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先週末、久しぶりに、かつて鯱さん会社に出向して来ていた元広報部長(Kさん)と会うことができました。
部長さんという大層な肩書きを持っていた方なんだけど、アタシは兄ちゃんみたいに慕っております。
仕事でお世話にもなりましたが、大方はアフター6の飲み会の方で(笑)。ええ、この日も当然お酒のお誘い。
ははは、断るワケ無いじゃん!

「最近どう?」と聞かれ、勿論チーム成績のことでは盛り上がりましたが、会社のことを聞かれたのを皮切りに、アタシの愚痴は止まらなくなっちゃって、特にKさんの後任(通称:媚男)のことで散々悪態をついてしまったよ。
全く、嫌な女だ。。。

そのあと、Kさんがぽつりと言ったのは、

「俺さ、この会社の上層部に、出向者ばかりが名を連ねているのは間違ってると思ったんだよね。だから身を引くつもりで出向元に帰ったんだよ。だから、あいつが来るとは夢にも思わなかった。俺が引いた意味まで無くなるってことだよな。」

そうだよ、いっそのこと残ってくれれば良かったのに。

いつも正論を言ってくれる人だった。
それゆえに敵も多かったけれど、何か問題が起こった時は、絶対に部下を守ってくれる人だった。

いい人とか、頼もしい人のように、何時までも居て欲しい人ほど、離れていってしまうように思えてならない。
けど、いい加減、自分もそういう人物にならないといけないってことなんだろうなぁ。
なかなかそうは成れないけど。。。人は誰も、誰かに頼っているうちにその恩恵に預かることに安心し、失って初めて右往左往してしまう。
上司に限ったことではないのだろうけど。。。

さて、そのKさん。ト○タではずっと宣伝部に居た方で、東京池袋のアムラックスとか、お台場のメガwebとかにも籍を置いていたことがあるので、車に関しては滅法詳しいです。

最近のトヨタ車のことであれこれ。

ワタシ:「最近のエコブームに乗って、ハイブリッド車はわかりますよ。でも、何でステーションワゴンタイプばかりなんですか?もう同じような車ばっかりで全然個性が無い。他社との違いもわからない。昔はさ、クレスタとかマークⅡとか、似ている車でもすぐに判ったのに。」

Kさん:「ニーズと言っちゃえばそれまでなんだけどね。でも、新社長は、新型のスポーツ車を開発したいらしいよ。役員連中からは総スカンをくらってるらしいけどね(笑)。」

ワタシ:「総スカンは判るような気がする(笑)。けどそういう気概はうれしいな。だって自動車屋なんだもん。」

Kさん:「しかし、売れないだろ」

ワタシ:「スポーツ車のターゲット層が若者だったら、絶対に売れない。ってか、買えない。」

Kさん:「F1も撤退しちゃったし、興味無くなるよな。」

ワタシ:「F1があろうがなかろうが、どうしても買いたい車が無くなってるからだと思いますよ。」

Kさん:「このご時勢、開発にお金もかけられないしなぁ。。。」

なんとも切ない会話に終わってしまった。
「兄ちゃん、しっかりしろよ!なんとかしろよ!!おい、おい、おい!!」首をシメたくなった。

そんな会話をしながら、養父のことを思った。

「いつかはクラウン」

ずーっと働いて働いて、働き詰めだった養父も、そこそこお金が溜まったら、クラウンに乗りたいって言い続けていましたね。

貧しい米屋の養子となりましたが、懸命に働いたお陰でそこそこの小金は得ることができました。
土地を買って店を構え、小さな精米工場を持ち、更なる事業展開のための投資。
そんなことをしなければ、クラウンくらいすぐに買えるくらいだったのに、養父が念願のクラウンを手にしたのは、病に倒れる1年ほど前でした。26年前のこと。

養父のはしゃぎようは、大の大人でありながらまさに子供のようで、こっちの方がびっくりするくらい。

さてさて、納車されたクラウンを拝もうとしたら、、、「えーーーっ!セダンじゃないのっ?」

洗練された庶民の憧れ、クラウンセダンだとばかり思っていたのに、ソコにあるのは、わごーん、ワッゴーン。
それも中古。

な、なんでこんなもんを、、、。

っというのが、養母も兄も一様で、呆れ顔でした。

「これ、何に使うの?」

と問えば、養父は誇らしげに

「米の配達に決まっとるがや!」

だって。唖然としましたね(笑)。

養父は、成り上がりの商売人が俄かに新車のクラウンセダンを買うには、世間様の目がどうにも気になって仕方がなかったようです。
いかにも「米屋さんは儲かってる」という印象を与えてしまうのではないかと、嫌で仕方なかったようです。
けれど、いつかは乗りたいクラウン。養父にとっては、それが中古のワゴンだったようです。

なので、「ほぅ、クラウンですか!」なんて言ってくださる方には、「まぁ、丈夫ですしね、荷物もたくさん載ります。」
なんて言いながら、灯油やら米やらを積んで配達していました。
その期間は短かったけど。

養父が病に倒れた時、次兄がそのクラウンワゴンを売っぱらっちゃったんだけど、養父は大層残念がっておりました。

「元気になったら、俺がまた買ってやるよ!大体、エアコンつけたらリッター3しか走らない、ガソリン垂れ流しの車なんざ要らんわ!」

養父は、そんなリッター3しか走らない車を、わずか1年の間でしたが、誇らしげに乗っていましたね。
男のロマンを感じた、幸せな時間だったのではないでしょうか。

次兄は、よもや養父が亡くなるとは思っていなかったようで、後々まで、この養父の愛車を売ったことを悔やんでおりましたが。

我が家のクラウンは灯油の臭いがしました。臭いんだよ(笑)。
でも嫌いじゃなかったな。

嫌いなワケないじゃない。。。

養父が生きていたら、昨今の車の丸っこいフォルムなんて絶対に嫌がる気がします。
昔のあのゴツイ、クラウンワゴンで、貴方が愛したオカンと二人で思いっきりデートを楽しんで欲しいな。
また、きっと出会えると思うからさ。

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友人の解体女医が「女の魅力って、なんと言っても二の腕の太さだと思う!」と息巻いて語ったことがありました。
「ハテ、んじゃ、アタシのこのぷよんぷよんの二の腕も魅力なのケ?」っと問うたら、ガシっと掴んで、「太いのとぷよんぷよんは違う!」と給うた。

今夜、その意味がわかったような気がしましたよ。ええ。

解体女医が通う、フラメンコスタジオのショーを観て来ました。
生徒さんと先生の発表会です。
始めに登場するのは、まだ経験の浅い生徒さん達による演目で、その中に玄人肌の方が一人・二人入って、文化センターレベルにならないようにアクセントを効かしておりました。

けれど、流石に15年も通う解体女医の演技は、共演者とのステップもカンテの手拍子ともばっちり合っていて、とてもかっこ良かった。こんなアイツを観れたことがとても嬉しかった。
でも、細いんだよね。。。迫力はあるけど、全然セクシーじゃないの(すまん、許せ・笑)。

この日、会場に着いた時はほぼ満席だったので、1階席を探すの諦め2階席で観ることにしました。
サッカーだって、ある程度高い位置からの方が全体がわかるし、、、なんて全然ジャンルは違うのに、そういうもんかなとの期待もあって。
ええ、実際にその通りでしたネー。二の腕の太い人に目が行ってしまう。ふくよかな人に惹かれる。

振り上げる腕も、揺れる腰つきも逞しくて肉感的に見えるんです。どちらも細いとそれだけで弱々しく見えてしまう。
動きのキレがどんなに良くてもね。
衣装に、お腹の線がくっきり見えちゃったり、ドレスの裾を大きくたくし上げてステップを見せる足が太いほど見栄えがするんだから不思議。
メンコって、細身の人の方がコンプレックスを感じてしまうような踊りかもしれない。
多くの踊り子達を観ながらそう思いました。

フィナーレは、解体女医が尊敬して止まない師匠の独演目、Solea。
なかなか手拍子とステップは同時に出来ないらしいので、今回の演目の中でも、あまり見られなかったのですが、この師匠の演技は、本場スペイン人のようでした。

どう見ても普通に歩いているようにしか見えないのに、タタン、タタンと細かいタップを踏んでいるし、メンコの激しい手拍子とタップを同時に、何度も何度も入れ動作の一つ一つが鋭い。
ええ、太い二の腕も素敵でした。
遠慮なく膝上までたくし上げた衣装の裾からは、太ももまで露わになることもありました。
情熱的でありながら憂いをも帯びた曲、Soleaにぴったりの演技でした。

感動と余韻に浸って、帰宅してからステップなど踏んでみたい気分にかられています。
どどん、どどん、と軽い足どりとは程遠いんだけど(笑)。





映像は今日のショーとは全く関係ありません。
けど、このSoleaより、ずっと素敵でしたよ。

先日、イラクの住宅街における、米軍による民間人虐殺のビデオをご紹介しました。

平和と秩序の探求者

この事件で、そこに居合わせた米陸軍兵の二人が、アメリカ政府の破壊的政策に対し、イラクから手を引かない政府に代わり、アメリカの代表としてこの事件で亡くなられた方のご遺族に、謝罪の手紙を書きました。
その手紙をご紹介します。

AN OPEN LETTER OF RECONCILIATION & RESPONSIBILITY TO THE IRAQI PEOPLE

拙訳を掲載します。

(ここから開始)
現役及び退役米軍によるイラクの人々への和解と責任の公開書簡

平和があなたと共にありますように。

ウィキリークスの虐殺ビデオに描かれている、2007年7月のバクダッドでの(米兵による)投射により、怪我をされ、愛する人を失った全ての方々へ。

私たちは、あなたに、あなたの家族に、そしてあなたの地域の仲間に、私たちの言葉や行動などで、決してあなたが失ったものがまた戻ることはないことを承知で書いています。

私たち2名は14ヶ月間あなたの近隣で任務についていた兵士です。エーサン・マッコードはあなたの娘と息子をバンの中から引っ張り出している時・・・その時、自宅(米国)に残してきた自分自身の子供たちの顔が浮かびました。ジョシュ・スティーバーとは同じ隊の所属でしたが、その日はそこには居ませんでした。しかし彼もまた別の多くの点で、あなたに、そしてあなたの地域の仲間に苦痛をもたらしました。

失ったものは全て、一切戻ってはきません。私たちが求めるのは、私たちの犯した過ちから学び、私たちが出来る全てを成すことです。アメリカの人々が私たちがしてきたこと、あなたにしていること、あなたの国にしていることを、どれほど気づく必要があるかと、人々にこの体験を話すことです。わたしたちが与えた傷を治療するのに、一体何から始めれば良いでしょうか、謹んでお伺いします。

私たちは聞く意志がある人々には誰にでも話しましょう。そういう人々に言いましょう。あのウィキリークスのビデオが示すのは、私たちが引き起こした凄惨な事件の描写の始まりに過ぎません。私たちの経験から、そして他のベテランの兵士の経験から話しますが、このビデオが描写する行為は、この戦争において毎日発生しています。これこそがアメリカが主導しこの地域にもたらした戦争の本性です。

私たちはあなたの愛する人々を殺し、負傷させた者であることを認めます。同様にアメリカ人にも話しましょう。私たちが何のための訓練をされ「神と祖国」の名の下に、何をもたらしたかを。ビデオの中の兵士は「あなたのご亭主は子供を戦闘に連れてくるべきじゃなかったんだよ」と言いましたが、しかし私たちはあなたの近所に、あなたの家族のすぐ傍に戦闘を運んできてしまったことに責任を感じています。私たちは、私たちが全く望んでいない(酷い)ことを、確かにあなたにしてしまいました。

もっともっと多くのアメリカ人が、この名において何がもたらされているか責任を取らなければいけません。私たちは冷酷な心でもって、あまりにも多くの(残虐)行為をしてきましたが、私たちは、あなたに対して行ったことを忘れていません。私たちの心は重いですが、それでもまだ希望を持っています。私たちが否定するように教えられてきた、あなたの人間性をこの国が見直すことを

アメリカ政府は体裁を気にするあまり、あなたを無視するかもしれません。負傷したり、あなたの国で自分が見たもの、自分がしたことで精神的に問題を生じ、退役するベテラン兵士達についても無視するでしょう。しかし、大変遅ればせながら申し上げるには、私たちの国家の指導者達は、最早私達の代表たる価値などありません。国防省の秘書官は「アメリカは、これ以上の評判を失うことはない」というでしょうが、しかし、私たちが立ち上がって言いましょう。私たちの名誉の重要性など、ごく当たり前の人倫との比較において、なんと希薄なものかと。

アメリカ中の、私たちの仲間のベテラン兵のみなさん、そこで奉仕するみなさん、もちろん民間人のみなさんも、海外のみなさんも、私たちにとって当たり前の人道の証明として、この手紙にご賛同のサインをお願いします。私たちの国家の破壊的な政策から距離を置き、私たちの手をあなたに差し伸べましょう。

このような苦しみに、友情を申し出るなど虫が良すぎるかもしれません。どうかわたしたちの陳謝と悔恨と思いを、そして米国内からの変化による献身を受け容れてください。あなたにに、そしてあなたの愛する人に起きたことに対して責任をもって、この戦争と軍事政策に反対の声を上げることに、私たちは最善を尽くします。私たちは、私たちが引き起こした苦痛を耐え忍んでいるみなさんに対し、どんな支援ができるか、心を開いてお聞きしたいと願っています。

厳粛な気持ちをこめて

元米軍スペシャリスト ジョシュ・スティーバー
元米軍スペシャリスト エーサン・マッコード
(おわり)

戦闘地域に行かされた米軍と言えども、人を殺すことは決して許される行為じゃない。
けれど、この手紙を読んでいたら、非常に複雑な気分になりました。
もちろん手紙からは真摯な想いが伝わってきました(とても丁寧に書かれています。)けど、和訳で色をつけた部分に衝撃を受けました。2箇所あります。

◆私たちが求めるのは、私たちの犯した過ちから学び、私たちが出来る全てを成すことです。
◆私たちが否定するように教えられてきた、あなたの人間性をこの国が見直すことを。

65年前の原爆投下からは何も学んでいないのか?他民族の人間性を否定する教えとは、学校教育なのか、米軍の教育なんだろうか?

この二人のこの手紙に賛同し、署名者は2週間足らずで3,200人を越えているようですが、これは多いのか少ないかどうなんだろう?

それでも思うことは、こういう手紙を書くべきヤツは、他に居るんじゃないの?
書き手に「私たちの国家の指導者達は、最早私達の代表たる価値などありません」と言わしめた、当時のバカ大統領とかアホ軍部とか。

ブッシュ!ラムズ!チェイニー!おまぃさん達のことだっ!!
 

 ★追記★
改めて読んでみると、どうもヘンテコな文章のようにも思え、それは訳が下手だからかもしれませんが、謝罪文としては、日本人感覚で言うと、「書かなくてもいいんじゃないか?」と思えるところもあります。
少し意地悪な見方をすれば、このビデオの流出が無ければ、この二人が謝罪文を書くことは無かったかもしれません。
しかしながら、イラクから復員した米兵の自殺が後を絶たないようで(月平均950名)、黙っているより、何か贖罪行動をせずにはいられなかったのだろうと察します。

アメリカでの経済格差は、2年程前から深刻な問題となっているようですので、やむをえず志願した人も少なくないでしょう。
彼らもブッシュ、ラムズフェルド、チェイニー及び軍産企業の被害者です。
いたたまれません。。。

 米軍基地って、何のためにあるんでしょうかね?
国防って何でしょうかね?

いつもはロケン・ロールだけれど、今日はなんとなくクラッシク(注・クリスタルではない)。

んで、やっぱりパブロ・カザルスなのだ。

Pablo Casals plays Bach Suite #1


パッハの同じ曲を演奏するYO-YO MAさんの演奏と是非聞き比べて。

http://www.youtube.com/watch?v=dZn_VBgkPNY&feature=related

私は幼い頃にピアノを少々齧った程度なので、評論など大それたことを言うつもりは毛頭ないけれど、カザルスの音に圧倒されます。

カザルスの経歴をほんの少しだけ。

1876年、スペインのカタロニアで生まれ、母国の内戦のために亡命。
スペインの独裁政権(フランコ政権)による影響と抗議のため、音楽活動を延べ30年ほど休止しました。
最後の演奏が、有名な1971年の国連での演奏。そのときカルザス、御歳95歳!

「私の国、カタロニアの鳥は、『平和・平和・平和』と鳴くのです。」

この言葉が耳を離れない。

peace peace peace の鳥の囀りは、この演奏を聴く限り、決して楽しい囀りではなく、悲しい忍耐と孤独との戦いだったのだろうと思いを馳せると、このカザルス独特の弦の擦れ、軋みは、痛々しくも生々しい争いの連鎖を投射するかのよう。


Casals "El Cant dels Ocells" at U.N. Day カザルス『鳥の歌』


何とも言いがたい重みと言うべきなのか。
平和を称える曲ならば、もっと明るく軽快なものなんだろう。

平和を訴えるこの曲の、鳥の囀りの、なんとも痛ましく悲しい力強さよ!

平和を訴えるなんて、本当は異常なことなんだ。
あって当然、本来約束されているべきモノなんだから。

牧歌的で長閑な、いかにも平和な優雅な曲は、平和を享受した者が奏でられる曲で、
平和を追い求める者とは、ちょっと違う印象を受けるんだけど、これは偏見だろうか?

日本の沖縄だけでなく、原発反対の都市だけでなく、植民地支配されてる国も含め、平和の願いは
カタロニアの鳥のように、何時まで痛々しく苦しげに鳴き続けるんだろう。。。
ここんとこ、どうにも気になっている人がいる。
もう、まさに、「My Love~」ってな感じなのだけど、残念ながら♂ではない(笑)。

pic_cover134s.jpg










高知県出身の漫画家の西原理恵子さん。
波乱万丈のうえ破天荒な生き様が凄いwww。
不思議と不幸な悪臭を漂わせない素敵なヒト。LOVEだぁ~(笑)


THE BIG ISSUE の2010年1月1日号は、彼女のイラストが表紙を飾り、彼女へのスペシャルインタビューがまた面白いっ!!
その内容の一部を紹介しちゃおう。
(このブログは商業目的ではないので、著作権云々は言いっこなしね)

↓ここから引用開始

【人の命とおなじくらい お金の話って大事ですよ】

★「どうしたらそれで稼げるか」で夢に近づく

 「お正月からお金の話?」と驚くなかれ。漫画家の西原理恵子さんは言う。「人の命と同じくらいお金の話って大事ですよ」と。
サイバラさんのお金にまつわる最初の記憶は、魚のにおいとともにある。生まれ故郷は高知県の浦戸という漁師町。生まれて初めて触ったお金には、魚のうろこがついていたという。「漁師さんたちは、水揚げした魚を触ったその手でお金のやりとりをするんです。稼いだお金をわざわざ財布に入れたりしないからねぇ。だからこの町を回っているお金からは、魚のにおいがしましたね。」生活のにおいがするお金が、そこにはあった。
 以降、40年間、お金のいろんな姿を見てきたサイバラさん。それはそのまま、いろんな人間の姿を見てきたっていうことでもある。
 18歳で、美大進学を目指して高知から上京してきた時には、「自分は何をやってもどうやってもこの人たちにかなわない!」と、くらくらしたと語る。「もう予備校でね、如実にわかるわけですよ、『私はこの中で最下位だー』って。でも、親がなけなしのお金で送り出してくれてるんだから、逃げるわけにはいかない。だから『どうしたらイラストレーターになりたいっていう夢がかなうか?』じゃなくて、『どうしたらそれで稼げるか』って考えたんです。何かをやり始めたら、最初にぶち当たる壁は自分の実力を知ること。でも、壁にぶち当たって初めて、やりたいことがぐんぐん現実に近づいてきましたね」
 予備校時代からの必死のイラスト売り込み構成で、一番受けがよかったのがエロ本業界の人たち。「こちとら高知の女ですから、ノリでは負けません!」の勢いで、ノリにノッた。合言葉は「天賦の才能よりサービス精神」
 「晴れて美大に合格してからも、せっせと売り込みに精を出していましたねー。ひとからの依頼に応えているうちに自分の才能の気づかされたりして。才能って自分ではわからないもの、人から教えられるものなんですよね。仕事って、そうやって壁にぶつかりながらも、出会った人たちの力を借りて、自分の居場所をつくっていくことなんですね」

↑引用終了

本当はもっと続くんだけど、大変なのでもう止め(笑)。

でもそれよりも、文字を目で追いながら読むってことは至極簡単で、たとえPCのキーボード上の書き込みとはいえ、文字にすると、文章の意味の重さに気づいちゃう。

実際に魚のにおいがするお札を目の当たりにした気分になる。
その幻想の中に、漁師さんたちの威勢のいい声が想像できるのだ。
魚の鱗のついたお札なんて、生々しくて、営みが感じられていいなぁ。

西原理恵子さん、ご存知でしょうか?

「毎日かあさん」は有名です。
アタマをお団子に結って、玉かんざしをさし、割烹着につっかけ姿の、昭和のおかんが主人公の漫画。

昭和くさい(笑)、だけどこれがイイのだ(笑)。

西原さんの経歴はwikiでも見ていただいたら、その波乱の半生がうかがえるでしょう。

今は亡き夫の鴨志田穣さんとのアジア取材は、人生観を変えるものとなったことだろう。

「カンボジアへ行った時にね、ごみ山でリサイクルするペットボトルと鉄をより分けていた女の子に、一日働いていくらになるのか聞くと、『5000リエル(約200円)』って言うんです。裸同然の姿で有毒ガスを吸いながらの仕事なのに・・・」
「人身売買、売春、盗み・・・お金がなくて、人が人でなくなる現場をたくさん見てきましたね。『こんな職業に就きたい』『こんなおいしいものが食べたい』なんて考える余裕はなくて、考えないこと、あきらめることが希望になってしまっている現場を」


彼女の言葉にふと思う。
諦めることが希望となってしまう現場は、この日本にもあるじゃないか。
毎日100人以上が諦めという希望を胸に命を絶っているんだ。


彼女凄いところは、ギャグ漫画が売りなのだけれど、テーマを与えられると身をもって体験してみるとこ。
実際、ギャンブルをテーマとした漫画をオファーされたときは、ギャンブルを知らなくては書けないとの心意気(?)で5000万の損失を出したとか。
FXをテーマとした漫画をオファーされたときは、FXを知らなくては書けないとの心意気(?)で、これまたン千万の損失をだしたとか。

龍馬さんといい、武市さんといい、ジョン万次郎といい、岡田以蔵といい、土佐男児は傑物揃いだと思ってたけど、おなごも凄い(笑)。


そうそう、西原さんと神足 裕司さんとの共著、「恨ミシュラン」は面白い!!
毎回ゲストを迎える形式で、ミシュランで★をゲットしたお店に乗り込み、実際に食して旨いだの不味いだの、お店から苦情がきそうなほどこきおろすのだ(笑)

この漫画の中に、辺見庸さんが出てくるんだよねー。

西原さんは辺見庸さんのことを、こんな風に表現してる。


私はモノをかいている人や、バクチをやってるおっさんでこうゆうふうな人を見たことがある。どっかがキレたかんじのこわい人

でも辺見さんと飲み歩くうちに、辺見さんが全裸で弾けまくったトコでもみたのかしらん?

「へんみようはアホタレじゃ」

っと、西原談。

高知女、、、素敵だ~(爆)。

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