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おめでとう、そしてありがとう。
32歳。
最後まで諦めない粘り強さも充分に伝わりましたが、何と言っても、2回のゴールのしなやかさが美しくって「なでしこ」という言葉はぴったりだと。
身長180センチの選手が突進してきたら、誰でも怖くて逃げたくなるけれど、懐に入って翻弄する姿は、小柄であるがためのすばしっこさを余すことなく発揮していたと思います。
なんか、男子のサムライジャパン以上にかっこよかった。なでしこはサムライ以上かも。^^
男子サッカー選手は、なでしこの活躍に大いに覚醒させられたのではないでしょうか。
子供でもないのに、おいおいと夜泣きをしてしまったよ
★お詫びと訂正★
あろうことか、大会名を間違えておりました。蹴球会にいるくせに、これじゃ末席さえも汚しまくってるわぃ。。。
失礼しました。
http://www.youtube.com/watch?v=rC5G1aikPzM&NR=1
http://www.youtube.com/watch?v=WmVx9EK-s-Q&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=SfNVnEeUcws&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=zS4E7SHjhx8&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=IM_d6c8zG2M
http://www.youtube.com/watch?v=XmUEfjm9tR0&feature=related
人は過去を簡単に忘れちゃうね。。。或いは知ろうとしない。確かに、知らされないという不都合もあるけれど。
いづれ消されてしまうだろうから、今のうちに視聴して欲しいと思います。
核の抑止力、原子力(核)の安全性。
この言葉のレトリックは、「左に右折する」って言葉を成立させちゃうくらい、矛盾を孕んでいると思うんだな。
初めて会った異母弟と、他愛も無い世間話と、実父の思い出話を聞いて、ちょっとテンションが上がってはしゃいでいたのも束の間。
いきなり相続辞退の書面にサインしてくれときたもんだ。。。
こんなもんか、、、と思った。
異母弟の苦しそうな顔を横目に、素知らぬ顔でサインした。手はちょっと震えていたかもしれないけど。
私を構成する半分を、ずっと知りたいと思っていた。
祖は、愚たる日本人だな、、、と、なんとなく思った。
一人暮らし世帯初めて3割超える…国勢調査
総務省は29日、2010年国勢調査の抽出速報集計を発表した。
一人暮らし世帯の割合は初めて3割を超え、家族類型別の調査でトップになった。日本の総人口に占める老年人口(65歳以上)の割合は23・1%(05年比2・9ポイント増)と、2回連続で世界最高だった。
今回の速報は、10年の国勢調査から1%の世帯を抽出して集計した。
一人暮らし世帯は1588万世帯。病院や老人ホームなどの施設入居者を除いた世帯に占める割合は、05年調査の29・5%から1・7ポイント上昇し、「夫婦と子どもからなる世帯」の28・7%を初めて上回った。これまでは「夫婦と子ども」世帯が最多だったが、未婚者や高齢者の増加が一人暮らし世帯を押し上げたとみられ、少子高齢社会の深刻化を示すものと言えそうだ。
総人口1億2805万人(0・2%増)の内訳は、老年人口2929万人(14・1%増)、15歳未満の年少人口1679万人(4・1%減)、15~64歳の生産年齢人口8073万人(4・0%減)。
このニュースを読んだ夜、TVで独り暮らしの女性に、マンション購入者が増えているとの内容の番組を見ました。番組の中で、30代半ばでライターのような仕事をしているという女性(フリーか会社員かは知らない)が工事中の分譲マンションを見上げ
「先月、契約しました。心配だった住宅ローンも簡単におりたし、家族構成も社会人歴も収入も、根堀り葉堀り聞かれなかったので、嫌な気分になることはありませんでした。時代が変わった感じがしますね。少しずつ女性も受け入れられる社会になったというか。。。」
なんて話していました。場所は東京。
独り暮らし世帯が増えたというニュースと、この番組とに、何の因果関係もないのかもしれないけれど、なんとも後味が悪い心持ちでした。
この女性が喜ぶほどに、今の社会が独身女性にもマンション購入に際し開けているとも、安定した収入を保障しているとも思えない。
高額所得者が見向きもしないような、中間所得者向けの物件が売れなくなってきてるから、窓口を拡げただけなんじゃないかな。不動産業者は「ローンさえ滞らなければいい。」なんて思っているんじゃないのかな。
社会が個人に関わることも、個人が社会に関わることも避ける傾向が顕著になっているような気がします。
干渉され過ぎるのも嫌なものだけれど、気にされな過ぎるのも淋しいものだと思ってしまいます。
この番組を見た時は、自由気ままな女のことなんかより、年金が頼りの独居老人や生活保護を受けている失業者や不安定な非正規労働者に焦点を当てろーっ!!なんて憤慨していたけれど、画面で笑う女性が数年後に苦しむ時代になるのかもしれない、、、と思ったら戦慄しました。決してありえないことではない。
社会や人との繋がりが薄れていくのは、絶対に「自由」なんかじゃない。
その辺りを履き違える人には、大いなるしっぺ返しが来るのではないかと、気持ちがザワつきます。。。
もうひとつはこんなニュース。
トヨタも土日操業 現場は混乱なく生産
◆保育、下請けにしわ寄せも
夏の電力不足対策として自動車業界が打ち出した土日操業で、7月最初の日曜日の3日、愛知県内に生産拠点を持つトヨタ自動車や三菱自動車が振り替え操業を始めた。三重県のホンダも2日からスタートしており、納入する部品メーカーもそろって週末に稼働。土日操業は9月まで続くが、生産現場では混乱はなかった。
自動車産業が集積する愛知県内では、出勤する従業員の車や、部品輸送のトラックが平日並みに幹線道路を走行。県警は豊田、刈谷、安城など10警察署管内で、信号を平日のサイクルに変えて渋滞緩和策を取った。
三菱自動車は3日から生産部門の始業時間を45分早めた。
土日操業は、夏場の平日昼間に集中する電力消費を分散させる措置。国内最大の製造業である自動車産業の操業日振り替えで、木、金曜日の電力消費ピークは大幅に抑えられる。
ホンダや日産自動車などはひと足早く2日から土日操業を開始している。
ただ、従業員の休日がずれることで、共働き家庭などで子どもや高齢者の預け先確保で心配する声は強く、自治体は休日保育の強化策に追われている。
また、下請けメーカーには自動車以外の部品も作っている企業が多く、従業員の休日確保に悩む会社も。交代で休みを取る工夫が必要だが、愛知県内のある部品メーカー社長は「自動車と他業界の両方を担当する社員はなかなか休めない。会社の人件費もかさむ」と話している。
節電の名の下に、地域では核家族さえも分断され初めています。共働きの夫婦のシフトが違えば、家族で過ごす束の間の週末の時間さえ奪われます。
コミュニケートの時間が無くなるのは、特に小さなお子さんを抱える家庭では、由々しき問題だと思う。
東北の復興のためと言うなら誰もが協力するだろうけど、そもそも何のための節電なの?
3ヶ月経てば、被災地の人々は救われているのか。
義援金が被災者に行き届き、政府からの生活支援も受け、仮設住宅に入居し、職を得て生活を立て直せるようになっているのか。
農業・漁業・畜産従事者の資産損失に対する保障とか補填とかも始められているのか。
福島の子供達1,000人の45%が甲状腺被爆していることに、何らかの対策がなされているのだろうか。
そんな約束を果たすための節電だったら、何だってする。
名古屋の強烈な熱帯夜も、エアコン無しで凌いでみせようじゃないの!
だいたいね、節電!節電!と叫ぶ永田町や霞ヶ関や電力会社やマスコミ各社の、肉付きのよろしい方々が、汗なんかかいてないじゃない。ハンカチなんか手にしてないじゃない。
スーパークールビズとかなんとか言いながら、みんなきっちりスーツ姿で、節電中の暑苦しい中でよくも平気でいられるものだと思う。
土日操業を決めた大手メーカーは、とりあえず3ヶ月と、真夏の節電対策のための期限を切ったけど、政府はその間に何が出来るのか、とくと拝見させてもらいましょう。
暴言、失言、辞任、政局、ちょびっとのサプライズ、支持率アップ、吃驚人事、政権維持、暴言、失言、辞任、、、
そんなループが延々と続くだけの3ヶ月になりそうだけど、エアコン無しで過ごしてやろうじゃないか!
就任してすぐに辞任した松本某の顛末について、昨日の夜に知りました。
この人、就任会見から変だった。
サングラス会見、チームドラゴン発言、岩手で復興キックオフ(岩手県知事に向かってサッカーボールを蹴る)、宮城県知事への恫喝。
「言葉が足りなかった」とか「九州人なので言葉がきつくなる」とか「傷つけたらなら申し訳無い」とか、見苦しい言い訳を残しているけれど、アンタの言論を云々する以前に、アンタの一挙手一投足が、映画の「極道」と同じなんだよ!
こんな外道でも「辞任すれば復興が遅れる」という懸念があると思うけど、こんな奴の下で希望を描ける復興案など有り得ない。むしろ被災地の人々が傷つくだけだと思う。
(かといって宮城県知事も、新復興相の平野氏も、相当胡散臭いけれど。。。)
「菅首相以外に誰がいるの?」なんて声が聞かれるけれど、誰も居ないのは明らか。
ならば国民が変えて行くしかない。
誰が首相になっても同じ、、、と諦観する前に、原発を反対してみたり、消費税増税を反対してみたり、TPPを反対してみたり、その世論が大きくなることで、主権者たる国民を無視していられた政府でも聞かざるを得なくなります。
傍観と諦観はいけない。
誰もが同じ思いを共有し合わなければ、政治は変えられない。
誰かが変えてくれるのを待つのではなく、変えられるほどの大きな市民の力の一部にならなくちゃ。
だから、独居世帯の増加は深刻だと思う。
思いを共有し合えない社会が怖いと思う。
親子三世代が共に暮らし、祖父母や父母、地域のコミュニティーの思想や、社会の動向を教えてくれる人々が身近に居なければ、社会に関心さえ持たなくなってしまう。
そんな分断され続ける社会が怖い。
国民総意の節電スローガンの下、3ヶ月後は劇的に復興しているものかどうか。。。
エアコンはつけない。
馬鹿らしいけど、つけない。
井伏鱒二さんの「黒い雨」を再読中。
その作品に向かわしめたのは、やはり東電による福島原発事故です。事故による放射線被害を、広島の原爆被害と重ねてしまうのは、何も私だけではないでしょう。
けれど、被爆による苦しみの実態よりも、この作品を一流文学たらしめた、何かを包括し、且つ拡散する描写に心が揺さぶられました。実は、夏目漱石さんの作品にも遠藤周作さんの作品にも匂います。
無力な一人の人間の苦しみや悲しみの外側に、幾重にも巻かれる薄絹の腹帯のようなもの。
私が感じた「薄絹の腹帯」とは、例えばこんなもの。
復興に忙しなく働く人々を急かすことなくゆったりと流れる時間、助け合いながらも時には辛辣なことを言う人々、人造物は破壊され尽くしたけれど眼前にある山々や河川と海の輝き。
元気に走り回る子供達が滑って転ばないようにと、毎日せっせと銀杏の落ち葉を掃くおじいちゃんだったり、一人の娘の結婚話を纏めるために心を痛めたりする地域の人々だったり。
芒種、虫供養のような郷土の慣習や、生活に根付いた子供達の数え歌。窮乏していた当時の食卓事情などを読むと、自分が知らない植物ばかりだったり。
人同士が密着し、それらの人々が自然と密着していた様子が、非常に苦しい時代であり(当時はまるでその影響が分からなかった)放射性物質が降り注ぐ過酷な状況下であったのにもかかわらず、その人と自然の繋がりを、今では羨ましく思いました。
井伏さんの作中の人物は、これがまた皆、謙虚なんです。
現代人、特に都会人には見受けられないんじゃないかと思います。
止まらない鼻血、どんどん無気力になっていく「ぶらぶら病」。
『ひょっとしたら、此処に留まることは良くないのではないか』
そんな不安を抱えながらも広島に留まった人々は、行くところが無い人ばかりではありませんでした。
郷土を愛していたからなのでしょう。
その思いは、「自分は一人で生きている」なんて思い上がった考えを持つ人には分からないでしょうね。
『郷土の大自然の恩寵と、その周りの人々の善意によって生かされている』
そんな感謝の念が、故郷を離れ難くさせたのだと思います。
川上弘美さん、浅田次郎さんと村上春樹さんを除いて、現代文学をほとんど読まなくなってしまったのは、万物への感謝を忘れ、人こそが唯我独尊だと言わんばかりの作品ばかりだから。
史上最強の捕食者である人間は、実は一人では何も出来ない裸の王様ではありませんか。
誰かの手によるモノに寄って生かされているに過ぎません。
「生きているのではなく、生かされている」宗教観を語るわけでなく、ただ普通に誰もが万物に対する感謝の気持ちを少しだけでも持ち続けていたらこんな世の中には成らなかったように思うのです。
もう逝ってしまった優れた文芸家達のメッセージを、正しく感じて受け取らなければ、申し訳なくってありゃしない。。。
大好きな人形作家、与勇輝さんの作品展が、来週名古屋でも開かれるそうです。
前にもブログで記事にしたけど、上のこの写真、人形なんですよ。バランスを取るための針金なんて入っていなくて、人形自身が一人で立っているんです。
5年ぶりの作品展が来週から開催されるとあって、今からとても楽しみにしています^^
前回、初めて実物の人形を見て堪能はしたけれど、しかしまだ、ただ目の保養のような感覚でした。
懐かしさをソコに見て喜んでいただけのような気がします。
けれど今回の展示会に寄せる与さんのメッセージが、なんだか辺見庸さんのおっしゃる「兆し」を感じ取っていたかのようで、ちょっと見過ごせないです。表現方法は違えども、同じ立ち位置にいらしゃると思いました。
昭和という響きがだんだん遠のいています。日本の歴史の上でも、こんなにも変化の大きな時代はなかったでしょう。
少年時代、空襲警報と共にB29が飛んできた記憶など今も蘇ってきます。やがて街には被災しながらも逞しく生きる子ども達の姿が溢れることになりました。その子達はどのように育ち成長していったのでしょうか。
養母が幼少の頃には、幼い子供も、より小さな弟妹の子守がお仕事でした。
けれど、辛い洗濯や水汲みから開放されて、幼子を負ぶってさえいれば叱られなかったので、遊び呆けるために姉妹では幼子の取り合いだったみたい(笑)。
背負って、耳元で泣き声と息遣いを感じ、兄弟姉妹の情愛を深めていったのだよね。
ちょびっとだけ疎みながらも、背負った重いモノに命を見て、大切にしたんだよね。
作品の題名は「母さんは?」
火垂るの墓の兄妹のよう。
今にも起き上がってきそうなのに、今にも息絶えそう。。。
これはオブジェのはず、ただの人形のはず。
しかし何が迫ってくるのだろう。
与さんは、「5年前の展覧会以後、昭和の最も苦しい時代を表現しなければ、今やらなければ、多大な後悔となるだろう」と、今回は先の戦争で被災した時代を表現するため、制作に5年を費やし、昨年の秋から東京・銀座を皮切りに展覧会を始めました。
その間にあの大震災が起こりました。
どんなに心を痛めたことでしょう。
先の戦争を表現している時に、先の戦争と同等の惨禍が襲ったこと。
あれから65年も経っているのに、当時と同じ景色を見ること。。。。
最近の与さんの作品には、よく可愛らしい妖精(ニンフ)が登場します。
皆、子供の姿で。。。
昭和の香りが漂う子供達は勇ましかったり、健気で無防備な一面を微笑ましく見ることが出来るのだけど、ニンフ達の表情には怯えがあるように思えます。
平和な棲家を追われ、理不尽な仕打ちに怒るよりも、行き場を無くして戸惑う小さなニンフ達。
木の葉で身を守りたい対象は、きっと黒い雨ばかりでは無いんじゃないかな。。。
与 勇輝(あたえ ゆうき)さん、ファーストネームからなぞると、「ユウキ アタエ」。
勇気を与えよ、、、勇気を与える、、、勇気を与えられる、、、
言葉を発することのない人形なんだけれど、きっと独自の言葉を孕んでいるから、こんなに生々しく艶めいているのでしょう。
小さなニンフ達は、きっと人間と共存出来ると思い慕ったから少し過激な悪戯もしたけれど、そんな人間に住処を奪われるとは思っていなかった。
戸惑い、驚き、不安、、、悲しみ。。。
与さんは絶対原発には反対していると思います。
与さんの子供達(作品)が、そう言っています。
★追記★
展覧会の日程を記しておきますね。
○昭和・メモリアル 与勇輝展
2010年 9月16日 ~ 10月4日 東京・銀座 松屋 終了
2011年 3月3日 ~ 3月21日 大阪・難波 高島屋 終了
4月20日 ~ 5月 9日 神奈川・横浜 高島屋 終了
6月10日 ~ 6月20日 鹿児島 山形屋 終了
7月 9日 ~ 8月 7日 愛知・名古屋 松坂屋美術館 開催中
8月10日 ~ 8月22日 兵庫・神戸 大丸ミュージアム神戸
9月 7日 ~ 9月26日 京都 高島屋
10月 6日 ~ 10月17日 栃木・宇都宮 東武百貨店
10月26日 ~ 11月 7日 北海道・札幌 大丸札幌店
2012年 GW 福岡 大丸福岡天神店
2013年 1月12日 ~ 1月26日 岡山 高島屋
ご参考まで☆
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