに、時折不安を感じたものです。

養父は、日曜日には必ずTBSで放映されていた「時事放談」を食い入るように見ていました。
朝っぱらから冷酒をを飲みながら(笑)。
月日が流れ、当時(ロッキードの頃)の養父と同じような歳になって(まだ少し若いかな)、当時の養父と同じ様に日曜日は冷酒を飲み、情報番組ナドを見るようになり、やっぱり親子だな、、、と一人で可笑しがったりもしています。

我が家では、概ね夜7時が夕食の時間でした。その時間は当時も子供向けのアニメ番組とかが放映されていて、そちらが観たくて仕方ないのだけど、その時間は一家の長たる養父が必ずNHKのニュースにチャンネルを合わせました。2階のテレビで早くその番組を観ようと、適当に食事を済ませようとすると叱責され、次の日の同級生との会話についていけないのがほとんどで、悔しい思いをしましたね(笑)。
高校を卒業するまで、朝の民法局が何を放送していたのかは、見せてもらえなかったので全く知りません。
「朝からテレビを見るもんじゃない!」と常に言っていた養父は、NHKだけは正しい情報と信じていました。
養父が亡くなって25年、現在のメディアを見たら耐えられないことだろう。

養父は月刊現代を愛読しており今の私とは全く思想が違うので、存命であれば喧嘩ばかりしてると思う(笑)。

ロッキード事件を憂いた養父の気持ちが、今ならわかるような気がします。
政治不安、社会不安。
偉大な指導者を失って迷走する世界など、もう見たくない。

郵政解散選挙以後、少しばかり政治にも注目するようになりましたが、今回の尖閣問題は外交の大問題を孕んでいるので非常な衝撃を受けました。
経済制裁が始まっているだけに、政治に疎い私のような者でも無視することは出来ない。
かといって何も出来ない自分を思い知る。

政治家の無能さを揶揄することはいくらでも出来るけれど、かといって私には何も出来はしない。

せめて祈ろう。
この国に、かの国への怨嗟が満ちないように。
そして、この国の政治が修正されるよう、誰にも惑わされることなく、正しい目が与えられるように。

政府においては、温家宝さんに恐れず見(まみ)えることしか無いでしょう。
マスコミに向けるメッセージがあるならば、菅さんよ、今すぐ中国に飛べ!
地位と目先の利益に惑わされたことには、目を瞑ろう。

対峙する胆力があるなら、今すぐ行動することだ。



 

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